ギターヒーローかく語りき。
あと、ぼっちちゃんに2度目のモテ期到来。
ウィスパー虹夏ちゃんの破壊力はヤバい。
中間結果…65位!?なんだってぇ!?
頓狂な声がここSTARRYにこだまする。なんと我々TEAMイバラギはネット審査100組が参加しているネット審査で65位だったのだ!!因みにこの投票は少なくとも30位以内に入らないと上の審査には進めない!!あは〜は〜終わったぁ〜。
「ちょっと遥!まだ終わったわけじゃないでしょ諦めなイデ!」
「イライザさん、んなこと言ったって登録者10万人のオーチューブ間借りしてこれですよ!?俺あれ以上にバズりそうな方法知らないですよ〜!!」
「うっ!?それは、たしカニ…!」
「ちくしょう何が足りねえんだ、ちゃんとネットに歌ってみた動画上げたし結構再生されたりしたのに!」
「ほんとダネ〜?どうしたらいいんだろこれ以上」
2人して頭を抱えてしまう。なぜ!?やはり俺のギターが足引っ張ったか!?結束バンドは47位だというのに!?このままでは結束バンドのほうが順位で上をいってしまう!いやまあトップ30に入らなきゃいけないわけだからどちらにせよ駄目だが。
「なんで〜!!うまくいきそうな流れだったのに〜!!」
向こうの席でも悲しみに満ちた慟哭が聞こえる。虹夏先輩だ。なに悲しんでんすか?いや悲しみたくもなるか。俺達よりマシとはいえ結束バンドもあれだけ様々な手を打って47位だ。そりゃ泣きたくもなる。
「凄い…シデロスは3位」
やっぱ知名度か。そうだよな〜。よく分からんランキングで投票せい!って言われたら取り敢えず知ってる。聞いたことあるバンドに投票するよな〜。ちくしょう!万策尽きたか!?
「…。いや?そう悲観するもんでもないんじゃね?」
「店長。その心を聞いても?後なんすかそのピザと寿司」
「頼みたい気分だったんだよ。大丈夫PAが丸呑みするから」
「あの人はヘビかなにかで?」
「たぶん上位の奴らは除いて30位以上の下位の奴らにはそんなに差がない団子状態だろう。お前たちと一緒できっかけ待ちだと思うぞ?」
「…つまりここでひとバズリできれば。まだ諦めるには早いと!そういう事か!?」
「お姉ちゃん凄い!わたしたちもまだイケそうな気がしてきた!」
虹夏先輩と一緒に気炎を上げる。まだ諦めるには早いぜ!なにか!なにかキッカケさえあれば!
因みに今の状況はSTARRYの雑談広場にいつもの結束バンドのメンツにプラスイライザさんだ。最近はイライザさんがSTARRYにいることも増えてきている。TEAMイバラギの活動も楽しんでくれているようでちょっと嬉しい。
せっかくなので店長が頼んでくれた寿司をつまみつつ俺はゴッチに話しかける。
「なあゴッチ〜。バズるってどうすんの〜?教えてくれよギターヒーロー〜」
「はっそうか!?うちにはギターヒーローがいるんだ!ぼっちちゃん力貸してぇ!」
虹夏先輩と俺はゴッチに詰め寄る。
「うええっ!?わたし!?…もう昔すぎて覚えてないな…。なんか少しずつ。ほんと諦めず投稿してたら少しずつ、見てくれる人が増えて。気付いたら…」
「3万人か。やっぱすげえなゴッチ」
「ううん。今登録者増えて10万人…」
「ドーム2個分!?どゆこと!?」
あまりの数に血を吐きながらリアクションしてしまう。えっ!?コイツヤバいんじゃね!?俺なんかが気軽に話していい存在なのかコイツ!?
「あっえっ…?後藤…さま…?」
「ど、どうしたの、青木くん…?」
結束バンドにとってコイツはジョーカーだな。出せば必ず勝てる。でもそのカードを切ることによりあまりの力にバンド内の和は乱れると…。
恐らくゴッチのネットの顔であるギターヒーローの力を使えば、こんな木っ端フェスのネット投票なんて楽勝だろう。なぜ使わないのか。それはゴッチが自分だけの力ではなく、結束バンドのみんなの力で勝ち上がりたいと考えているからにほかなるまい。
…甘い。勝負の世界に生きたことのない甘ったれの戯言だ。この世界はとりつとられつ。勝てる手を持っていても使わせてもらえないまま殺されるなんてよくあることだ。最善のタイミングで1番有用な手を常に出し続ける。これが出来ないと生き死にの世界で勝つのは難しい。どうやらゴッチはこの構造には気付いていない…!
「ねぇ〜ゴッチ〜?なんか他にも視聴者増やす裏技みたいなのあるんでしょう?教えて教えて〜?」
油断してるうちに情報を吸い上げる!悪いなゴッチ…!このフェスに置いては俺とお前は敵同士!殺せる時に殺す!
「気を付けてぼっちちゃん!なんか青木くんから邪な波動を感じるよ!」
ちいっ!?流石虹夏先輩勘付いたか!?
「あっでもえっと…。ネットの世界において1番重要なのはやっぱり投稿頻度かなって…」
「投稿頻度?」
その場にいた全員に聞き返され、ゴッチは少し縮こまるが続けて。
「う、うん。知ってるかもだけど、ネットってとにかく情報が流れていくのが早いじゃない…?だ、だから単純にいっぱい投稿しないと覚えてももらえないんだ…」
なんと。ネットもかくも厳しい世界だとは。楽に生きれる世界なんかないんだな。と思いながらゴッチの話を聞く。
「わたしもギターヒーローの動画投稿してた時、毎日投稿してた時期があったけど…、確かにそこは視聴者数伸びたような気がしたよ。やっぱり、1週間に1度投稿する人より、毎日投稿してる人のほうがバズりやすい。…どうかな。参考になった?青木くん」
「おおおお!有用な情報だありがとなゴッチ!後でなんか奢ってやる!」
「えへへ…やった」
「イライザさん!もうこれしかないゾ!」
「そうみたいだね遥!週一なんて生ぬるい!毎日2曲ずつ!ネット審査の間中投稿しまくろう!生き残るにはソレしかなイヨ!」
「悪いな結束バンド!やることができた!TEAMイバラギこれにて失礼するぜ!」
「お邪魔しました!結束バンドちゃん達!また遊ぼウネー!」
言うが早いか俺たちは踵を返し、階段を登ってSTARRYを後にする。向かうは新宿FOLT!あくび大先生にアドバイスもらいながら楽曲収録だ!うおお燃えてきたぜ!!
「…。嵐のような奴らだな」
お姉ちゃんがこぼす。ホントにね。
「んあー!どうしよう!青木くんたちはまだ登り目あるみたいだけど、わたしたち使える手大体使っちゃったよ〜!」
お姉ちゃんが注文してくれたピザを頬張りながら嘆く。これ以上できることってなんだ?わたしたちになにができる?
「ちょっと寒いけど、グルーミーグッドバイのMV水着に着替えて撮り直す」
「ミュージシャンのプライドを持て山田。あたしたちゃーグラビアアイドルじゃねえんだよ!」
「サムネイルに子供とか猫とか使うとか…?」
あーね。喜多ちゃんの真っ当な意見。ただそれは一般論。わたしらバンドマン!
「ハッシュタグ付けまくるって手もありますよ虹夏ちゃん…へ、へへ…」
うむむ。どれもこれも決め手にかける。なにかこう。ドカーンと決まるような…。結束バンド自体がブチ上がるようなそんな劇的な何か…、それを見つけないと20位近くも順位上げるなんてムリだ…。ここまで、なのかな。
「に、虹夏ちゃん。練習しましょう」
…おお?ぼっちちゃん?
「なにがキッカケでバズるかなんてこの世の誰にも分かりません…。でも。なにかのキッカケでもしフェスに進めた時、後悔しないように練習する…。わたしたちに出来ることは今それしかないような気がします」
「…そうだね。悔しいけどもうこれ以上の策は思い付かない。人事は尽くした。天命を、待とうか」
「もしくはぼっちをキワキワ水着にしてギター弾き殴る動画を結束バンド名義で出せば!ぼっちのアイドル的ルックスと高校生離れしたギターテクでバズり間違いなし!」
「や〜ま〜だぁ〜!駄目!ぼっちちゃんの可愛さはわたしたちだけ知ってればいいの!」
「同感です虹夏先輩!ひとりちゃんの可愛さはわたしたちのものです!」
おお!?なんだかんだ!?わたし!2度目のモテ期が来たか!?そうわたしは邪な考えを帯びる!するとぉ!!
きゅむ。なななんと!左に郁代ちゃん!右に虹夏ちゃん!に抱きつかれる!来た!モテ期来た!モテ期喜多これ!モテ期!モテ期きたよぉ〜!
「ふぉぉぉぉ!!り、リョウ先輩!コレ!後ろにソファあります!?」
「あるよぼっち。中々イイ画」
いつの間にかリョウ先輩が動画回してるがこの際気にしまい。後ろのソファに2人に衝撃がいかないよう気にしながら座り、左に喜多ちゃん。右に虹夏ちゃんを侍らせながら足を組んで座る。
「おお〜!ぼっち。凄い。六本木の成金感が凄い。いいチャンネー2人も侍らせて!」
「し、下北沢のキングと!呼んでください!」
「いやぼっちちゃんはクイーンでしょ?」
はふああああ!?虹夏ちゃんのウィスパー突っ込み!やる時は言ってください腰が砕けるわ!
「ねぇ〜ん、社長〜!ドンペリ、入れてもい〜い〜?」
フハハハハ!苦しゅうない!苦しゅうないぞよ!やはりわたしこそ下北のキング!喜多ちゃん!ドンペリ入れていーですよ!!
「なんだコレ」
至極冷静なリョウ先輩のリアクションだけが虚しくSTARRYの壁に跳ね返った。
「なるほど投稿頻度。確かに。ギターヒーローさん流石っすね」
「やっぱ重要?」
所変わってここは新宿FOLTのスタジオ。我らがネット番長であるあくびさんに俺は問いかける。
「少し気になってたんっすよ。動画を投稿する頻度が、少ないかなって。増やせるならもちろん増やしたほうがいいと思います」
「まあ!?そんな搦め手使わないでもシデロスは3位だけどね!?どうよ青木遥!尊敬しなさい!」
「ヨヨ先輩!流石っす!」
「ぐっ…!素直に尊敬してくるとはやりにくいわね…!」
「コントしてる場合じゃないよ遥!取り敢えず、わたしたちの曲のストック!全部やって撮ってみよウヨ!!」
「イライザさん!そっすね。残り1週間とちょい。ヨヨ先輩すんません!またあくびさん借ります!」
「ええ!?またうちのドラムスが!?」
「あはは〜。災難だね大槻ちゃんも〜。…ところで遥くん。そのレコーディング。わたしも聴かせてもらってもいい?」
「…姉御。構いませんよ?」
「むむむ…!そしたらわたしも聴くわ!あくびがいないんじゃ全体で合わせるのは土台無理だしね!」
ストックの曲をネットに投稿するためレコーディングしていく。バズりそうなやつから順番に。とのあくび先生からのアドバイスで順番は、初めてのチュウと中島美嘉さんの雪の華となった。
「あの…言いたくないんすけど。なんだこのチョイス!?縦のつながりが全く見えてこないです!」
「いや〜完全に選曲がイライザさんと俺の趣味だから…カオスなことに…。あ、でもイライザさん、コロ助のモノマネガチでうまいぜ?」
「いや…。まあいいです。わたしも常に付き添うわけにもいかないので、撮影方法とアップする方法をお教えします。次からは自分たちで」
「がってん」
「ありがと〜あくび〜!」
和やかな雰囲気の中進みそうなレコーディングに、似合わない険しい顔をした姉さん。なんだろう。酒でも切れそうなのかな?
「…大槻ちゃん」
「は、はい。なんでしょうか姐さん」
「大槻ちゃんはさ。なんのためにギターをやってる?」
「わたしは…1番になりたいから。音楽で。1番になれば誰もがわたしを認めてくれるから」
「うん。だよねえ」
「…どうしたんですか?姐さん」
「いやね。前に文化祭に招待して貰った時は気付かなかったんだけど…青木くんのギターの音。なんか気になるんだ。普通さ。ギター弾くなら目的がある。大槻ちゃんやぼっちちゃん。イライザも。承認欲求やら欲があって、それが演奏に滲み出るものなんだよ」
「…はい。確かにわたしも1番になりたいって欲があります」
「なんか。青木くんのギターからは欲を感じないの。どこまでもクールで。沈着冷静で。まるで感情が抜け落ちてしまったかのような…」
「えっ…!?」
「わかんない。こんな人初めてだからさ。思うに青木くんは音楽やる上で勝とうとしてないんだよ。多分表面的なとこじゃなく深いところで」
「…そんな人いるんですか?勝ちたいとか。1番になりたいとかそういう欲は最後には必要になってくるとわたしは思います…なので、それはかなり困るんじゃ…」
「確かに土壇場の意地の張り合い!みたいな場面には弱いのかも。根っこの部分で諦めてるから。でも。厄介な部分も多いよ。前のめりな欲がないからプレッシャーとかとも無縁でいつでも最高のパフォーマンスで来るだろうし、冷静沈着だ。ぼっちちゃんやうちのイライザと違って、また厄介なタイプのギタリストだよ」
「欲を…感じない…」
青木遥のギターが響き渡るスタジオでわたしはそう反芻する。わたしはギターの音を聴いただけでそこまでは分からない。でも。姐さんが言うならそうなのだろう。
欲がない。ああなりたい。こうなりたい。1番になりたい。みたいな欲がないのか。…難儀な。でも、掴みどころがない分、非常に敵としては不気味である。やはり青木遥。侮れない。大槻ヨヨコは宿敵への評価を上方修正した。
「おつ〜。遥くん。イライザ〜」
「きくり!お疲れ!」
「姉御。お疲れ様です」
「うん。終わってすぐで悪いんだけど、遥くんにちと質問があってね」
「はい、何でしょう姉御」
「こないだの文化祭の時は気付かなかったんだ。なんで君の音にはそんなに欲がないのかな?」
「…?欲、ですか?」
「そう。欲。勝ちたいとか、ちやほやされたいとか。認められたいとかいろいろあんじゃん人間って。君の音から感じないんだよ。欲を。君は、音楽を少なくとも勝ち負けでは見てないね?」
「…。御明察ですね。確かに俺は音楽で誰かに勝ちたいとか、人よりも優れていたいとかは思ったことないです。音楽はそういうんじゃない。と思ってます」
「…も少し聞いてもいい?なぜそう思うの?君は」
「音楽なんて人それぞれだからですよ」
「…!」
「誰の音楽が誰に劣るとかないです。誰かが誰かの音楽を評価して、点数つけて勝ち負け決めるわけですけど。そんなんで音楽の価値は決まらないと俺は思います。生まれた時点で音楽は、生んだ人のものだ。そこに勝ち負けの価値観なんざない」
「欲を感じないと姉御は言いました。多分俺はこう考えているからではないかと。誰かの音楽に勝ちたいとか。考えたこともないんですよ。俺は俺。例えば姉御は姉御。違う音楽が横たわるだけ。あとはみんなが好きに決めりゃあいい。俺はやりたいようにやる。好きな音楽を弾いて。聴いて。好きに暴れる。だから、欲を感じられないのでは?」
「…なるほどね。君はそう考えるんだ。なるほど。そりゃわたしが欲を感じないわけだ」
「ホントはフェスとかも否定的ですよ。たとえ最下位になったとて、その人の音楽に価値がないとか。優勝してもその音楽は最高だとか。まるで思いませんもん。人それぞれ。だから俺はあまり勝ちたいとかの欲はないのかも」
少しひっかかるけど…。なるほど。わたしが危惧した感じじゃなさそう…かな?
「最後に1つ!青木遥くん。今楽しい?音楽」
「…はい!めっちゃ楽しいです!」
「ならよかったよ。どうやら心配なさそうだ」
「何の心配で?姉御」
「いやあ。なんか遥くん闇を抱えてるんじゃないかなと。勝手に邪推しちゃってさ。楽しいなら問題ないよ。ゴメンね変なこと聞いて!」
「…ええ」
…?闇。闇か…。確かに俺は執着しない。音楽の勝ち負け。ヨヨ先輩に聞かれたら怒られるかもだが、価値観は絶対に勝ち負けでは決まらないと思っているからだ。
この未確認ライオットの最下位近くのアーティストに人生変えられる奴も絶対いる。そいつは最下位の奴ら選んだからセンスがないのか?俺はそうは思わない。
音楽は音楽だ。評価する人間は評価する人間だ。そこは分けて考えなくてはならない。
「さあ!イライザさん!駆け抜けましょう!俺等にはもはや数打つしか!活路は残されてない!確かに俺は勝ちに執着しない!だが!それは負けていい!ってこととイコールではない!結束バンドに!シデロスに!ホイホイと負けてやるものか!!本気出しますぜ!」
「もちろんだよ遥!わたしだって負けてやるつもりなんかない!絶対ネット審査受かって次の審査イコウ!」
我々に残る道はもはやコレのみ。撮った先からネットに上げてけ!なにかがなんかのキッカケでバズるかもしれん!
「あっお2人!あのよく分からない口上!あれは必ず動画の始まりか終わりに言ってったほうがいいですよ!ルーティンがあると視聴者に覚えてもらいやすいです!」
「おうありがとうあくびさん!あの口上は動画の最後に言うことにしようかイライザさん!」
「そうだね遥!最終的には優勝して優勝インタビューでコレ言ってやろう!」
「オスイライザさん!イライザさんのポジティブシンキングは、見習いたい部分ばかりですな!」
俺の闇か…!もしあったとしても!まずは目の前のこの勝負に集中だ!
まだ負けるわけにはいかない!取り敢えずこの審査パスできれば次はライブ形式!我々の得意とするところ…!まぐれでも何でもいいから突破してやる!
…わたしの思い過ごしか。よかった。でも…。青木遥くん。もし。自分だけで解決できなくなったら、大人に相談しなよ?
わたしじゃなくてもいい。STARRYの誰か…。先輩が1番オススメなんだよね。親身になって聞いてくれるからさ。誰か、信頼を置ける人に。
さて!数打つしかないぜTEAMイバラギ!追い詰められたがまだ俺たちの気力は尽きてない!こっから逆転してやる!行くぜTEAMイバラギ!!
少し厳しい状況だが!なにせ突破の最低ラインは30位以内。あと30位近く上げにゃならんのだ。だがもはややることは定まったのである種分かりやすくなった。あとは動画上げまくりつつ、歌ってみたをガンガン投稿するしかない。やってやれないことはない!まだ諦めんぞ!絶対に突破してやる!と。俺は決意を新たにした!
奴は義務感で音楽をやります。厄介なことに自分でも自分の義務感でやる音楽に気付いていません。だからこそきくりが指摘した危うさに無頓着なのです。