コドクな少女と走る老婆   作:ジールライ

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ちょっと書きたくなったので書いただけです


第1話

私は寶月 夜宵

 

私は、どうやら普通の女の子ではないらしい…何故なら、私には幽霊が見える

 

現し世と霊界が見える2つの瞳を持っていて医者曰く生活に支障はないとのこと

 

そんなある日私は家族と共に旅行に出ていた

 

「ふんふ〜ん♪」と私はウキウキで猫のぬいぐるみを抱きしめながら鼻歌を歌う

 

「夜宵は元気だな〜」

 

「うん!だって楽しみだもん!」

 

「ふふ……夜宵は可愛いわねぇ…」と私の父親と母親は楽しそうに会話する

 

そんな幸せな時間の途中事件が起きた

 

突然の土砂崩れ、そして……目の前には私の両親の死体だった

 

私の意識は朦朧としてるが、なんとか2人の霊が視えていた

 

「おと…う…さ……ん……おか……あ…さ……ん…」と私は二人に助けを求めようとしたが、ソレより目の前に巨大な黒い悪霊がいた

 

私は、恐怖を感じ必死に助けを求めようとしたが、その悪霊は母の霊だけを取り込もうとする

 

「や……め…て…」と私の意識が消えそうな時「ドゴォ!」と何かが黒い霊に強烈な蹴りを繰り出していた

 

意識が途切れる寸前に見たものは、赤い半纏を着てなまはげのように長い白い髪をしたおばあちゃんだった

 

そうして、私はそこで意識を手放した

 

 

 

 

 

 

 

???Side

 

 

 

 

 

 

 

「おっぱい吸わせてやるからよぉ……その女離せや…」とワシは女を取り込もうとしてるクソガキを睨む

 

ソイツは、まだこの娘の母親を手放さず連れ去ろうとする

 

「ワシから逃げられると思うなよ?」とワシは、即座に奴に回り込み突撃し一部を削り取る

 

「ギャァァァァァ!」と泣き叫ぶクソガキは念の塊でワシを狙って襲ってくるが「おせぇなぁ!」とワシはその攻撃を軽々と避ける

 

ワシを狙う念は遅くのろい……

 

「さっさと消えなぁ!!クソガキ!」とワシはヤツを蹴り飛ばす

 

「ギャァァァァァ!」とクソガキは大暴れを始め念の攻撃が早くなり無差別になる

 

「ちっ!クソだらぁ!」とワシは娘を救出し安全な所に置く

 

「必ず取り返してやるからよぉ…ゆっくり休みな…」と被害が及ばないところまでこの娘を隠す

 

「さぁ…やって……」と再度向かおうとした先には3人の悪霊に成り代わられた人がいた

 

その1人には、女の子に成り代わった奴がいた

 

「おい……死にたくなかったらその娘の体を返しておきな……」とワシはソイツを睨む

 

「あらあら…怖いおばあちゃんですわね…」

 

「アレを殺されては困るのでな……」

 

「殺したいのなら僕らを殺してからにしてくれるかな?」と3人はワシに殺気を向ける

 

「クソだらぁ……てめぇらごとき何時でも呪い殺せるぜ……」とワシは呪を発動するが、3人に効かなかった

 

「なに!?」

 

「呪の対処方法はこの体でちゃんと理解してるさ」と若い男に成り代わった悪霊が言う

 

「ちっ……なら!直接殺してやるよ!」とワシは全力疾走で坊主から始末しようとするが、ヤツに触れた瞬間ワシの手は燃え始めた

 

「!?ギャァァァァァ!」とワシは咄嗟に離れ火をすぐに消した

 

「クソだらぁ……どいつもこいつもめんどくせぇ!」とワシは愚痴る

 

早くしねぇとあの女が取り込まれちまう!

 

どうする…と考えてるとワシの背中に「バシン」と音と共に痛みが走った

 

「ぐぁぁぁぁ!」とワシは叫ぶ

 

「遅かったね〜…」

 

「ふん……この体は、あんまり体力がないんだよ…」

 

「でもま、結果オーライだね…」とワシは4人に囲まれる

 

「さて……お前に選択肢をやる…ワシらの仲間になるか…ここで死ぬか…」と偉そうに坊主がワシに問いかけワシはどうするか…考えてると「ガサガサ」と森の方から先ほどの娘がいた

 

「おや?あんな所に子供が…」と青年に成り代わった奴が娘の方に気を取られる

 

「ちっ…」とワシは即座に包囲を抜け娘を担ぎ全速力でその場から逃げる

 

今は分が悪い……この娘にはすまねぇが……せめてお前だけでも逃がす!とワシは大病院に娘を連れ込む

 

 

 

 

 

その後

 

 

 

 

 

娘は助かったが、あの日のことを鮮明に覚えていたようだった

 

「絶対に…母親を取り戻す…」と娘の目には強い決意があった

 

退院後は、両親の墓に行きそこにはその娘の父親が絶望したような顔で墓に座っていた

 

「必ずお母さんを取り返すから……待ってて…」と娘はそう言いその場を去る

 

その後娘は、親戚の『寶月 詠子』と言う呪われた娘に預けられ、母親を救うために独自に悪霊をかき集め始めた

 

悪霊と一切れの髪をぬいぐるみを入れそれを身代わり人形にし自分が呪われないようにし、それを一部屋に集める

 

無論万能な身代わりではないので物理攻撃は身代わりにできない……

 

だから、危険な目にあった時はワシが手を貸しその娘の手伝いをし卒業生と言う強力な悪霊を生み出し続けた

 

この娘は無差別に集めるのではなく、悪霊ではない霊は寺に置き成仏させるようにする

 

そして「おばあちゃん……」とワシに声をかけてきた

 

「なんだ?ガキ…」

 

「いつも助けてくれたの…おばあちゃんだよね?」と質問されワシは「ふん…知らん…」と返した

 

「お願いがある……私の仲間になって」と提案された

 

「なら、条件がある…」

 

「なに?」

 

「理不尽に殺された娘はワシによこせ…」と提案した

 

「……分かった」と娘はワシの条件を飲みワシを猫のぬいぐるみに入れた

 

「それじゃ……これからよろしくね…私は夜宵…えっと…」

 

「ターボババアとそう呼ばれてる…」

 

「分かった…ターボババア……出てきて欲しい時はこう言うね…」とワシが言う言霊を言った

 

「いいだろう…」とワシは了承しその後蛍太郎と言う男が夜宵の教育係でやってきた

 

先生と、優秀で夜宵は蛍太郎と言うガキに悪霊を捕まえる手伝いをさせその後、夜宵の部屋を見せた

 

コイツも詠子同様呪われていたが、夜宵はそのガキから出た神経を貰い悪霊を縛る物に変えたり、悪霊の髪で作った縄を作り出した

 

その後色んな事があったが、神代 愛依が神の生贄の話が出て卒業生クラスを速攻で集めることになった

 

H城址にいるワシが慰めたことのある霊に会ったり、ワシの知らなかった旧Fトンネルにいる悪霊の男が詠子を連れ去っていった

 

「おばあちゃん……出番だよ…」と夜宵はワシを呼ぶ

 

「走って……『足走婆婆(ターボババア)』」

 

「覚悟しな……クソだらぁ…」とワシは走り出す

 

そのトンネルに入ると「助けて…助けて…」と理不尽に殺された人間たちがいた

 

「もう少し待ってな…すぐ終わらせてやるからよぉ…」とワシはすぐに詠子の元に向かいそして、詠子を救出しすぐに夜宵の所に戻る

 

「ありがとう…おばあちゃんは、合図したらこのまま私達を安全なところまで走ってもらっていい?」

 

「任せな…」とワシは合図が来るまで待機する

 

「散華して…殉国禁獄鬼軍曹 」と夜宵はソイツを召喚し合図を送りワシは3人を連れてその場を離れそして、決着がつき夜宵はソイツを回収する

 

最大の苦しみを与える様に

 

その後、理不尽に殺された女の子はワシが預かりその女の子達を慰める

 

こんな娘が出ないようワシは走ろう……どれほど時間がかかろうとも…

 

まずは、あの化け物達を殺さねぇとな…覚悟しやがれ…

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