アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?   作:文字の忍者-遅筆

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ストロング・デタミネーション

 

「……やっぱり、持ってた」

「そりゃあ3枚も引かせてもらえればね……特殊召喚した不知火の効果発動」

「でも、ワンキルはさせない。チェーン、「幽鬼うさぎ」」

「……まあ、撃ってくるなら此処か」

 

 誘発を握られていなければワンキルは成立。先でGに投げなかったからうららはない……と仮定した場合、残っているのはうさぎかヴェーラー。ただヴェーラーなら初動のHANZOに投げている……というわけで消去法でレインが握っているならうさぎと判断。やっぱり合ってたみたいだ。

 

「不知火……破壊」

 

先ほどシトリィを破壊してくれた少女が今度は不知火に死霊を纏わりつかせ破壊する。これでこのターン中のキルは不可能になった、なら盤面を整える方向に舵を切る。

 

「効果は有効、デッキから「忍法 分身の術」を手札に加える、そして墓地へ送られた不知火の効果、デッキから「獣の忍者-獏」を手札に加えそのまま効果発動、特殊召喚する!」

「チェーン、ない」

「来い、獏!特殊召喚成功時の効果で墓地から「焔の忍者-不知火」を手札に加える!」

「……厄介」

「厄介なのはいつものことでしょ、続いて「忍法装具 鉄土竜」を獣の忍者-獏に装備!」

 

……エレスケルタスは破壊されると墓地のクリストロンを蘇生してくる。除外したいが……クラスターがある以上そっちが優先、というかなんだよあのカード、発動するだけでお手軽除外耐性?凄いな12期パワー、もしかしたら13期かもしれないけど。

 

「「忍法装具 鉄土竜」の効果を墓地の「戎の忍者-冥禪」を除外して発動、「クリストロン・クラスター」を破壊する!」

 

「チェーン、ない」

 

獏の振るう鉄土竜がクラスターを粉砕、これでエレスケルタスがもう1体出てこない限り再利用はできない。

 

「まだまだ行くよ、裏側表示の裏側守備の「忍者マスターHANZO」と「獣の忍者-獏」を墓地へ送り、融合!」

 

……できれば2面処理したかったけど風魔手裏剣を引けなかった以上どっちかが限界、なら見えてる妨害を処理するまで。

 

「現れ出でよ「冑の忍者-櫓丸」!」

 

 

超久しぶりの登場櫓丸。相変わらずの駆動音だ。

 

「櫓丸の特殊召喚成功時効果を墓地の「忍者マスターHANZO」を除外して発動、セットモンスター……「F.A. ライトニング・マスター」を除外する!後鉄土竜の墓地効果は対象不在により発動できない!」

「これもチェーン、ない」

 

櫓丸のロケットパンチがライマスを虚空へと追放、エレスケルタスと正直悩んだけど……数を並べてくるなら磁翁でどうにかできるからこっち優先。

 

「……さて、ここからが正念場だ、僕はカードを2枚伏せてターンエンド」

 

TURN2

Iku
Lein

LP 4000
LP 4000

HAND 1
HAND 2

FIELD
FIELD

冑の忍者-櫓丸
  
水晶機巧(クリストロン)-エレスケルタス(効果無効)
    

REVERSE 2
  
REVERSE 0
   

 

「私のターン」

 

……手札は見えているサルファドールと後2枚、墓地にはトリスタロスも居る……ならここだな。

 

「ドローフェイズに櫓丸をリリースして「忍法 分身の術」を発動!」

「……チェーン、ない」

「そんな表情もするんだ……」

 

露骨に嫌な顔をされた、トップでうららをツモれなかったらしい。

 

「デッキから2体の「宙の忍者-鳥帷」を攻撃表示と裏側守備表示、「蟲の忍者-蜜」を攻撃表示、「若い忍者」を裏側守備表示で特殊召喚する!」

「……2妨害」

「見えてるだけはね、さあどうする、レイン」

 

さて、サルファドールとトリスタロスの牽制はできた……どう出てくるかな。

 

「クリストロン・インクルージョン……除外、効果。墓地の「クリストロン」モンスター……特殊召喚」

「チェーンして表側表示の「宙の忍者-鳥帷」の効果発動、融合召喚を行う」

「チェーン、ない」

 

なんだあのカード、サーチ兼蘇生札ってちょっと盛りすぎだろ、不知火にも欲しいぞ。

 

「「宙の忍者-鳥帷」と「若い忍者」で融合!」

(先ほどは不覚を取ったが……次はそうはいかん!)

「「戎の忍者-冥禪」、再び見参!」

 

2枚目。今回は正規召喚できているため異譚や火光で蘇生できる。

 

「……特殊召喚、「水晶機巧(クリストロン)-トリスタロス」」

 

……フリチェ、というか効果に反応した特殊召喚。かなり厄介だなあれは。

 

「墓地へ送られた若い忍者の効果発動、トリスタロスの表示形式を変更する!」

 

1

若い忍者

 

「チェーン、トリスタロス、効果」

 

CHAIN

2

水晶機巧(クリストロン)-トリスタロス

 

此処だ。

 

「更にチェーンして「蟲の忍者-蜜」の効果を発動!」

 

CHAIN

3

蟲の忍者-蜜

 

「……チェーン、ない」

「逆順処理だ」

 

RESOLVE

 

「蟲の忍者-蜜の効果で自身を裏側守備、裏側表示の鳥帷を表側守備に変更。トリスタロスの効果を無効にする」

 

蜜が針を投げつけ、トリスタロスを串刺しにする。

 

3

蟲の忍者-蜜

APPLY

 

2

水晶機巧(クリストロン)-トリスタロス

DEACTIVATE

 

「そして若い忍者の効果でトリスタロスを裏側守備表示だ」

 

1

若い忍者

APPLY

 

……さて、トリスタロスを裏側守備にしたはいいけど、これでサルファドールが止まらない。よーく考えろよ、僕。

 

「……サルファドール効果、対象、エレスケルタス」

「それに対してチェーンはない」

 

……んー、もうちょい後。

 

「なら、エレスケルタス破壊、特殊召喚……サルファドール」

 

再び現れる黄金の竜。

 

「チェーン1、サルファドール、チェーン2、エレスケルタス」

「此処だ、更にチェーンして冥禪の効果発動!」

「チェーン、ない」

「行くよ、冥禪の効果でデッキから「重の忍者-磁翁」を特殊召喚!」

(久しぶりに行くぞ、爺!)

 

冥禪の印と共に現れる磁翁、なんか若干呆れてる気がするのは気のせいか?

 

「エレスケルタス効果……特殊召喚、シトリィ」

 

此処まではいい、問題は……

 

「最後にサルファドール、効果……「水晶機巧(クリストロン)-プラシレータ」「水晶機巧(クリストロン)-サルファフナー」、墓地へ」

 

……すでに墓地にはシストバーンが……いる。

 

「磁翁の効果発動、シトリィとサルファドールを裏側守備表示にする、天磁鳴動!」

 

磁翁が磁石を叩きつけ、2体のモンスターを封じる……あと一手、後一手止めればいいんだ、落ち着け。

 

「……除外、シストバーン。効果」

「チェーンはない」

「「水晶機巧(クリストロン)-ローズニクス」、手札に」

 

此処じゃない。

 

「手札の「水晶機巧(クリストロン)-リオン」を捨て、墓地のサルファフナー、効果」

「……此処も違う、チェーンはない」

「なら、特殊召喚「水晶機巧(クリストロン)-サルファフナー」、召喚後、サルファフナー、破壊」

 

現れるは黄金の竜を模した機械。尚特殊召喚後爆散した。

 

水晶機巧(クリストロン)-サルファフナー

水属性 レベル5 ATK/2000 DEF/1500

【機械族/効果】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札・墓地に存在する場合、手札から「水晶機巧-サルファフナー」以外の「クリストロン」カード1枚を捨てて発動できる。このカードを守備表示で特殊召喚する。その後、自分フィールドのカード1枚を破壊する。②:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「クリストロン」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

 

「サルファフナー、効果。特殊召喚……「水晶機巧(クリストロン)-クオン」」

 

展開が止まらない、続いて現れたのは青い機械。

 

水晶機巧(クリストロン)-クオン

水属性 レベル1 ATK/500 DEF/500

【機械族/チューナー/効果】

「水晶機巧-クオン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。手札からチューナー以外のモンスター1体を効果を無効にして特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材として機械族Sモンスター1体をS召喚する。

 

「……なるほど、やる気か」

 

「除外、プラシレータ……効果。特殊召喚「水晶機巧(クリストロン)-スモーガー」」

 

水晶機巧(クリストロン)-スモーガー

水属性 レベル3 ATK/1000 DEF/1800

【機械族/効果】

「水晶機巧-スモーガー」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキから「クリストロン」チューナー1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族Sモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「クリストロン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

 

「レベル3「水晶機巧(クリストロン)-スモーガー」、レベル1「水晶機巧(クリストロン)-クオン」」、チューニング……」

 

2体の機械が光の輪を出しながら変形していく。

 

「水晶の、機械……加速する、光……」

 

✪✪✪3+1=✪✪✪✪4

 

「シンクロ召喚……シンクロチューナー、「水晶機巧(クリストロン)-クオンダム」」

「レインも、シンクロチューナーを……」

 

現れたのはクオンが一回り大きくなったような機械の戦士。

 

水晶機巧(クリストロン)-クオンダム

水属性 レベル4 ATK/1800 DEF/2000

【機械族/シンクロ/チューナー/効果】

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

①:相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。②:S召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、Sモンスター以外の自分の墓地の「クリストロン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

 

「……スモーガー、除外、効果……「クリストロン・クラスター」手札に」

「2枚目……」

 

「召喚、「水晶機巧(クリストロン)-ローズニクス」

 

クオンダムに並び立つは鳳凰を模した機械。

 

水晶機巧(クリストロン)-ローズニクス

水属性 レベル4 ATK/1800 DEF/1000

【機械族/効果】

「水晶機巧-ローズニクス」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキから「クリストロン」チューナー1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族Sモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。自分フィールドに「水晶機巧トークン」(機械族・水・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。このトークンはリリースできない。

 

「……ローズニクス、効果。クオンダム、破壊してデッキから特殊召喚……トリスタロス」

 

クラスターも2枚目ならトリスタロスも二枚目か。

 

「クオンダムの効果、放棄……カードを一枚セット、ターンエンド」

 

……此処だ。

 

「エンドフェイズにセットモンスター……トリスタロスを対象として「忍法 落葉舞」を発動、対象のモンスターをリリースしてデッキから「忍者」モンスターを特殊召喚する!」

「……チェーン、ない」

 

……これで。

 

「来い、「黄竜の忍者」!」

 

……僕の勝ちだ。

 

黄竜の忍者

風属性 レベル8 ATK/3000 DEF/1500

【恐竜族/効果】

このカードは「忍者」モンスターまたは「忍法」カードの効果でしか特殊召喚できない。①:1ターンに1度、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「忍者」モンスター1体と「忍法」カード1枚を墓地へ送り、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。

 

「……まだ、隠し持ってた」

「竜の忍者は白竜だけじゃないってこと。そして黄竜の忍者の効果を「宙の忍者-鳥帷」と「忍法 分身の術」を墓地へ送り発動、セットカードを破壊する!」

「……ちょっと、消化不良」

「グリオンガンドを出されてたらこっちが負けてたからね……文字通りの紙一重だったよ」

 

現れた冥禪と磁翁の中間くらいの歳の忍者が印を組み、セットカード……クリストロン・クラスターを破壊した。

 

「ターン、エンド」

 

TURN3

Iku
Lein

LP 4000
LP 3200

HAND 0
HAND 1

FIELD
FIELD

戎の忍者-冥禪
  
水晶機巧(クリストロン)-ローズニクス

重の忍者-磁翁
  
水晶機巧(クリストロン)-トリスタロス
   

セットモンスター(蟲の忍者-蜜)
  
セットモンスター(水晶機巧-サルファドール)
    

黄竜の忍者
セットモンスター(水晶機巧-シトリィ)
 

REVERSE 0
  
REVERSE 0
   

忍法-落葉舞

 

「僕のターン、ドロー、スタンバイ、メイン……ま、わかったろレイン?僕もゆきのんも君の秘密を知ったくらいじゃ平気だってこと、逆もそうだけど」

「うん、理解した」

「私は貴方達2人が似たもの同士だってことを理解したわ……本当に姉妹だったりしない?」

「違うっての……じゃあ丸く収まったことだし終わらせようか、バトル!磁翁と冥禪で……ダイレクトアタック!」

「……効果、ない」

 

2体の忍者による同時攻撃。

 

Lein

LP

40000

 

レインは少し晴れやかな顔で、そのライフを0にした。

 

 

 

「……ふぅ、久々に使ったよこの子達……使い方覚えててよかった」

「なんか、複雑」

「ごめんって……けど手抜いたら抜いたで怒るでしょ、レイン」

「うん」

「だよねぇ……」

 

手札誘発達をデッキから抜きレインに返却、彼女が非常時以外使わないと断言している以上僕が持っていてはダメだろう。

 

「結局レインのエースが見れなかった訳だけど……グリオンガンドとやら、どういうカードだったのかしら?」

「これ」

 

レインがEXデッキからグリオンガンドを取り出しゆきのんに公開。多分フェニキシオンの方はアクセルシンクロだし白紙のカードなんだろう。

 

「……なるほど、衣玖が頑なに出させなかっただけのことはあるわね」

「決まれば勝ってた」

「だから止めてたんだって……」

 

……なんだかんだ元の調子を取り戻したらしい、よかったよかった。

 

「……じゃ、レインの調子も戻ったことだし観客席行こうか。案外もう試合終わってたりしてね」

「それはないでしょう、大方先行争いが終わったくらいじゃないかしら?」

「それもそうか……じゃ、今頃ランスローが暴れてるかな」

「多分」

「まあ行けばわかるか……行こう、2人とも」

 

こうして僕達はコートから離れ観客席の方向へ。なんだかんだ丸く収まってよかったよ、ほんと。

 

(倒すべき敵は見えたな)

「うん、tierraを倒す。それで全会一致」

(だが……それとは別に懸念事項がある)

「何?」

 

 

 

 

(レインの奴、お前と雪乃に恋愛感情を抱きつつあるようだぞ?)

「なんて?」

 

 

……せっかく決勝トーナメント上がりが確定したってのになんでまたこういう締まらない終わり方になるかなぁ?




【オシラセ】
年末にかけてリアルが多忙になるため今年の連載はここで終了とさせていただきます。更新再開は1月の初め頃になる見通しです、そこそこ皆様を待たせてしまう形になりますが、今後とも本作をよろしくお願いします

アメリカ校組、誰が1番強そうだった?

  • ランスロー
  • デイビット
  • アラン
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