アークナイツ リザレクション   作:サツキタロオ

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遂に物語の折り返し。


STORY.40:龍達の飛翔

「くっ…」

テキサス達は包帯を絞めて、そのまま武器を持って格納庫に歩いて行った。

「大丈夫かなぁ…正直めちゃくちゃ痛いんですけど…!」

エクシアは包帯を巻いていた場所を撫でる。

「とにかく、僕たちも行こう!デュークの役に立たないとね!」

ラップランドは二人に微笑むとテキサスとエクシアもその顔を見て微笑み返した。

そのまま走ってバギーに走って行った。

 

その頃、レイヴンとジェスターは空を飛びながら辺りを見回していた。

「…プリースティス…居ないな。」

「ああ…」

「レイヴン。プリースティスの事、どう思う?」

ジェスターはレイヴンに聞いてみる。レイヴンは考えるように呟いた。

「…あいつの事はこれから考えるさ。」

「…記憶を失う以前の俺に関係あるなら、捕まえて話を聞いた方がいいかもだからな!」

そのまま二人は空を飛んでいった。

 

……その頃、イグニスとフラムは辺りの瓦礫をどかして倒れているルミネを救出した。

「大丈夫?」

「イグニス…フラム…どうして…」

「助けに来たんだ。」

二人はルミネに手を差し伸べる。

「今はヴィクトリアとか関係無いよ。ルミネだって、何か感じてた事あったんだろ?」

ルミネは黙って前を向く。

「うん…!」

ルミネはヴィクトリアの勲章などを全て投げ捨て、そのままイグニス達と共に走り出して行った。

 

同時刻。

プリースティスは瓦礫に埋もれていたテレシアを引っ張り出し、そのまま源石を取り込ませていた。

「テレシス。私の為に役立って貰うわよ…」

プリースティスはそう言って変化するテレシスから離れた。

 

…………

 

その頃、テディスは走って仲間達と合流しようとしていると、地震が起きてよろけてしまう。

「な、なんだ!?」

テディスはそのまま走って音の元に向かう。

そこには、地中から複数体の謎の生物が現れた。

 

源石の結晶に包まれた謎の怪物の群れだった。

「コイツらなんだ!?」

テディスが剣を構えると、遠くから火球と共に滅ぼされた。

「テディス!」

「ドクター!」

空から降りてきたレイヴンに連れられ、そのまま空への飛び立つテディス。

「…レイヴン。さっきの奴って…」

「多分プリースティスだ…」

「プリースティス…ねぇ、ソイツが元凶なのか?」

テディスは、レイヴンに連れられ、そのままチェン達と合流した。

「…テディス!」

「チェンさん!」

そのままレイヴンから降りてチェン達と落ち合うテディス達。

 

「……チェンさん。なんだか嫌な予感がします。」

「嫌な予感?」

「さっき、知らない敵と外敵した。すぐ倒したが…多分プリースティスの作った奴だと思う。」

「プリースティス…厄介な敵が出てきたな。」

チェン達が話し合っている中、後ろから敵意を察知し、そのまま振り返ると、プリースティスが歩いてきた。

「プリースティス!」

レイヴン達が武器を構えると、プリースティスは悠々と話す。

その後ろには、先程の生物が多数飛んでいた。

「彼らは源石と死体から錬成した新たな生物よ。いいでしょう?戦闘力は高いのだけれど、あなた達にはあまり効果が無いみたいね。」

レイヴンとジェスターに目配せするプリースティス。

そのまま話を続けようとするが、武器を向けている姿を見て、プリースティスは話を中断した。

「…ふふっ、いいわ。この話はいずれしてあげる。じゃ、"彼"の相手も頑張ってね?」

彼女がそう言い残した後、後ろから巨大な生物が姿を現した。

全長100m以上にも及ぶ生物だった。

「怪鳥だ!」

「…あれもプリースティスが作ったやつか!?」

レイヴン達が武器を構えていると、ケルシーから通信が入る。

『ドクター。あの怪鳥はなんだ!?』

「しらねぇよ!プリースティスが作ったんだろ!」

レイヴンは通信を切って後ろに下がる。

レイヴンはホバリングしながら怪鳥の攻撃を回避する。

 

「来たぞ!」

レイヴン達は攻撃を回避してそのまま飛び上がる。

下には、テディスとチェンが剣を構えて立ち上がる。

怪鳥は二人に火球を放つ。

「うわっ!」

二人は目を瞑ってしまうが、光がそれを遮り、辺りが眩い光に包まれる。

 

「……?」

チェン達が目を開けると、二人は光に包まれて宙に浮かんでいた。

「…これは…」

「感じる…とてつもない力を…」

テディスの言う通り、二人を包むオーラの勢いは増していく。

その光に怪鳥は思わず咆哮する。

 

「"…この力は光…光ある場所に影は生まれる…"」

「"邪悪なる者よ…見るがいい!我らの力をッ!"」

テディスとチェンを媒体にした謎の声と共に、オーラが竜の形をしたと共に二人に蒸着していった。

 

そして装甲が形成されると同時に二人は新たな姿と共に光から登場した。

「なんだ、あれは?」

「テディスの新しい姿か!?」

レイヴン達が言うと、怪鳥は飛び上がって静かに睨んでいた。

 

「この力は…人々の生きる意思によってなされた力。」

チェンがそう言うと、両剣・ダインスレイヴを構えて言う。

「俺達の為すべき事は、この力と共に決定した!」

テディスは両腕のガントレッドからブレードを展開して怪鳥に突撃していった。

怪鳥の火球は命中するも、それを軽々と振り切って翼にブレードを突き刺した。

「まだまだ!」

テディスは一旦離れ、全身のブレードを分離して両剣に収束させる。そのまま落下と同時に怪鳥の翼を片翼切断した。

 

その真下に居たチェンは待っていたかのように、大盾を地面に突き刺し、両剣を回転させてその竜巻で怪鳥をミンチにしてしまった。

チェンはそのまま再び大盾を持ってレイヴン達の元に近づいていった。

 

「どうやら、また仲間が強くなったようね。」

怪鳥の遺体の上にプリースティスが座っていた。臭いで鼻を抑えていたが、視線はレイヴンに集中していた。

「まあいいわ。次に会った時はこうはならないからね。」

挑発的なセリフを残してプリースティスは地面に銃撃を放ってレイヴン達に攻撃した。

レイヴン達は一歩引いてプリースティスが居た場所を見るが、そこに彼女は居なかった。

「逃げたか…」

「しかし、チェンとテディスも7thフォームに?」

「凄い力ですよこれ、もしかしたら、もう負け無しなんじゃ?」

「調子に乗るな。」

テディスが嬉しそうに言うが、チェンは調子に乗らないと一蹴した。

 

「とにかく、一旦ロドスに帰還して、この事を報告しましょう。」

アーミヤが冷静に言うと、全員頷いた。





レイヴン「これ今年に完結する?」
俺「させる!!!」

こんな調子ですが頑張ります。
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