アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!? 作:文字の忍者-遅筆
X-セイバー、遊戯王の呪文でも一際有名な「サモサモキャットベルンベルン」のベルンベルンを構成するテーマ……と言ってしまうとあらぬ誤解を生むか。
通ってしまえばそれなりに高い展開力で戦線を維持しつつ隙あらばガトムズによるハンデスを狙ってくる……なんか円卓の騎士がモチーフの割には随分とみみっちいことをしてくる奴ら、まあレインのデッキはむしろ手札を墓地に叩き落としてくれた方が助かる盤面も多いので相性で言えば悪くない方だろう。
……とはいえ情報をどう伝えたものか……
「さあ行こうか、騎士たちよ!我がフィールドに「X-セイバー」モンスターが2体以上存在する場合、手札の「XX-セイバー フォルトロール」は特殊召喚できる!」
XX-セイバー フォルトロール
【戦士族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。自分フィールドに「X-セイバー」モンスターが2体以上存在する場合のみ特殊召喚できる。①:1ターンに1度、自分の墓地のレベル4以下の「X-セイバー」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
鉤爪に鎌、剣を構えた3体のX-セイバーたち……なんか明らかに騎士っぽい絵面ではないのは気のせいだろうか。んでレインは多分……大型シンクロを出してくるのを待ってるのかな?
「更に手札の「星見獣ガリス」の効果を発動!」
星見獣ガリス
【獣族/効果】
手札にあるこのカードを相手に見せて発動する。自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、そのカードがモンスターだった場合、そのモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与えこのカードを特殊召喚する。そのカードがモンスター以外だった場合、このカードを破壊する。
「我がデッキの1番上のカードを墓地へ送り、それがモンスターであるのなら相手にそのレベル×200ポイントのダメージを与え、このカードを特殊召喚する!ただしマジック・トラップカードだった場合にガリスは破壊されるが……必ずやモンスターを墓地へ落としてみせよう、応えよ、我が騎士たち!」
墓地に落ちたのは……
「墓地へ送られたのは「XX-セイバー レイジグラ」!よって貴殿に200ポイントのダメージを与え、星見獣ガリスを特殊召喚する!」
『ランスローも負けていない!レイン恵に負けじと一気に4体ものモンスターを展開したァ!』
「……さて、問題はここから、ランスローがどういうルートでシンクロしてくるかだね」
「ドーハスーラの効果が割れていない今がチャンスではあるけども……」
「行くぞ!我はレベル3の「星見獣ガリス」にレベル3の「X-セイバー エアベルン」をチューニング!」
エアベルンが鉤爪を交差させて光の輪に変化し、ガリスが突入。
「太陽と共に昇りし竜よ!我らにその加護あれ!」
……ん?
……XX-セイバー チュンレイじゃ……ない?
「シンクロ召喚!」
「羽ばたけ「オリエント・ドラゴン」!」
「んなぁ!?」
「衣玖?」
「……完全に想定外だ……!」
なんでこうも一番嫌なカードを持ってるんだよ……!
オリエント・ドラゴン
【ドラゴン族/シンクロ/効果】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功したとき、相手フィールド上のシンクロモンスター1体を選択してゲームから除外する。
「オリエント・ドラゴンはシンクロ召喚に成功した場合に相手フィールドのシンクロモンスター1体をゲームから除外できる……竜には竜をぶつけるのみ!真紅眼の不死竜皇を除外する!」
「チェーン、真紅眼の不死竜皇……対象、ユニゾンビ」
「チェーンはない」
「だったらチェーン、死霊王ドーハスーラ」
「何……?」
「……これ以上発動できる効果はない」
「逆順処理」
「死霊王ドーハスーラ、効果……除外、XX-セイバー フォルトロール」
「何!?」
ドーハスーラが杖を振るいフォルトロールを虚空へと消し去る。少なくともこれでガトムズ着地は未然に防げたが……
「真紅眼の不死竜皇効果……特殊召喚、ユニゾンビ」
レッドアイズの咆哮と共にユニゾンビが復活し、絶妙に噛み合わないデュエットを再開する。
「しかしオリエント・ドラゴンの効果により真紅眼の不死竜皇は除外される!」
オリエントドラゴンが一際強く羽ばたき、その衝撃波でレッドアイズが虚空へと追いやられる……結構不味くないか、これ。
「痛み分けか……これ我もガトムズを呼ぶことは叶わず……だが双璧の一方は崩した。バトル、オリエント・ドラゴンで死霊王ドーハスーラを攻撃!」
オリエント・ドラゴンは続け様にドーハスーラを思いっきり蹴り飛ばし、地面に埋めた。やっぱ蘇生が守備限定なのがどうにもなぁ……
『なんとランスロー、レイン恵の超大型アンデット2体を1ターンで両方倒してしまったぞ!』
「残るはサルコファガスだが攻守0のモンスターには何かあると相場が決まっている、バトルは終了。我はカードを2枚伏せてターンエンド、エンドフェイズにレスキューキャットの効果で特殊召喚したXX-セイバー ダークソウルは破壊されるが……そのまま効果を発動。デッキから2枚目の「XX-セイバー フォルトロール」を手札に加える!」
「私のターン、ドロー」
DUELIST | LP | SPC |
|---|---|---|
Lein | 3800 | 3 |
Lancelo | 4000 | 2 |
「スタンバイ、ドーハスーラ、効果……特殊召喚」
『死霊王ドーハスーラはフィールドゾーンにカードが存在する限り何度でも蘇る不死身のモンスター!ランスロー選手、この強大な敵をどうやって突破するのか!』
「ねえなんか僕たちヒール扱いされてない?一応ホームだよ?」
「絵面だけ見れば完璧にこちらがヒールだし仕方のないことでしょう……」
「むう……」
「メイン、ユニゾンビ、効果」
「チェーンはない」
「ならチェーンしてドーハスーラ、効果」
……なんだかんだドーハスーラはアンデット族の効果であれば何にでもチェーンできるのが良い所だ、雑に盤面をこじ開けてくれる。
「逆順処理、ドーハスーラ効果……そっちのセットカード、除外」
「セイバー・ホールが……!」
地味に危ないの伏せてたな……
「そしてユニゾンビ、「霊導師チャンシー」を墓地へ送り、ドーハスーラのレベルを上昇」
8→9
「ユニゾンビのレベルを上げない……?」
「こういうこと、レベル4「死製棺サルコファガス」、レベル3「ユニゾンビ」、チューニング」
ユニゾンビが再び光の輪になり、棺がシュートされる。
「可能性の、紅き竜……不死なる、竜……」
「シンクロ召喚……「
現れたのは先ほどより少し炎が衰えたレッドアイズ……うーん、見栄え的に出す順番逆だったんじゃないかな?
【アンデット族/シンクロ/効果】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの攻撃力・守備力は、お互いのフィールド・墓地のアンデット族モンスターの数×100アップする。②:このカード以外のアンデット族モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。自分または相手の墓地のアンデット族モンスター1体を選んで自分フィールドに特殊召喚する。
『おおっと此処でレイン恵、再びレッドアイズをシンクロ召喚だ!』
「
「オリエント・ドラゴンを軽く超えてきたか……!」
「それだけじゃない……ドーハスーラ、リリースしてアドバンス召喚「ダイダラボッチ」」
ドーハスーラが杖を掲げて消え、代わりに現れたのは一つ目の巨人。
ダイダラボッチ
【アンデット族/効果】
このカードは特殊召喚できない。このカードはアンデット族モンスター1体をリリースして表側表示でアドバンス召喚できる。①:このカードの攻撃力は、自分フィールドの他のアンデット族モンスターの数×200アップする。②:このカードが墓地に存在し、自分の墓地に「ダイダラボッチ」以外のアンデット族モンスターが2体以上存在する場合、自分メインフェイズ1開始時に、手札を1枚捨てて発動できる。このカードを手札に加える。
「これは……!?」
「ダイダラボッチ、アンデット族1体でアドバンス召喚できる……そして効果。レッドアイズも一緒に、攻撃力上昇」
「バトル、真紅眼の不屍竜、オリエント・ドラゴン、攻撃……アンデット・フレア」
先ほどのお返しと言わんばかりにレッドアイズが青いブレスを放ち、オリエント・ドラゴンを消し炭にする。
「ぐううぅ……!」
「続けてダイダラボッチ、ダイレクトアタック」
「……カードの発動は、ない」
ダイダラボッチの勢い任せのパンチがランスローに直撃。
「うおおおおぉおぉぉぉ!?」
『此処でレイン恵の大攻勢!ランスローのライフは早くも風前の灯火だ!』
「このまま、ターンエンド」
「……ふ、ふふ」
「?」
なんだあいつ、急に笑い始めたぞ。
「いかんいかん、敬意を持って全力などと言ったが……心の底では少し手を抜いていたらしい、謝ろう」
「……言い訳?」
「ああ、そう聞こえるかもしれないが……」
「少なくとも今からの「私」は本気だ!私のターン!」
DUELIST | LP | SPC |
|---|---|---|
Lein | 3800 | 4 |
Lancelo | 400 | 3 |
「スタンバイ、ドーハスーラ、特殊召喚」
三度ドーハスーラが蘇り、レインの場に最上級アンデット3体が揃い踏み。
「だが今貴殿の場には効果を発動できるアンデット族モンスターは存在しない、よってドーハスーラを気にする必要は……ない!」
「……」
「私は「XX-セイバー ボガーナイト」を召喚!」
XX-セイバー ボガーナイト
【獣戦士族/効果】
このカードをS素材とする場合、「X-セイバー」モンスターのS召喚にしか使用できない。①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下の「X-セイバー」モンスター1体を特殊召喚する。
「ボガーナイトは召喚に成功した時手札から更なる同胞を呼ぶ、来い「XX-セイバー フラムナイト」!」
XX-セイバー フラムナイト
【戦士族/チューナー/効果】
①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、相手モンスターの攻撃宣言時にそのモンスター1体を対象として発動できる。その攻撃を無効にする。②:このカードが戦闘で相手の守備表示モンスターを破壊した場合、自分の墓地のレベル4以下の「X-セイバー」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
……手札は全部見えたか、文字通り最期の足掻きだろう。レインもそれを察してかセットカードを確認する素振りを見せない。
「トラップ発動「ガトムズの緊急指令」!」
ガトムズの緊急指令
①:フィールドに「X-セイバー」モンスターが存在する場合、自分・相手の墓地の「X-セイバー」モンスターを合計2体対象として発動できる。そのモンスター2体を自分フィールドに特殊召喚する。
「チェーン、ない」
「再び現れよ「X-セイバー エアベルン」「XX-セイバー ダークソウル」!」
再びランスローの場には4体のモンスター……始まるか、連続シンクロ。
「私はレベル4の「XX-セイバー ボガーナイト」にレベル3の「X-セイバー エアベルン」をチューニング!」
再びエアベルンが鉤爪を突き上げ光の輪に。
「猛き騎士達を率いし無頼の将!今こそその二刀を振るえ!」
「シンクロ召喚、来たれ「X-セイバー ソウザ」!」
現れたのは随分と世紀末な恰好をした騎士……というよりは戦士なモンスター、ソウザ。
X-セイバー ソウザ
【戦士族/シンクロ/効果】
チューナー+チューナー以外の「X-セイバー」モンスター1体以上
①:自分フィールドの「X-セイバー」モンスター1体をリリースし、以下の効果から1つを選択して発動できる。その効果をターン終了時まで得る。●このカードがモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。そのモンスターを破壊する。●このカードは罠カードの効果では破壊されない。
「まだまだぁ!私は「XX-セイバー フォルトロール」を特殊召喚し効果発動!舞い戻れエアベルン!」
……ライフを削り切ることが狙いじゃない、これは……
「そして私はレベル6「XX-セイバー フォルトロール」にレベル3「X-セイバー エアベルン」をチューニング!」
合計レベルは……9。
「受け継がれる魂の剣!その刃で我らをどうか導きたまえ!」
「シンクロ召喚!見参「XX-セイバー ガトムズ」!」
白金の鎧を纏った最強のX-セイバー……ガトムズ。
XX-セイバー ガトムズ
【戦士族/シンクロ/効果】
チューナー+地属性モンスター1体以上
①:自分フィールドの「X-セイバー」モンスター1体をリリースして発動できる。相手の手札をランダムに1枚選んで捨てる。
『ソウザ、そしてガトムズ!ここでX-セイバーの2大エースが揃い踏みだぁぁぁぁ!!!」
「WRGP……それは個人の戦いに非ず!XX-セイバー ガトムズの効果をXX-セイバー ダークソウルをリリースして発動、相手の手札を1枚捨てる、クロスバニッシュ!」
ガトムズがX字に剣を振り抜き、レインの最後の手札を墓地へ……やっぱり次のホイーラーの為にレインのリソースを枯らす気だ。
「……つっても今更遅いかぁ……」
「何を一人で自問自答してるのよ……それくらいレインも分かってるはずよ」
「続いてX-セイバー ソウザの効果をXX-セイバー フラムナイトをリリースし発動!このターンソウザが攻撃したモンスターはダメージステップに破壊される、バニッシュカリバー!」
フラムナイトがソウザに武器を託し去る……本当に全部ぶつけてきてるな。
「バトルだ!XX-セイバー ガトムズで真紅眼の不屍竜を攻撃、クロスカリバー!」
ガトムズがレッドアイズに勢いよく切りかかる。
「チェーン、ない」
「行け、ガトムズ!」
今度はXX字の切断痕と共にレッドアイズが勢いよく爆散した。
「そしてX-セイバー ソウザでダイダラボッチを攻撃、スラッシュカリバー!」
ガトムズに続くようにソウザもダイダラボッチに突撃。
「ダメージステップ開始時にダイダラボッチは破壊される!」
ダメージこそ与えないが、ソウザがダイダラボッチをX字に解体、レッドアイズと同じように爆散……X-セイバーって皆演出こんなもんなの?
「俺はこれでターンエンド!エンドフェイズに墓地へ送られたXX-セイバー ダークソウルの効果でXXセイバー レイジグラを手札に加えるが……ここまでか」
「私のターン、ドロー」
DUELIST | LP | SPC |
|---|---|---|
Lein | 3400 | 5 |
Lancelo | 400 | 4 |
「……召喚、「酒呑童子」」
酒呑童子
【アンデット族/効果】
①:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。・自分の墓地からアンデット族モンスター2体を除外して発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。・除外されている自分のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキの一番上に戻す。
「酒呑童子、効果。チェーンしてドーハスーラ、効果」
「……ふっ、つまらない試合をさせてしまって申し訳なかったな」
「別に……ガトムズ、除外。真紅眼の不死竜皇、デッキ」
ドーハスーラの杖がガトムズを虚空へ飛ばし、ランスローの場にはソウザのみ。
「ドーハスーラ、攻撃表示……バトル、一斉、攻撃」
ひとまず1戦目は……
「次があるかは分からないが、その時は全力でお相手しよう、強き乙女よ」
……こっちがとった。
『決まったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!第1戦を制したのはネオドミノ校、レイン恵!』
大歓声の中ランスローのDホイールが減速しピットイン、レインは特に気にも留めず再びアクセルを踏み込んだ……もしかして挑発根に持ってる?
「……すまない、やはり私は女に弱いようだ」
「大丈夫だ、お前は目の前の勝負に拘らず、次に繋いだ……それだけで充分」
「そうそう、気負う必要はないよ?んじゃちょっくらランスローの敵討ちしてくるわ、アラン」
「ああ、行ってこい」
『アメリカ校の第二走者はデイビット・ノーマン!果たしてどんなデュエルで魅せてくれるのか!?』
さて……やっぱ最後の足掻きで減らされたリソースがきつそうだな。
「さあ行こうか無表情ちゃん、うちのランスローを射止めた罪は高く付くぜ?」
「デュエル、関係、ない」
「あら寂しい……まあ言い換えよう。ランスローの献身を無駄にするわけにゃあいかんのでね、あいつとは違って最初から本気で行くよ!」
「俺のターン!」
DUELIST | LP | SPC |
|---|---|---|
Lein | 3400 | 6 |
David | 4000 | 5 |
相性次第ではそこそこきつそうだが……
「……おっ、幸先いいねぇ!」
「俺は手札の「
……
……カオス、だって?
【機械族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分の手札・墓地から光属性モンスター1体を除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。このターン、自分は光・闇属性のSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。②:このカードが特殊召喚に成功した場合、除外されている自分の「混沌核」1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。③:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
【雷族/特殊召喚/チューナー/効果】
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分の手札・墓地から闇属性モンスター1体を除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。このターン、自分は光・闇属性のSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。②:このカードが特殊召喚に成功した場合、除外されている自分の「混沌殻」1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。③:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
もしヒロインを作るとしたら
-
ゆきのん
-
レイン
-
まだ見ぬTFキャラ達
-
寧ろ主人公がヒロインでは?