シャーレの清掃員やってます。   作:Raitoning storm

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清掃員くんの見た目はご想像にお任せします。


清掃員の1日。

 

 

 

清掃員の朝は早いです。

 

 

「ふぁあぁあぁ…」

 

 

起床は朝5:00。

生活リズム的にはまだお腹は空かないので朝食はなしです。

まず歯磨きとうがいを済ませます。ホームレス時代はそんなこと気にならなかったが、朝起きたときの口って結構汚いんですね。

 

シャーレの居住区の、物がない部屋でパジャマから清掃服へと着替えます。今日の来客を確認し、使うであろう部屋を考えながら仕事を始めます。

 

 

 

 

5時45分、

まず向かうのは先生の仕事場。まず机の掃除をします。

ここは先生が毎日使う場所、そして来客の人が一番使う場所なので重点的に掃除を行います。

 

たまに先生が机で寝落ちをしているので、そうだったらベッドへと連れて行きます。

 

机周りを終えたら、次は先生のタブレット。

中に優秀なOSがいるらしいが、僕には見えません。

「起きてたらいいな」なんて思って声をかけることもあるが、返事は聞こえません。

 

この後に先生が起こしている様子を見るに、多分起きてはいないのだと思います。ちょっと悲しいです。

 

 

画面をメガネ拭きと専用の液で拭いておきます。端末の画面って結構汚れてますし、指紋がついた状態では使いたくありませんしね。

 

 

机の掃除が終わったら次は客間です。

 

 

主にソファ周りを掃除していきます。

 

掃除機のノズルを替えて細かい埃などをとっていきます。

 

そういえばミレニアムのエンジニア部の白石ウタハさんに、やたら高性能な掃除機を勧められたのですが、自爆機能があるということで遠慮しました。爆発してソファが台無しになったらいけませんし、僕もひとたまりもないので。

 

シーツが汚れていれば別途交換します。

 

 

にしても今日は監視カメラや盗聴器が多いですね…。こういうのは後でまとめてミレニアムに届けます。ユウカさんにそうしろと言われたので…

 

 

 

 

 

そんなこんなしているともう7時です。

朝ごはんの準備を始めます。

 

今日の朝ご飯は目玉焼きと魚、漬物とご飯です。

 

 

先生は目玉焼きは半熟派なので固まりすぎないように注意して作ります。

 

初めは僕も全然料理が出来ませんでしたが、ゲヘナの給食部の愛清フウカさんに教えてもらい、少なくとも人に食べてもらえるくらいには上達しました。

 

それにしても給食部のみなさんは大変ですね。毎日あんな量のご飯を作るなんて、いくらヘイローのあるみなさんでも骨が折れそうです。

 

すみません。話がそれましたね。

 

 

 

 

 

そんなとき、

 

 

「おはようございます。」

 

 

「え?あ、はい。おはようございます…」

(びっくりした…)

 

 

救護騎士団のセリナさんに声をかけられました。

 

毎回どこから現れているのでしょうか…?鍵は閉めていたと思うのですが…。

 

 

「体調の方はお変わりないですか?気分が悪かったりしませんか?」

 

 

「あ、はい…。全然元気です。」

 

 

「よかった。何かあったらすぐに教えてくださいね?おそらく私が気づく方が早いと思いますが…」

 

「は、はあ…」

 

 

そう言って目を離したら、セリナさんはどこかへ行ってしまったようです。これってよくあることなんでしょうか…?誰かに相談した方がいいんですかね…?

 

 

ひとまずその二つを記憶の片隅に追いやって、朝食の準備の続きをします。最近先生が疲れてるようだったので、オレンジジュースもついでに出しておきます。

 

あ、目玉焼きが焦げてしまいました。これは僕の分ですね。

 

 

 

 

 

7:00になりました。先生が起きてきます。

 

 

″ふぁ…あ、おはよう″

 

 

「おはようございます…朝ごはん出来てるので召し上がってください…」

 

 

″うん。いつもありがとね″

 

 

「これも拾っていただいた御恩なので…」

 

 

先生が朝ごはんを食べているのを確認したら僕も朝ごはんを食べます。

 

 

 

 

7時30分、大体これくらいの時間に朝ごはんを食べ終わります。

 

食器をまとめて食洗機に入れた後、今日の来客の方に合わせて対応が変わります。

 

 

今日は…あっ、小鳥遊ホシノさんなので…除湿剤は必要ないですね。

 

代わりに仮眠室を整えておきます。

 

 

お二人の邪魔はしたくないので、しばらく他の部屋の掃除をすることにします。

 

 

 

 

そうと決まれば用務員室から台車を持ってきます。経費で降りました。

 

モップなどの必要な道具を乗せたら早速出発します。

 

 

前回散々言ってしまった僕ですが、なんだかんだ掃除は好きです。

 

 

汚れを落とすのは見ていて気持ちがいいですし、綺麗になったのを見ると気持ちが晴れ晴れします。

 

 

12:00ほどまで続きます。

 

 

 

 

 

昼になると、先程回収した盗聴器などを車に乗せミレニアムへと向かいます。

 

 

着きました。

 

着いたら受付にて手続きを済ませます。

 

ユウカさんの方からアリスさんを呼んでくださるそうなのでそれまで待ちます。

 

 

それにしてもミレニアムはすごいですね…優秀な人が多いとよく耳にします。(私生活が終わっている人も多いとユウカさんから聞きますが)

 

 

そんなこんなで、

 

 

「あ!アリスはターゲットを発見しました!」

 

 

アリスさんが来てくれました。

 

 

「こんにちは…例のものは車に積んでいるので」

 

「はい!アリスはクエストを達成させます!」

 

 

アリスさんはとても力持ちなので、僕が苦戦する荷物もさっさと持っていってしまいます。

 

 

「ありがとうございました…よかったらこれをどうぞ。」

 

「!クエスト報酬ですね!」

 

飴だけでこんなに喜んでくれるなんて、お礼のしがいがありますね。

 

 

 

ミレニアムから帰ると、掃除の続きをします。

1日のほとんどはこの作業で終わりますね…。

 

 

途中、

 

「あっ、こんにちは…」

 

 

「うへ、こんにちはー」

 

 

ホシノさんから声をかけていただいたこともありましたが。

 

 

 

 

寝る時は普通に寝ます。

 

 

 

 

どうでしたか…?喜んでいただけたら幸いです…。





クックック…これではただの家事代行サービスですね…。

白亜の予告状(清掃員君入り)見たい?

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