【完結】 ギター爪弾きのバラッド   作:はま0821

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拙作です。初めて書きました。ツッコミどころ満載だと思いますので読んでいただいた奇特な方、感想いただけますと嬉しいです。筆者はギターは大好きなのですが、専門的な知識はありません。ですが頑張って描写します!よろしくお願いします!!


すいません。アドバイスいただいたのでかなり書き直しました。前のほうが好きだった。なんて人もしいらっしゃったら申し訳ありません…


1 一人ぼっちの桜

 

 

 

 

俺の名は青木遥。ちょっと家庭に事情がある以外はごくふつうの高校生だ。しかし…ついこないだ高校生という仕事を始めたが…まーあ友達ができない。いや失敗した。話しかけてくれそうな心優しい女子はいたのだが、こっち側が失敗してしまい結局はぼっち。クラスでは腫れ物扱い…。

 

 

そんな俺だが最近気になることがある。もうすっかり桜なんざ散っちまって若葉の萌いづる季節になったというのにまだなんかチラチラとピンク色が目につくんだよね。よくよく目で追ってみると桜じゃなくて人間。人間の女の子。もう全身ピンク。ピンクのジャージ着て桃色の髪。めちゃくちゃ目立つ。めっちゃくちゃ目立つはっきりいって。

 

 

 

最初は不良なのかな?とも思った。でもすぐにわかった。そんな風情じゃないなと。おっかなびっくり。ビクビクおどおど。なんだろう。チグハグ。とてもあんな奇抜なカッコする人には見えない。制服どうしたんだよ制服。

 

 

でもだ。俺は彼女に話しかけたいのだ。何故か。彼女なんと…ギグバッグ背負ってる。つまりバンドマンの可能性が高いのだ!

 

 

言い忘れたが俺は音楽を少々やる。なので音楽できる友人なんかサイコーだ。相手女の子なので少々気が引けるが…ええいビビるな青木遥!話しかけちまえ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっどうもすいません。後藤ひとりと申します…。金沢八景から2時間かけてこの下北沢秀華高校に通う1年生です…聞いてない?へへっ…すいません…突然宣言しますがわたし!友達が欲しいです!

 

 

中学生からチヤホヤされたいなんて不純な理由でギター始めていずれは文化祭でライブぶち上げて大スターだ!!なんて夢見てましたが。思い立ったら視野が狭くなるこの性格。ギター練習にかまけすぎてまっっったく友達が出来ないまんま。気付いたら中学を卒業していました…。な、なにも…なにも笑えない!

 

 

 

悪い冗談みたいな中学時代を過ごしてしまったわたしは高校生になったら二の舞はごめんだと。黒い青春はもういやだと!話しかけてほしい友達ほしい!!と思い立ち、ギグバッグを担ぎバンドグッズを身に着け、どーだコレでと。只者じゃない感ハンパないでしょと。話しかけて〜!!と。無言のメッセージをこの格好に託してみました。しかし…現実は甘くない。誰ひとり話かけてくれない!そ、そんな!!こんなに頑張ったのに話かけてくれないなんて!!じ、じゃあわたしはどうしたら!?

 

 

 

はい。わかっています。他力本願なのです。そんなんでうまくいくわけない。何かしたいのなら自分で動くしかない。何かの本に書いてありました。そのとおりですよね。はあ〜あ。それができたら苦労しないんだよなぁ…。

 

 

 

なんかそのまま家に帰る気もおきず。いつも曲がる角を反対に曲がる。えっちらおっちら歩くと小さな公園を見つけたのでなんのけなしにはいりブランコに腰を下ろす。同時に自分の口から漏れたなんて信じられないようなバカでかため息が漏れる。つまんないな。学校。もう行きたくないな。そんな学費払ってくれてるお父さんお母さんに対して申し訳が立たないことを考えていると不意に声がする。

 

 

「ね、ねえ!君!」

 

 

首をあげてみる。目の前に男の子が立っていた。秀華高校の制服。目が合ってしまったので逸らす。わたしごときが申し訳ございません…!誰に声をかけたのだろう。わたしなわけない。後ろの誰かかな?と思い首を回して後ろを確認する。誰もいないなおかしいな?

 

 

「い、いや!!君であってる!ピンクジャージの君!」

 

 

「えっ!?うぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?わ、わたし!?わたしですか!?」

 

 

「うん!俺は青木遥!俺音楽やっててさ!音楽できる友達が欲しくてさ!そしたら学校でギグバッグ背負ってる君を見かけて!音楽やるのかなって!話しかけたんだ!」

 

 

瞬間。銀河が止まる

 

 

「えっ?!?えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

 

「うぉう!?どないしました!?」

 

 

「えっうそうそ成功しちゃったどうしよう成功したときの想定してないてゆうか久しぶりすぎて声が出ないどうしようせっかく話しかけてくれたのになんだコイツくっそつまんねなんて思われちゃうそしてその噂を学校中に流されてはじまってもないわたしの高校生活が終わっちゃうああああぁぁぁぁぁ〜〜〜!!!」

 

 

「お、落ち着いてくれ!そんなことしないから!ただ友達になってほしいだけなんだ俺は!!」

 

 

えっ?友達?

 

 

「えっ…!?ほほほほほんとですか…?わっわたしなんかとほんとに友達に…」

 

 

「!!ああ!だからお願いだ!俺と…!」

 

 

「あっギターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

 

 

 

あああ!!状況が!目まぐるしく変わる!!今度は女の子の声!なになに!?なんなの!?わたしのクソザコ処理能力が著しくキャパオーバーを起こす!!むーりー!!

 

 

近付いてきた女の子が何か言っていたがもはやムリ。わかんない。ただ…話しかけてきてくれた。男の子と女の子。自分から動いたわけじゃない。成長できたわけじゃないけど。何かが動き出した。何かが変わる。そんな気がした。

 

 

 






主人公 青木遥

身長175cm体重70キロ 顎髭が特徴的な強面ギタリスト。彼は本来心優しい性格なのだが周囲にはなぜか誤解されがち。話しかけられればめっちゃ話すが話しかけるのは苦手。待ち気味に高校序盤を戦っていたら見事戦線に取り残された哀れなぼっち。音楽ができる友人が欲しい。ぜってーきららには居ないタイプの見た目である
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