マギアレコード~CROSSOVER/BRIGHTS RIDER!~   作:カナミーかなみー

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一か月以上ぶりです、カナミーかなみーです。

年度末の授業やテストに追われてました。

気づけばマギレコアーカイブ配信も終わってまどドラが始まってしまいますね…

次話こそは善処します。


第7話・Wings of MAGIUS/願いより叶えたい願い

神浜市のとあるタワーマンション。

 

数年前、その一室が全焼する大火事が発生した。

 

「父ちゃん…!母ちゃん!!」

 

泣き叫ぶ深月フェリシア。

 

彼女の前には、大きな口を開ける臓物のような魔女がいる。

 

「なんだよ…なんなんだよお前!!!」

 

その魔女に叫ぶフェリシア。魔女は答える事なく姿を消した。

 

「アレは魔女だよ。」白いウサギか猫のような生物“キュゥべえ”が現れる。

 

「ま…じょ…?」「そう。人の心を内から喰らう怪物さ。君には、その魔女と戦う力が眠っている。ボクならそれを目覚めさせてあげられるよ?」「オレは…」「さぁ、君はどうしたい?」「魔女を…オレは魔女を殺すっ!!!!」

 

 

悪いないろは。オレは魔女だけは…魔女だけは、絶対に…

 

 

〜〜〜

 

「なぁ、ホントにこんなとこにいんのかよ。お前らのボス。」

 

フェリシアは“マギウスの翼”と名乗る黒ローブの集団と共に神浜市内の地下水道を歩いている。

 

「…………」「なんとか言えよ!!」黒ローブ達は何も言わない。

 

地下水道を黙々と歩く。奥に、奥に歩いていく。

 

しばらくすると、開けた場所に出る。

 

「初めまして、深月フェリシア。」

 

白いローブを羽織る、瓜二つな顔の少女が2人。

 

「“マギウスの翼・白羽根・天音月夜”にございます。」

 

「同じく“白羽根”の“天音月咲”だよ。」

 

「お前らがこの黒っちいののボスなのか?」

 

「全然違うよ。“黒羽根”よりは上だけどね?」天音月咲が答える。

 

「私達は、“マギウスの翼”“マギウス”の御三方の目的を遂行する為の集団なのでございます。」

 

天音月夜も答える。

 

「彼女達の“翼”となる集団なんだよ?」

 

「ねー?」

 

「マギウス……?」

 

“魔法少女救済”という、崇高な目的を掲げた方々でございます。」

 

「ふーん、魔女を全部殺せるって本当なのか?」

 

「魔法少女の救済は、魔女の消滅無くして実現いたしません」

 

「それがお代でいいんだったら、ウチらと一緒にウワサを守ってくれないかな?」

 

「よっ、また新入りか?」

 

時を同じくして、赤髪の魔法少女も地下水道を訪れていた。

 

〜〜〜

 

「フェリシアちゃん、着いて行って大丈夫なのかな…」

 

「そんな時の為に……これっ!」

 

いつかの“デカいガラケー”を取り出すヒナタ。

 

「それで何を?」「ふふん、ちょっと待ってて…」

 

ヒナタが番号ボタンを押すと…

 

『ライブモード・ホークセルラー!』

 

カチャカチャ音を立てて、ガラケーは鳥に変形した。

 

「おおっ!凄い!これが言ってた『コレにしかできないこと』なんだね!」

 

感心する鶴乃。

 

「そうとも!名付けて“ホークセルラー”。ブライツアラーの呼び出しも出来るスグレモノさ。」

 

「………でもそれをスマホに落とし込んだ方が便利なんじゃないかしら」

 

「あ…」凍りつく空気。

 

「それに当の本人達がいなくなったのにどうやって追うつもりだったの?」

 

「………と、とにかく!深月フェリシアを追って!」

 

「誤魔化した」

 

ホークセルラーはキィ、と鳴き声を、上げて飛び去っていった。

 

「先にGPSの発信機をあの子につけておいたからそれを追いましょう。」

 

「アンラッキー…」「あの子、信用できなかったもの。」やちよはスマホのマップ画面を見せる。

 

「フェリシアちゃん、魔女に両親を殺されたって言ってました…」

 

「どんな事情であれ、彼女が信頼を失っている事実に変わりは無いわよ。」

 

「………」返す言葉もないいろは。

 

一行は、マップアプリの指す場所に向けて歩き出す。

 

〜〜〜

 

向かった先の地下水道・入り口。

 

「あっ!あの子!“小さいキュゥべえ”!」

 

ホークセルラーとじゃれあう小さいキュゥべえがいる。

 

「この前みたく、案内してもらえない?ミニすけくん。」

 

「モッキュウ!」小さいキュゥべえはホークセルラーと共に前に立って歩き出す。

 

〜〜〜

 

一方フェリシア達は、天音姉妹に連れられて赤髪の魔法少女と共に地下水道のさらに奥へ向かっていた。

 

「お前もコイツらの仲間なのかよ?」

 

赤い魔法少女に聞く。

 

「アタシもコイツらとはさっき会ったばっかだよ。」

 

「じゃあ、お前も報酬目当て?」

 

「今神浜に魔女がわんさか集まってきてるだろ?そんでアタシがいた“風見野市”の魔女も随分減っちゃってさ…」

 

「多分コイツらのせい」「お、おう」「だったらマギウスの翼こっちに着くのは当然だろ?このまま魔女不足で食い詰めるなんて、アタシゃゴメンだね。」

 

「だからグリーフシード、食いもん、寝るとこ。そいつが手に入るならなんだっていいじゃん。」「お、おう!そうだな!」

 

肯定するフェリシアの心の奥に差す影。

 

「(オレは傭兵だ、オレが死んで泣く家族もいない……報酬さえ貰えりゃ文句なんてねぇよ………なのに……)」

 

「顔色悪いぞ?」「あ、うん……」

 

ハッとするフェリシアに、お菓子の入った箱を差し出す。

 

「食うかい?」赤い魔法少女はニッと笑った。

 

〜〜〜

 

最奥の空間、4人はテーブルに着くと、フェリシアと赤い魔法少女に幸運水の入った瓶が差し出される。

 

「コイツを飲み続ければ、ラッキーがずっと続くのか?」

 

「その通りでございます」

 

「でもウッカリ飲み忘れて、24の幸運を使い切っちゃったら一気に不幸が押し寄せてくるから気をつけてね♪」

 

「2杯なら2杯、3杯なら3杯分。積み重ねた幸運と同じだけの不幸が訪れます。」

 

「まっ、だろうな。希望と絶望のバランスは差し引きゼロだ。どっちかだけなんて都合が良すぎると思った。」

 

「マギウスに従ってさえくれれば、お水は毎日差し上げます。」

 

「こんな胡散臭い水で幸せになるより、グリーフシード稼げりゃアタシは十分だよ」

 

赤い魔法少女は瓶を返す。

 

「ふーん……まだそんな物欲しがってるんだ?」

 

「この神浜では、グリーフシードなど必要ないのでございます。」

 

「はぁ?」

 

〜〜〜

 

一方いろは達

 

「まさかこの場所がバレちゃうなんて…」

 

「これも、お客人が飲まれたフクロウ幸運水の御利益なのでございましょうか?」

 

天音姉妹が立ちはだかる。

 

「あなた達も“マギウス”とかいうグループの一員なのかしら」

 

「違うよ。“マギウスの翼”。」

 

“マギウス”の御三方を支える翼にございます。」

 

2人の後ろに立つ、赤い魔法少女とフェリシア。

 

「フェリシアちゃん!」

 

「あなた方も、フクロウ幸運水をお飲みになったのでございましょう?」

 

「幸運がスッカラカンになりたくなかったらウチらの言うことを聞いてよ?」「ねー?」

 

「お陰様でこっちは不幸のオンパレードだ!さっさと倒されてもらうよ!」

 

『ブライツィードライバー!』ライドオンスロットルが装填された

 

ブライツィードライバーを腰に巻き、ライドI/Gスターターを回し、スロットルグリップを捻る。

 

『イグニッション!』「変身!!」『TRANSFORM!ブライツ!』

 

アンダースーツと装甲が展開、装着され変身を完了する。

 

「ウワサの化け物はあなた達の仕業だったんですか!?なんでこんな事を……」

 

「マギウスの為、魔法少女解放の為にございます」

 

「ウワサの被害に遭ってる人もいるんだよ!?」

 

「別に“みんなの為”だなんて、ウチら一言も言ってないし」

 

「いずれにしても、ここから先に進んでほしくないからあなた達が出てきたんでしょう」

 

「その通りでございますが、お会いできた記念にひとつ……」

 

「ウチらの奏でる今宵の共演!」

 

「酔いしれてくださいませ!」

 

2人はローブを脱ぎ捨て緑色の小さなキューブを放り投げる。

 

キューブは緑の光を放ちながら展開し、周囲を結界で包み込んだ。

 

結界は複数の魔女の結界の要素が入り混じる異様な状態。

 

「コイツら魔女もどうにか出来るのか!?」

 

「なんだよこれ…どういう事だよ!?なんでお前らが魔女を!?」

 

「ははっ、最高にイカれてんなぁ!」

 

「ご心配には及びません、魔力で操られております。」

 

「さぁ、行くよ!」

 

天音姉妹は飛び上がり、足場の上に乗って横笛を構え吹き鳴らす。

 

ピィィィィィ!!!

 

強い笛の音が響き渡り、使い魔達が動き出す。

 

使い魔達はエネルギー弾を発射して攻撃するが、いろは達は魔法少女の姿に変わり攻撃を捌いていく。

 

「あなた達!自分のやっている事がわかっているの!?」

 

「ゴメンね、でもウチらの計画が完遂されれば全ての魔女が消え去るのはホントだよ?」

 

「魔女を全て消し去るのは不可能よ!!」

 

ブライツは武器であるザンシューター・ソードで使い魔を攻撃するも避けられ、攻撃を受け止めようにも別の方向から攻撃されて追い詰められる。

 

「痛…ホンット運がない…!

 

「流石は“仮面ライダー” 、不運極まりないにも関わらず果敢に向かっておられる。」

 

「また“仮面ライダー” …」

 

「でも不運になるのはウチらにとっても本当に想定外なんだよね。」

 

「でも今ここが好奇。」「今ここで要注意人物の“仮面ライダー” を倒してしまえば、ウチらの評価は鰻登りだね!」「ねー」

 

「ふざけるな!なんか…強いカードはっ!」

 

ベルト右側のカードホルダーから取り出したのは、赤い目元に道化師の様な涙の模様がある、カブトムシを彷彿とさせる見た目のカード。

 

“ブレイド”か、コレで!「“炎扇斬舞”!ちゃらあぁぁぁぁぁぁっ!!!」ちょ鶴乃ちゃん!?待って!うわぁっっ!?」

 

鶴乃の鉄扇による燃える斬撃が使い魔を焼き尽くし、爆煙が起こる。その攻撃にブライツを巻き込んでしまっているが……

 

「ご、ごめん鶴乃ちゃん」「あー、こっちこそごめんね…」

 

「今度こそへんし……ない!」「どうしたの!?」

 

「カードがない!なんで」「あなたがお探しのカードは…こちらでございましょうか?」

 

「ああー!俺のカード!」

 

「やったね月夜ちゃん!コレでウチらの評価も上がるよ!」

 

「ねー…では、私達は」

 

天音月夜が笛を吹くと結界の中心部が崩壊する。鶴乃とやちよ、その周りにいた使い魔達は落ちていく。

 

「やちよさん!鶴乃ちゃん!」

 

「俺もかよっ!?」ブライツも共に落ちていきそうになる。

 

「ヒナタさん!」「いろはちゃん!?」

 

いろはがすんでのところでブライツの手を握る。

 

「運が良いのか悪いのか……では新入りのお二人、そちらの不運な“仮面ライダー” と脆弱そうな方をお願いします。」

 

天音姉妹も穴の中に飛び込んでいった。

 

「くううぅぅぅぅぅっ!!!」

 

ブライツの手を必死で引っ張るいろは。

 

「環さん後ろっ!」

 

使い魔がすぐ後ろまで迫って来ている。

 

「うおおおっ!!!」ドゴン!

 

フェリシアのハンマーの一撃が、使い魔達を叩き潰す。

 

「オレも!」フェリシアもブライツの手を掴み、引き上げる。

 

「フェリシアちゃん!」「いくぞいろは!せーのっ!!」

 

放り投げられるブライツ。

 

「着地っ!成功…ありがとう環…と…深月、「フェリシア」「いろはですっ!」そうだったいろはちゃんフェリシアちゃん

 

「やっと名前…」「さて、反撃開始!」「フェリシアちゃん!“コネクト” しよう!」

 

いろはは手を差し伸べる。

 

「お、おうっ!!」フェリシアもその手を取る

 

 

フェリシアのハンマーから紫炎を噴き出す。

 

「うおおおおおおっ!!!!」

 

フェリシアはハンマーを使い魔達に叩き付ける。

 

ボゴォン!!!

 

 

その轟音は、下に降りたやちよ達にも聞こえた。

 

「深月フェリシア…あの子…」

 

「何事でございます!?」

 

 

 

「オレは!魔女を!!全部の魔女を!!!倒さねーといけねーんだぁっ!!!!」

 

力を、怒りを、決意を込めてハンマーを振り回すフェリシアの前に、使い魔達はどんどん蹴散らされて行く。

 

「父ちゃんと母ちゃんを殺した魔女は!コイツらかもしれねーんだ!!」

 

「だから潰す!全部潰す!!どんなウワサも!不幸も!ぶっ潰してやる!!!!」

 

飛び上がりハンマーを叩き付け、その衝撃で使い魔達を吹き飛ばす。

 

「悪いんだけどさぁ、やっぱアタシも抜けさせてもらおっかなー」

 

赤い魔法少女は穴に向かって話す。

 

『ちょ、ちょっと!あなたまで何言い出すの!?』

 

穴の中から戸惑いの声が聞こえるも

 

「アンタらの言ってる事って…ぼんやりしてて信用できないんだよね」

 

赤い魔法少女はソウルジェムを取り出し、赤い炎を身に纏って魔法少女の姿に変わる。

 

そして槍を生成して投げる。槍の柄は多節棍となり定間隔で柄が分離。遠くまで飛び、槍の刃が結界を貫き、大穴が開いた。

 

「アンタらあの水飲んだんだろ?早く行かねーと間に合わないんじゃないのか?」

 

「でも!」「アタシは大丈夫だって!」

 

多節棍となった槍を振り回して使い魔を切り裂く。

 

「あ、ありがとうございます!行こうフェリシアちゃん!ヒナタさん!」

 

「おうっ!」「オッケー!」

 

いろは、フェリシア、ブライツの3人は大穴から結界の外に出る。3人が出たと同時に、大穴は閉じられた。

 

〜〜〜

 

「さて、急がないとな。こんな時に役に立ちそうなカードは……」

 

ブライツはベルト右側にあるカードホルダーを開いてカードを探す。その拍子でカードが1枚落ちてしまうが気にしない。

 

そして赤いスポーツカーの様な姿の戦士のカードを取り出した。

 

“ドライブ”か。速そうだな!よしコレで行こう!」

 

“ライドオンスロットル”を抜き取りカードをスロットに入れてスロットルを装填し直す。

 

『カメンライド!ドライブ!』

 

「変身!」『TYPE-SPEED!』

 

システムのコンディションを示すディスプレイと共に装甲が展開され、赤いスポーツカーを思わせる姿になる。

 

そして何処からともなく飛んできたタイヤが装着され変身を完了する。

 

その姿の名は“ブライツドライブ・タイプスピード”

 

「すげー…やっぱ、なんかカッコいいな!嫌いだけど!」

 

「お、おう……でもこれなら運が尽きるまでに間に合いそう!」

 

「ヒナタさん、カードが落ちましたよ?これ。」

 

「ありがとういろはちゃん。」

 

落ちたカードを受け取り、ドライバー左側の“ライドコマンドスキャナー”に通す。

 

『フォームライド!ドライブ!スピードダンプ!』『ランブルダンプ!』

 

また飛んできた黄色い重機の“ランブルダンプタイヤ”がブライツドライブに装着されている“タイプスピードタイヤ”を弾き飛ばし装着される。

 

そしてドリル型武器“ランブルスマッシャー”が手元に生成され“ブライツドライブ・タイプスピードダンプ”へと姿を変えた。

 

「へぇードリルか。これはなかなか…」

 

ランブルスマッシャーが轟音を立てて回転を始める。

 

「おお、おお?うおおおおお!!引っ張られるぅぅぅぅぅぅ!!!」

 

ランブルダンプはパワー特化の形態タイプでの使用を想定された高馬力の派生形態。

 

一方現在ベースとなっているタイプスピードはその名の通りスピード特化。

 

「すげーな!こんなこともできんのかー!!」

 

「ほとんどのカード初めて使うからどんな仕様か知らないんだよーーーー!!!」

 

「あはは……ところでなんかこっちに来てません!?」

 

「ホントだ!避けるぞいろは!」

 

「ああああああああっ!!!」

 

ドガン!!

 

地下水道の柱に激突し落下する。

 

「あたた…」「なんかかわいそうに思えてきたぞ……」

 

「そ、そうだ!!私に考えが!」

 

~~~

 

「そぉりやっ!」赤い魔法少女は多節棍を使い魔に巻き付け穴の下に投げ飛ばす。

 

そして彼女も穴の下へと落ちて行く。

 

「あなた!まさかこの量を一度で!?」

 

「頭使えばこのくらい楽勝さ。」

 

「そうね。鶴乃、一気に決めるわよ」

 

「オーライ!“コネ「“アブソリュート・レイン”!!」ちょししょー!!!」

 

やちよの投げた槍が、赤黒いオーラを纏って分裂し飛んでいく。

 

「あーもう!“炎扇斬舞”!!

 

鶴乃が鉄扇を広げ刃と刃を擦り合わせる。

 

火花が散り鉄扇の刃が燃える。

 

槍が使い魔達に突き刺さる。鶴乃は飛び上がって鉄扇で焼き切る。

 

そして槍にエネルギーが収束し、使い魔達を吹き飛ばした。

 

「ちょっとししょー!今のはコネクトする流れだったのになんで「見て」え?あ…」

 

天音姉妹を指差すやちよ。その指の先には2人の穢れで濁ったソウルジェム。

 

「あなた達のソウルジェム、もうだいぶ濁ってる。もうこれ以上はやめた方がいいよ。」

 

「それは、好都合にございます…!」

 

「うん、ウチらにとっては好都合!」

 

「あなた達、まさか!?」

 

「皆様はとても幸運でございます。」

 

「なんたって神浜が魔法少女解放の聖地”である証拠を、その目で見られるんだからね!」

 

2人の影からポールが伸びる。

 

ポールに捕まると黒いオーラに包まれる。

 

オーラは2人を半球状に覆い、月夜の方は植物に、月咲は水に満たされる。

 

「身体から魔女!?」

 

オーラが消えると2人は半球状のガラス、

 

月夜はまるでテラリウム、月咲はまさしくアクアリウムの様な物体の中にいる。

 

「これって…口寄せ神社のいろはちゃんみたいな!」

 

「これこそが“魔法少女解放”の証」

 

「これこそが解放の証たる力“ドッペル”

 

「さあ、私達が思うまま」「さあ、ウチらの思うまま」

 

「全ての雑音から私達を隔絶してよ!!」

 

「全てのしがらみからウチらを絶縁してよ!!」

 

ドッペル、と呼ばれたその姿、天音月夜は“隔絶のドッペル”、天音月咲は“絶縁のドッペル”となって、その力を振るう。

 

そして2人のドッペル から赤い弾丸とガラス状の弾丸が飛んでくる。

 

着弾地点から生える気味の悪い植物やサンゴを避けてドッペルに接近する。

 

「“アブソリュート・ラピッズ”!」「これならどうだっ!」やちよは無数の槍を、鶴乃は鉄扇から炎を放つ。

 

槍は弾丸に阻まれ届かず、炎も手ごたえを感じられないダメージが入らない。

 

赤い魔法少女が飛び上がり槍で突き刺そうとする。

 

ピィィィィィ!「うわっ!」音波の壁に阻まれ弾かれてしまった。

 

「魔女を操るどころか魔女みたいになる!!とびきりイカれてんな、この街はっ!!!」

 

~~~

 

一方いろは、ヒナタ、フェリシア。

 

「はえーはえー!!スゲーないろは!こんなの思いつくなんて」

 

「『上手く勢いに振り回されて進む』。盲点だったね!」

 

ブライツにしがみつき、ドリルの勢いのままに進んでいく。

 

そして辿り着いた最奥。

 

そこに鎮座するのは巨大なフクロウに刺さった角杯。

 

「モッキュ、モキュ!」小さなキュゥべえはフクロウの前に立って鳴いている。

 

「小さなキュゥべえ…もしかしてコレを壊せってこと!?」「よーし!オレに任せろ!」

 

フェリシアは飛び降りてハンマーで殴りかかるも、小さなフクロウの姿をした使い魔に阻まれる。

 

「うわっ!?魔女じゃねーのに使い魔もいんのかよ!」「こいつらは俺が!」

 

ドリルを投げ捨て着地し、カードホルダーから車のエンブレムを模したRの文字が描かれた黄色いカードを取り出してスキャナーに通す。

 

『ファイナルアタックライド!ド・ド・ド・ドライブ!』

 

ブライツザンシューターをドライバーに翳すと、ザンシューターはハンドルが付いた剣“ハンドル剣”に変化した。

 

『ドリフトカイテーン!』

 

“ドリフトスラッシュ”!アタック!」

 

高速で回転し、斬り刻まれ使い魔達は爆散した。

 

……ブライツを巻き込んで。

 

「熱っ!すっごい熱い!巻き込まれるとか最悪」

 

「ヒナタさん…」「お前ホント運ねーな…大丈夫か?」「あとちょっとだ!大丈夫!」

 

一方いろはには“奇跡的に”に当たらない場所に飛んでくる。

 

「この幸運も長くは続かない!一気に決めないと」光の矢を放つが、本体の周りのバリアに阻まれる。

 

「私の幸運、あと幾つ残ってるんだろう…」

 

その時、ふと口寄せ神社で起きた事が頭を過ぎる。

 

「(あの時ソウルジェムから何かが出たような…あれを再現できれば!)」

 

光の矢で使い魔を撃ち抜きながら思い出す。

 

「(思い出して…あの時の私の心、気持ち…ういに会えなかったあの時を!)」

 

いろはのソウルジェムが急速に濁っていく。

 

いろはの心が暗い闇で満たされる。

 

髪があの時の様に伸び、集まり 呼子鳥の姿になる。環いろはのドッペル “沈黙のドッペル”が顕現した。

 

「なんだよアレ!?」「前にもウワサの化け物を相手にした時にいろはちゃんが出したやつだ…でもアレなら!」

 

[強くならないと、何も見つけ出せない。〉

 

[耳を塞げ、その目を閉ざせ、沈黙は命運を見定める。〉

 

「はあぁぁぁぁぁっ!!!」

 

沈黙のドッペルが放つ大量の包帯の様な布。それを振り回して使い魔を一掃する。

 

「あんだけいたのに一撃で!?」

 

そのまま本体に布を放つ。

 

ガギギギギギギ!

 

火花を散らしてぶつかるも、バリアは破れない。

 

「これでもダメかよ…」

 

「だったら、複数の角度から叩く!」

 

ブライツはもう一度黄色いカードを通し、ハンドル剣に変わったザンシューターをドライバーに翳す。

 

『ファイナルアタックライド!ド・ド・ド・ドライブ!』

 

『ダンプ!フルスロットル!』

 

“ターンスラッシュ”!……!」

 

刃にエネルギーをドリル状に収束させる。

 

「シュート!」勢いよく剣をを突き出す。

 

スポッ!「あ!」「すっぽ抜けた!?」

 

運悪くエンジンブレードが突き出した拍子に手からすっぽ抜けた。

 

「どうしよ…終わったかも」

 

「まだです!!!」いろはは沈黙のドッペルの布を操りハンドル剣を押し込む。

 

「はあぁぁぁぁぁっ!!!」

 

バリン!!!

 

バリアを突き破った。

 

「ぃよっしゃ!!!」「ナイスいろはちゃん!!」

 

それと同時に沈黙のドッペルは消滅する。

 

「いろはちゃん!ありがとう!ほんっと、助かった!しばらく休んでて!」

 

アクセルはいろはに駆け寄り支えて離れた場所に座らせる。

 

「頼みます、ヒナタさん、フェリシアちゃん!」

 

「おう!」「頼まれた!」

 

アクセルは再び黄色いカードを通す。

 

『ファイナルアタックライド!ド・ド・ド・ドライブ!』

 

「はぁぁぁぁぁっ、はあっ!!!!」

 

構えを取って精神を研ぎ澄まし、飛び上がる。

 

『ヒッサーツ!フルスロットル!ダンプ!』

 

「フェリシアちゃん!俺を打ち込め!!!」

 

「よっしゃ任せろ!!」

 

フェリシアもハンマーを構え、飛び上がる。

 

「行くぞ!“ウルトラグレートビッグハンマー”!!!!

 

ハンマーの面を蹴って勢いを増して突っ込む。

 

“ランブルドロップ”!!

 

ブライツの左足にドリルが装着され、強化されたキックが角杯が角杯に突き刺さる。

 

「うおおおおおおおおっ!!!ファイヤ!!!!」

 

ドォォォン!!!!

 

角杯を貫き爆散した。

 

「ナイスだったよ二人とも!」

 

「おうよ!」「は、はい!」

 

「いろはちゃん大丈夫?まだ戦えそう?」

 

「なんとか戦えるくらいには」

 

ブライツはドリルを拾い構える。

 

「二人ともしっかりつかまってて!」「よし行けブライツ!アイツらの元へ!」

 

「はいはい、じゃあさっき以上の超特急で行くよ!振り落とされないでね!!」

 

「うひゃぁぁぁぁぁ!?」「ヒャッホー!速い速い!」

 

ドリルの勢いに身を任せ、やちよ達の元に向かった。

 

〜〜〜

 

「流石は御三方。かなりの腕でございます。」

 

「でもウチらのドッペルの前では手も足も出なかったみたいだね。」

 

「参りましょう月咲ちゃん」「いこう月夜ちゃん」

 

2人のドッペルが動く。

 

2つは宙で一つに合わさる。

 

その姿は、ハーバリウムとなって。

 

「これが私達の奥義“隔絶無縁のドッペル”!これであなた方を消し去って差し上げましょう!!」

 

「ウチらの奥義“隔絶無縁のドッペル”!これで/あなた達を消し去ってあげるね!!」

 

“隔絶無縁のドッペル”となった2人は超高速で回り始める。

 

「はぁぁぁぁっ!」「とりゃぁぁぁぁつ!!」

 

いろはとフェリシアが後ろから飛びかかる。

 

「「そんなもの!!」」あっさりと飛んで避けられる。

 

「いろはちゃん!深月フェリシア!」「やったんだな、アンタら」「はい!なんとか!」

 

「でも状況は絶望的よ」

 

「「さぁ、纏めて消えて『フルスロットル!スピード!』えっ!?」」

 

「“ターボスマッシュ”!」

 

いろは達が飛びかかってきた場所からブライツドライブが出てくる。

 

「ブレイク!!!」「「きゃぁぁぁぁっ!?」」

 

超スピードから繰り出されるパンチの一撃で、隔絶無縁のドッペルは砕かれ解除されてしまう。

 

2人はドッペルから投げ出され地面に落ちる。

 

「ブライツ!」「ヒナタさんナイス!」

 

「決まった…!」

 

ドライブの装甲が崩れ落ちる様に消え、元のブライツに戻る。

 

「くっ!ウワサをやられては仕方ありません!「奥義も破られたのはショックだけど、ここは一時撤退だね!」

 

「待てお前ら!」

 

 

「これはどういう事です!?一体何があったんですか!?」

 

 

誰かの声が聞こえる。

 

「も、申し訳ないでございます!!」

 

慌てて声の主に駆け寄る2人。

 

“フクロウ幸運水のウワサ”が消されてしまいました……!」

 

膝を突いて謝罪する。

 

「消された以上はどうしようもありません。他のウワサで帳尻を合わせましょう。」

 

「あの人!たしか口寄せ神社で見た!」

 

「みふゆ…」「やっちゃん…」「みふゆだぁ〜!!!」

 

「この人が、“梓みふゆ”……」

 

「みふゆ〜!!!」梓みふゆに抱きつく鶴乃。

 

周りにいた黒羽根達は武器を構えるが、みふゆは手を伸ばしてそれを制す。

 

「鶴乃さん「本物のみふゆなの!?ホントのホントのホントにホントの!?」えぇ。今度は“本物”ですよ?」

 

「みふゆ!本当にどこ行ってたの!?今日は万々歳でみふゆのお帰りパーティーだね!」

 

鶴乃は涙を溢しつつそう言う。

 

「………残念ですが、それはできません。」鶴乃をゆっくりと離すみふゆ。

 

「今の私は“マギウスの翼”の一員。口寄せ神社まで私を探しに来てくれたそうですね?親友として冥利に尽きます。」

 

やちよの方を見て真っ直ぐに言う。

 

「あなたが残した“神浜ウワサファイル”のお陰よ。」

 

 

「やっちゃんは噂なんて全然信じてなかったのに…不思議なものですね。」

 

「どうして……?どうして私を置いて行ってしまったの!?」

 

「それは違いますよ………置いて行かれたのは、きっと……」消え入りそうな声のみふゆ。

 

「やっちゃんがマギウスの翼に入ってくれるならいつでも歓迎します。」呼吸を整えて話す。

 

「私達は、本気で魔法少女の救済を目指してるんです!」

 

「できない相談ね、ウワサで人々を攫ってどうするつもり?救済救済って、魔法少女としての覚悟は前から決まっていたはずでしょ!?」

 

「やっちゃんは強いですね…」みふゆは目を逸らす。「でも私は、この運命からの解放を夢見てしまった……」

 

みふゆは踵を返して去ろうとする。

 

「待った!」ブライツが止める。

 

「あなたは…“仮面ライダー”でしたね。素顔を明かしてみてはどうですか?」

 

「わかった、でも質問に答えてほしい。」

 

ブライツはスターターを元の位置に戻してドライバーを外す。装甲やアンダースーツが霧散し、元のヒナタに戻る。

 

「何ですか?あなたの記憶のことに関しては私も知り得ないのでどうしようもありませんが…」

 

「それじゃない、あんたやそこの天音姉妹横笛姉妹が言ってる“仮面ライダー”って…何?」

 

“仮面ライダー”の意味ですか…我々を導く“マギウス”がお決めになったあなたのコードネームの様なもの、と言ったところでしょうか……」

 

〜〜〜

 

「にしてもらしくないにゃ〜。そんなヒロイックな名前を付けるなんて。」

 

「ぼく達が“魔法少女にとっての”希望の象徴なら、彼は“その他の人間にとっての”希望の象徴。」

 

“あの人”がそう言ってたから?」

 

「むふっ。要は、ぼく達が倒すべき相手に相応しい名前。その象徴を消し去る様に仕向けてこそ…」

 

「魔法少女救済へのモチベーションアップに繋がる、って事だね?」

 

〜〜〜

 

“仮面ライダー”は、“希望の象徴”…つぅ!?」

 

頭を抱えて膝を突くヒナタ。

 

『ーー助けを求める人の元へ、バイクを駆って駆けつける仮面の戦士、人はそれを“仮面ライダー”と呼んだ。』

 

『君達は“魔法少女”の都市伝説とか知ってるかい?』

 

『だが存在しないとは言えない、魔法少女も怪しい噂も。それを証明できないだろう?

 

灯花ちゃんねむちゃん、それと……ういちゃん?』

 

「ヒナタさん!?ヒナタさん!」「おい!大丈夫かよ!?」「はぁ…はぁ…大丈夫、ちょっと混乱しただけ。」

 

「お望みの回答は得られましたか?では、私達はこれで「行かせないわ」やっちゃん?」

 

「親友だからこそ、あなたを力づくでも止める!」槍を構えるやちよ。

 

みふゆはそれを横目に、自身の固有魔法“幻覚”の力を応用して満月の幻に包まれ、黒羽根や天音姉妹と共に何処かへと消え去った。

 

〜〜〜

 

地下水道から出る5人と赤い魔法少女。

 

「じゃ、アタシは一旦神浜を出るわ。」

 

「本当に助かったわ。あなたがいなかったら…」

 

「いいっての、それに、ちょっと昔の相方が恋しくなってねぇ…らしくねぇな……」

 

「また会う機会があったらよろしくな!ソイツにもアンタらのこと“いいヤツだった”って伝えとくよ」

 

「そういえば、君ってなんて名前?」「アタシは“佐倉杏子”。風見野で魔法少女やってる。そんじゃな!」

 

佐倉杏子と名乗った彼女は風見野に向けて飛び去って行った。

 

「オレもこの辺で、今日の寝るとこ探さねーとだし。」「えっと…だったら私の家に来たらどうかな!私ももうすぐ引っ越さなきゃだけど、その…嫌かな?」

 

「嫌…じゃねーけど、お前の世話になんなくても「私が!私がお世話になりたいの!私弱いから、フェリシアちゃんがいてくれると心強いから!」オレがいたら、お前のこと巻き込んじまうし……」

 

「う〜ん、まずは魔女を見ても暴れださないように修行しよう!」

 

「鶴乃ちゃん…まぁそうだな。強くなるなら相手になるよ」「そうだよフェリシアちゃん!一緒に強くなろう!」「我慢できることも、強さの内よ。」

 

「そうそう!鶴乃お姉さんと一緒に修行すれば最強に我慢強くなれるよ!「あなたも一緒に落ち着きを覚えなさい」ししょー酷いよー」

 

「我慢する時は深呼吸がいいって!」「すー!はー!悲しみを、グッと耐える!」

 

「我慢とまでは行かなくても精神統一のやり方くらいなら教えてあげられるかも。我流だけど。」

 

「あの『はぁぁぁ……はあっ!』ってヤツ?」

 

「そうそれ」「…るさい」「?」

 

「我慢我慢我慢我慢うっさいんだよ!!!

 

魔女が悪いんだろ!?魔女がみんなオレから取ってったんじゃねーかよ!?なんで怒っちゃいけねーんだよ!?

 

なんでオレだけ我慢しなきゃいけないんだよ……!!魔女さえいなけりゃ……魔女がいなかったら……!ふうっ…ふぇぇぇぇん………」

 

膝を突き、顔を覆って泣き出すフェリシア。

 

「………勝手なこと言ってごめんね。」

 

フェリシアの頭を撫でるいろは。

 

「でも私、一緒に帰りたい。じゃないと、明日も明後日も何処かでフェリシアちゃんが寒い思いをしたりお腹が空いてたり、『何か我慢してるかも』って………そんなのは嫌だから。」

 

「いろは………」

 

「今日だけでもいいから、ご飯作ってあげる約束だってあるし」

 

「やちよさん、俺の部屋をフェリシアちゃんに貸してあげてほしいんだけど」

 

「大丈夫よ。あなたが引き払わなくても部屋数は十分にあるから。環さんもあなたも今日はウチに泊まりない。キッチンも使っていいから。」

 

「フェリシアちゃん!」「いろは……オレ……!」

 

その時、フェリシアの頭上に何が落ちてくる。

 

「いて…あん?サイフ?」「あー!!!それ俺の!」

 

「よかったぁ見つかって…中身も無事だ……」

 

中身を見て安心するヒナタ。

 

そしていろはの足元には一枚のチラシが飛んできた。

 

「これは…」「ふーん、新しいバイク屋ができんのか…」

 

チラシを覗き込む様に見るフェリシア。

 

「ん?『新装オープン記念、バイク修理割引券』…」

 

「しゃっ!ラッキー!!コレでパンクも治せる!」

 

「あーっと、まぁみんな手を差し伸べられる距離の人を見捨てられないお人好しだってことだよ、要は。かく言う俺もそうだけど」

 

「なんだよそれ…わかったよいろは。これからオレが世話になってやるよ」

 

「世話になる側がどうしてそんなに大きな態度でいられるのかしら…」

 

「ま、まあいいじゃん!一件落着って感じで!」

 

〜〜〜

 

「魔女を操る魔法少女の集団ねぇ…」

 

神浜のとある電柱の上に佇む佐倉杏子。

 

「神浜市ってのは、マミのヤツから聴いてた以上の場所だな……さてと、アタシもどうすっかねぇ…」

 

〜〜〜

 

翌日のみかづき荘

 

いろはの作った朝ごはんを食べるみんな。

 

いろはは家族からの電話に出ていた。

 

「私は元気だよ!……あー、今はちょっと友達の家で…え?下宿先決まったの!?それでどこに…えぇっ!?」

 

〜〜~

 

数日後…

 

「びっくりしました…まさか下宿先がみかづき荘だったなんて…!」

 

段ボールに入った荷物を運ぶいろは達。

 

「これもフクロウ幸運水のお陰なのかな」

 

「そうね。ひょっとしたら偶然じゃなかったりしてね」

 

「やっとやちよとヒナタのお小言ざんまいから解放されるぜ!コイツら結構小煩いんだよな」

 

「フェリシア!環さんが来るまでにリビングの漫画片付けなさいって言ったわよね!」

 

「うげっ」「言わんこっちゃない…」「陸運支局に出す住所変更の書類、明日までよね?ブライツ。」

 

「えーっと……」「まだ、なのね?」「…すぐやります」

 

「ちょっとだけ心配してたけど、やちよさんもヒナタさんもフェリシアちゃんと仲良くできてて嬉しいです!」

 

「そう……じゃあ改めて」

 

「みかづき荘にようこそ、環さん。」

 

「はい!これからよろしくお願いします!」




仮面ライダーあるある、電話型アイテムのメインギミック、序盤でしか使われない。

ガヴフォンの“ゴチゾウが見たものを映し出す”機能も最初の方でしか使われてない……

今ではただのスマホでしかないですよね(笑)

公式の粗を笑う暇があるなら早く投稿?

すんませんした……

できる限り早く……ではまた。
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