マギアレコード~CROSSOVER/BRIGHTS RIDER!~ 作:カナミーかなみー
そろそろ2期3期の執筆にとりかからねば…
さなとアイ、運命の歯車が何処か違えば会わなかったかもしれない、違う形であえたかもしれない2人。
「さな…一緒に……外の世界へ……」
アイは優しくさなの頭を撫でる。撫でられる感覚はだんだん薄れていき……
カシャン…アイを貫いた剣が落ちる音が響く。
「アイちゃん……アイちゃん……!!!」
さなとアイの別れを見届けるブライツ。そして足元に目をやると…
「床、ない…落ちる!?」
上空にある結界が崩壊した以上、落ちるしかない。
さなは気を失っている。
「くっ!さなちゃん!!!」
落ちていくさなにブライツは必死で手を伸ばす。
「届けぇぇぇぇっ!!!」
共にバイク・ブライツアラーが落ちてくる。ブライツはそれを蹴って勢いを増してさなに近づき、腕を掴む。
「よしっ!!!」
そして落ちてくるブライツアラーに乗り、タンデムシートにさなを乗せる。
〜〜〜
一方神浜セントラルタワー屋上・ヘリポートでは…
「大変でございます、最悪の状況でございます!」
「もしウチらの監督責任って事になったら大目玉、いや……」
「最悪クビでございます〜!」「最悪クビだよ〜!」
「あなた達のクビがかかっていようと私達には関係ないことよ。」
「早くひとりぼっちの最果てに消えた人達を解放する手段を教えてください!!」
「そんなこと言われましても〜!」「そんなこと言われたって〜!」
大慌ての天音姉妹に槍を向ける七海やちよ。
「うっし、ビンゴ!やちよの言った通りだな!」
「うん!あとはコレをどうするかだよね…」
鶴乃とフェリシアは、ひとりぼっちの最果てを管理しているであろう怪しい機械を前に話している。
「よし!こういう時はとにかく弄ってみる!えいっ!」
適当にボタンを押す鶴乃。ディスプレイには『引き寄せモード・出力MAX』と表示される。
「コラ2人とも!!」「し、ししょー!」
「あなた達まで!?」「何を勝手に弄っているでございますか!?」
機械からパラボラアンテナが展開し、凄まじい駆動音を響かせ動き出す。
中央区中から自転車、ゴミ箱、自動販売機、あらゆる物がヘリポートの上に飛んでくる。
〜〜〜
「ワイヤー射出!」
ブライツはさなを乗せて、引き寄せられるがままに移動する。
ワイヤーを周囲の建物や引き寄せられる物に巻き付け振り子の様に振られて次から次へと移動する。
「ん………って、きゃぁぁぁぁぁぁ!?」
目を覚ますさな、ジェットコースターよりスリリングで命懸けな状況になってたら当然の反応である。
「なななっ、何が起きて!?」
「起きた?今更だけどこれ、ヘルメット被って。」
「あ、はいわかりました…ってそんなこと言ってる場合じゃないですよね!?」
突っ込みつつも顎紐をしっかり絞めてヘルメットを被るさな。
「と言うか、私達今どこに向かってるんですか〜!?」
「わからん!でも周りの物まであの建物の上に吸い寄せられてるから俺達も流れに乗って!!」
ハンドルにあるボタンを押すブライツ。
マフラーから炎を噴き出し勢いを増して進んでいく。
〜〜〜
そして一方のアリナ・グレイ
彼女も近くのビルから飛び降り最果ての世界の残骸に乗って進む。
そして掌から緑のキューブを出現させる。
飛んでくる複数の巨大な瓶に向けて投げると、キューブが展開して瓶を包み豆粒のようなサイズに縮小され、キャッチしそのまま引き寄せられるがままに進んでいった。
〜〜〜
セントラルタワーにはあらゆる物が集まってくる。看板も道路標識も信号機も集まって山の様に積み重なる。
「みんな避けろーー!!!」
ブライツアラーに乗ったブライツもそれに吸い寄せられる。
「ヒナタさん!」「こっちに突っ込んでくる!?」
「さなちゃん、舌噛み切らないでよね!!!」「ええええっ!?」
「よいしょっ!!!」
「「ああ〜〜〜〜!!!」」
あらゆる物を引き寄せていた、最果ての世界を管理していたであろう機械をブライツアラーで踏み潰される。
「何でことしてくれたでございます!!」
「“名無し人工知能のウワサ”も“管理サーバーのウワサ”も潰されて……」
「まさに悪魔の所業でございます〜!!!」「まさに悪魔の所業だよ〜!!!」
「ブライツ、その子が」
「そう、二葉さなちゃん」
「あ、あの…」
ブライツはバイクから降り、さなの手を取ってシートから降ろす。
「死ぬかと思いました…あんなに振り回されて…」
「ごめん、ああするしかなかったと言うか…」
「壊れちゃったヨネ!!アリナの“飼育箱”!!」
瓶を回収し終えたアリナが叫ぶ。
「なんだ?あいつ。」
「アリナ…なんとか言うやつ。気をつけて、天音姉妹とは比べ物にならないくらい強い!」
アリナはキューブを6つ放り投げる。キューブが展開し、中の巨大な瓶を排出する。
瓶を突き破り、中から振り子時計のような姿の“振り子の魔女”が出てきた。
「魔女だと!?」
「“飼育箱”って…ひとりぼっちの最果ての正体は!?」
「魔女を育てる為の隠れ蓑…!」
「魔女も怒ってるんですケド!!」
整った顔立ちを怒りに歪ませるアリナ。
周囲が魔女の結界に呑まれる。
タワーの舌には歯車が、空は朽ちた木で覆われている。
「うおぉぉぉぉりゃあぁぁぁぁぁ!!!」
ハンマーを構え突進するフェリシア。
下から赤い触手が伸び攻撃をしてくる
「やあっ!」
後方からギロチンの刃が飛び、触手を切り裂く。
「私も戦います!」さなも魔法少女の姿へ変わり、盾から棘の付いた鉄球を射出する。
「お前……助かった!ナイス!」
「あなた達、どうして魔女なんかを育てていたの!」
「ウワサと魔女、人の感情も穢れも…」
「どちらも“魔法少女解放”のために必要なのでございます!」「ねー」
「解放のため…?」
『フォームライド!ダブル!ヒートメタル!』
ブライツが風に包まれ装甲の破片が集まり、赤い右半身と銀の左半身の“ブライツダブル・ヒートメタル”へと変える。
ザンシューターも棒状の武器“メタルシャフト”へと姿を変え、振り子の魔女達が振り下ろす振り子を弾く。
フェリシアもハンマーで殴りかかろうとするも、別の振り子の攻撃で弾き飛ばされる。
他の魔女も振り子を叩きつける。敵味方の区別なく、ただただ叩きつける。
「アリナ様!?なぜ私達まで!」
「なんで巻き込むの〜!?」
「飼育箱がデリートするキッカケをクリエイトしたアナタ達も同罪なワケ!!」
「「ひぃぃぃぃぃ!!」」
目の前に振り子が叩きつけられ逃げる2人。
「終わらせちゃってもいいヨネ…?」
アリナが手を上に掲げると、振り子が一斉に上を向く。
「まとめてブレイクしてヨネ!!」
勢いよく手を振り下ろすと、振り子が高速で回転し始める。
当たれば確実に木っ端微塵だろう。
「フェリシア!コネクト!」「おう!」
鶴乃がフェリシアの前に飛び降り手を差し出す。
鶴乃とフェリシアが手を繋ぎ、魔力が共有される。
フェリシアのハンマーが炎で包まれる。
「俺もこいつで!」
Wの文字を模したマークの黄色いカードをドライバー左側の“ライドコマンドスキャナー”に通す。
そしてメタルシャフトをドライバーに翳すとシャフトの両端から炎が噴き出た。
魔女達は3人目掛けて振り子を振り下ろす。
間一髪で飛んで避ける3人。
燃えるハンマーとシャフトがその内の2体に叩きつけられ燃え上がり爆散した。
「アナタ達ギルティーなんですケド……!」
アリナは空高く飛び上がり、足元から猛毒の液体・病原テンペラを滲ませ足場を作る。
アリナの背中を突き破りドッペルの本体が飛び出し、病原テンペラは巨大な彫像の様な集合体になる。
「弁償してくれるヨネ?アナタ達のボディーを魔女に喰わせて、弁償してくれるヨネ!!!」
「あのいかにもヤバそうなのって一体!?」
「猛毒!!魔力を収束させれば浄化できる程度のものだけど、あの量は確実に死にかねない!!」
「でも避けようったってどこに避ければ!!」
病原テンペラが集まってできた腕が3人を叩き潰そうと上がる。
「アメイジングなアートになって償ってヨ
アリナの帽子が飛ぶ。引き寄せられた瓦礫の山の上に、銃を構える人が一人。
「そこまでよ。」
「あの人ってさっき助けてくれた…」「たしか巴…「マミよ」そうそれ」
「好き放題やってくれたわね……芸術とやらはもう済んだかしら?」
アリナにマスケット銃を向ける巴マミ。
アリナはため息を吐いて病原テンペラを自身に集めて消し去る。
「月夜さん、月咲さん、キューブの予備はまだあるわね?魔女の回収を。」
「「は、はい!!でございます!」」
2人はアリナと同じキューブを5つ投げて魔女をその中に閉じ込め回収する。
結界を生成・維持する存在がいなくなったことで結界は消滅し、元のタワーの屋上に戻る。
「……最果ての世界が消えたと思って来てみれば…」
梓みふゆもその場に現れる。
「やっちゃん」「みふゆ、あなた達は…」
「今の魔女…随分育っていたみたいだけど何かしてはいないわよね?」
「………ふっふふふ…アッハハハハハ!アッハハハハハハハハハ!!!」
狂った様に笑うアリナ。
そして撃ち落とされた帽子を手に取り被り直しキューブを投げる。
「何するつもり?」
「ジャマが入りすぎた…アリナはもうリターンするカラ。バイバイ」
投げたキューブが展開し、それに包まれアリナの姿は消失した。
「二度も三度も助かった、本当にありがとう。」
「あなた、見滝原の…」
「この間はごめんなさいね。私もよく事情を知らなくて……」
巴マミはマスケット銃をリボンに変えて消す。
衣装の胸元には、マギウスの翼のシンボルが輝いていた。
「こいつ、マギウスの翼だ!」「まさかあなたまで…!」
「全ては救済のためよ。私も犠牲の出ない方法を模索しているわ。救済は望むけれど、マギウスの強引なやり方には賛成できない……」
「魔女の暴走も、ウワサの伝播も私の方でできるだけ食い止める様に努力するわ。」
シンボルを握り締める。
「あなた達にもわかる時が来るわ。私は全員救ってみせる、魔法少女も、それ以外の人達も!」
「……私には、私が導いてしまった人への責任があるのよ……」
「あの、それってどういう…」
マミはみふゆや天音姉妹の方に近づく。
「待ちなさいみふゆ!あなた達のやり方は魔女とおんなじだわ!!」
「………ごめんない、やっちゃん。」
みふゆは月の幻を投影し、マミと天音姉妹と共に消えた。
事態は進展を見せることなく、この一件は幕を閉じた。
〜〜〜
翌日のみかづき荘、
「二葉さん、その箱を取ってくれないかしら?」
「こ、これですか?」「そう、ありがとう」
さなが使う部屋の掃除と荷物の整理をしていた。
「ここに住んでるのは、ヒナタさん以外魔法少女だからみんな見えてるし声も聞こえてるよ?…あれ?ヒナタさんなんでさなちゃんのことが…」
「言われてみたら……なんでだろ?まぁそのうちわかるでしょ。」
箱の中にある物を手に取るさな。それを開いてみると「チェス…」「ああ、前の入居者が置いていったのね。もう随分と前の話だけど……」
「アイちゃんと、ゲームをしたんです。何度やっても勝てなくて、何回も、何回も…」
何をしても彼女が上を向くことはなかった。昼食の時も、テレビを見ている時も…
「あーもう辛気臭い!」
「さなちゃん、大丈夫かな?」
「初めてできた友達を失ったんだ。前に進むには多少なりとも時間がかかるさ。」
「ブライツの言う通りね。私達がアイさんの様に一緒に居たいと思えるかどうかはあの子自身よ。」
コーヒーを淹れたやちよは、カップを出そうと食器棚を開く。その時何かを閃いた。
「でも、私達にできることもあるかもしれないわ。」
ヒナタはさなの部屋の前に向かいドアをノックする。
「はい……」
「さなちゃん、よかったら一緒に出かけない?」
〜〜〜
みんなが向かったのはショッピングモール。
「マグカップを買いに、ですか…」
「そう、毎日お客さん用のじゃちょっと寂しいでしょ?いつの間にか人も増えたことだし、みんなの分をね。」
「私も私も!」「あなたは…前に持ち帰ったのが家にあったはずでしょ?」
「新しいみかづき荘用だよ!」
「いいですね!」
雑貨屋のマグカップのコーナーに着く。
それぞれが思い思いのマグカップを選ぶ。
「さなちゃんはどんなのがいいかな?」
「えっと……猫。猫がいいです……!」
「猫…確かあっちの方にいくつかあった気がするから…行ってみよっか」
「オレは牛柄!」「なんで牛?」「美味いじゃん、肉も牛乳も。」「食い気で選んだの!?」
「美味いもん食ってる時は誰もケンカしねーじゃん。それに牛は家族仲良しなんだぞ。それにすっごく賢いんだ……あ、鶴乃はこっちの豚柄のにしろよ。回鍋肉うめーじゃん。」
「確かにそうだけど!万々歳の看板メニューの一つだけど!!なんか違ーう!!!」
「やちよさんはどれにしますか?」
「そうね…」
「ヒナタ、さんはどれにするのですか?」
「あ…どれにしようか……」
数分後、それぞれ気に入ったマグカップが見つかった。一方のヒナタは……
「野菜柄…はフェリシアちゃんと食べ物で被る、やめとこう。星…はやちよさんの月と天体繋がり、ボツ……」「ヒナタさんすごく悩んでる…」
「いい加減にしなさい!そんなに悩むならもう買わないわよ!」「そんな!えー、あー!もうコレにする!」
〜〜〜
みかづき荘に帰って来たみんな、
いろはは薄いピンクに花の柄、やちよは青に三日月の絵が描かれた物、
鶴乃はオレンジのリボンの柄、フェリシアは可愛い牛の絵が描かれた紫の取っ手の物、
さなはクローバーと猫の絵が描かれた緑のマグカップ。
そしてヒナタは……
「結局無難に白一色のやつ、か……」「いいじゃん、牛乳みてーで。」
「記憶も中身も何にもない自分を見てるみたいで……開き直ってるつもりだけどなんか…」
「だったらこれからヒナタさんらしい色を、みんなで見つけていきませんか?」
「おおー!いろはちゃんいい解釈!」
「そうね。あなたの記憶が戻った時、自分らしい色が見つかるかもしれないわね。」
「ありがとう、みんな!」
「なんかこういうの、家族って感じだね!」「家族……私の、家族……」
〜〜〜
夕方、さなはみかづき荘からどこかへ出かけていった。
向かった先は水名区にある二葉家。
鍵を開けて家の中に入る。
まず向かったのは自分の部屋。
部屋の前にはご飯が置かれている。
リビングから家族の声が聞こえる。
「模試は問題なかったよ。もちろんトップ!」
「それなら受験は確実ね!お母さん安心できるわ!」
「オレだってチームのセレクションに合格したんだ!今度からクラブチームでサッカーできるんだぜ!」
「ほう!それは凄いじゃないか!その調子で励むといい!二葉家の人間として、恥ずかしくないようにな。」
「母さんが支えてくれてるからだよ。」
「母さんには心配掛けないよ。」
「母さんは、家事と美味しい料理を頼むよ!」
「もちろん!私達家族ならなんでも乗り越えていけるわね!」
「そうだとも!ハハハハハ!」
家族みんなの笑い声が響く。
〜〜〜
必要な荷物を持って二葉家を出るさな。
周りの家からも幸せそうな声が聞こえる。
〜〜〜
「ただいま……」
「おっ、さなちゃんおかえりー!ご飯できてるよ!」
「おかえりなさい、さなちゃん!」
晩御飯はいろはが作った豆腐ハンバーグ。
ヒナタはそれを食卓に並べる。
「あ〜っ!またやられた!」「ふっふっふん、私は強いから勝ぁつ!」
「もう一戦!もう一戦やるぞ!」
「さなちゃんも一緒に遊ぼ!2人でフェリシアをボコボコにしちゃおう!」
「あ、うん」「遊ぶのは食べ終わってからにしなさい。」
テレビゲームで遊ぶ鶴乃とフェリシア、中断するように言うやちよ。
「そういえばフェリシア、あなた万々歳で調理場も手伝ってるんでしょ?来週から夕食当番に入りなさい」
「えぇ〜!?」「働かざる者食うべからず、だよ!」「さなだってやってねーじゃんかよ…」
「あ、あの!私、ちょっとだけ料理できます!私も来週から、ご飯作ります!」
「ええ、ぜひお願いするわ。」
今の私の居場所はここ、みかづき荘。
ここの一員になれる様に、頑張ろうと思うさなだった。
〜〜〜
『ホベーミャン!ホベーミャン!」
『ホベーミャンビョゴゥ!」
ツバメの様な姿の使い魔が飛び交う庭園らしき場所。そこがマギウスの翼の本拠地“ホテル・フェントホープ”。
「これでひとりぼっちの最果てのウワサも消えてしまいました。仮面ライダーとやっちゃ……七海やちよの一派によって消されたウワサはこれで四つ目。これ以上数が減るのは計画の進行に支障が出るかと……」
誰かに報告をする梓みふゆ。
報告を受けている相手は2人、優雅にアフタヌーンティーを楽しんでいる。
その内の1人が、みふゆに一枚の封筒を投げ渡す。
「これは…かしこまりました。」
〜〜〜
フェントホープ内の自室に戻るみふゆ。
「(もう、今の私をやっちゃんは絶対に許してくれないでしょう…)」
そう考えていると、部屋のドアベルが鳴る。
出てみると天音姉妹の2人が。
「お二人ともどうしたんですか?」
「みふゆさん、晩御飯まだだよね?」
「え?あ、はい…」
「では、お台所をお借りするでごさいます。」
スーパーのレジ袋を持った2人が部屋に上がり込み、台所に立つ。
「どうせいつもコンビニか外食でしょ?同じものばっかり食べてると栄養偏っちゃうよ?」
「「ねー♪」」
2人は料理を始める。懐かしいあの頃の思い出が頭を過ぎる。
やちよと、かつてのチームメイトと共にご飯を作ってみんなで食べたあの日…
「(まったく…年下の子達に気を遣わせるなんて、ダメな先輩ですね……)」
「(この子達のためにも、絶対に成し遂げないと、魔法少女の救済を。私は躊躇いませんよ、やっちゃん。)」
〜〜〜
「そうなんですか、妹さんを探して…」
みかづき荘では今の目的を話し合っていたところだ。
「うん…なんでういの存在自体が消えちゃったのかはわからないけど、多分そこにウワサが関わってるんだと思う。」
「みふゆもマギウスの翼行っちゃうしもうわかんないことだらけだよ。」
「マギウスの翼の目的って一体なんなんだろう…」
「魔女とかウワサとか匿ってんだろ?じゃあ悪いヤツじゃん!」
「あいつらの言う“救済”とか“解放”って一体なんなんだ…?『感情とか穢れが必要』とか言ってたけど、どうやって……」
「そういえばひとりぼっちの最果てには、マギウスの翼も出入りしてたのよね?」
「環ういって女の子のこと、何か言ってなかったかな?それに灯花ちゃんとねむちゃん、ういと同じ病室だった子達なの。」
「ねむ……?それって“マギウス”の“柊ねむ”の事ですか?」
「えっ……?」
〜〜〜
「仮面ライダーに七海やちよとその一派、そろそろわたくしめ達も本気で潰しにかからないとだね?」
「目には目を、歯には歯を。そして仮面ライダーには仮面ライダーを……命を削って作り上げたウワサを、ああやって使い捨てられたのは癪だけど、準備は整った。」
「フクロウ幸運水のウワサの内容を弄って得たライダーの身体データ、天音姉妹が奪ったカード、そして名無し人工知能のウワサから収集したドライバーなどの詳細なシステムデータ……」
「それらを統合して完成させたわたくし達の“仮面ライダー”」
テーブルの下からジュラルミンケースを取り出し、テーブルの上に置いて開く。
その中にはブライツィードライバーと似た変身ベルトと、一枚のカード。
「“ルモールドライバー”……君なら使いこなせるはずだよ、巴マミ。」
「……はい」
そういえばまどドラ、メインストーリー終わりました。
おりマギ最高にゾクゾクしました。
優木沙々可愛い。顔芸すごい好き。
キリカはおとなしく謝るっちゅーなら考えたるが織莉子おみゃーだけは許さん!
覚悟はええな、織莉子!(某悪魔博士風に)
おりマギ回はギャグ寄りの話を予定しています。
最もかなり先の話ですが…
その頃にはブライツの最強フォームも出てます…
ではまた次回。