が、3章をプレイしていたら似たタイトルを発見してしまいました。タイトル決めって難しい。
校長先生が帰り、寮は再び私とグリムだけになった。
校長先生が持ってきたご飯を二人で食べながら、二人でお話ししていた。
「グリム、学校にいることを認めてもらえたね。」
「でも、オレ様は入学して勉強したかったゾ……。」
グリムはまだ生徒として入学できなかったことが未練らしかった。
「確かにグリムにとっては入学することがとても大切だと思うけど、当初学校から追い出されていたことを考えたらかなりの進歩だよね。もしかしたら、今後入学を許してもらえるかもしれない。そのためにもまずは雑用係からこなしていこう?」
「仕方がないゾ……。」
なかなかグリムの機嫌は直らない。それだけ入学に対して本気で、あの時にたくさん期待してしまったのだろう。
「校長先生が入学させてくれるんじゃないかと思ったんだよね。気持ちはわかるよ。私も正直調教師とかそういうことをいろいろ教えてくれるんじゃないかって思っちゃった。」
校長先生の言い方がだいぶ思わせぶりなのにも一定の非があるような気はする。
「オマエが調教師になったら、俺様のことを調教するのか?」
「ん〜、私がグリムを従えるなんてあんまり想像つかないな。私1人じゃ出来ることなんて多く無さそうだし、グリムに協力してもらえるように私からお願いしなきゃ」
「ふふん、そうだゾ!俺様のことを敬うんだゾ!オマエは今日から俺様の子分だゾ!」
「まあ、いったんそういうことにしておこうか。いつか対等な関係になれるよう僕も努力するよ。」
またグリムが調子に乗りはじめたけど、あまり悪い気はしなかった。
実際グリムの炎無しにこの結果を得ることはできなかった。
それに加え、自分の何かしたとは言い難い。ただ立ってみてただけ、とはかなり的を射ている。
「魔法を使うっていう夢は叶いそうにもないけど、グリムがいろんな魔法を見せてくれたらそれで満足かな。頑張って立派な大魔法士になってね。」
「当たり前だゾ!ユウもオレ様が大魔法士になれるようしっかり手伝うんだゾ!」
「はいはい。仰せのままに。じゃあ今日は寝て、明日からお仕事頑張ろうね。」
~~~~~~~~~~~
寮内の自室にやってきてベッドで横になっている。
既にグリムは夢の中で、そこそこ大きないびきを立てている。
「なんか、気が付いたらとんでもないことになってしまった。」
目が覚めたら知らない場所にいて、グリムに追いかけまわされたと思ったら闇の鏡に無能の烙印を押され、ゴーストに殺されかけたところをグリムと共に追い払う。
そして明日からはナイトレイブンカレッジの雑用係として、この学校で暮らすことになる。
考えれば考えるほどよくわからない。
しかもこの世界はどうやらディズニーに深く関連している場所らしい。関係こそわからないが、ディズニーの作品群と何か大きなかかわりがある世界。
元の世界に帰れる保証はないけど、なんというか、すごく楽しそうな世界だ。
「異世界召喚、ってやつ?ディズニーの世界なのは結構運がいいのかもしれない。明日からも頑張ろう。」
これから始まる楽しい日々に思いをはせながら、私も眠りにつくのだった。
オリジナルパートを差し込もうとしてみたのですが、なかなか難しいですね。