ごめんなさい。
「ドクターのメディカルチェックが変?」
アンセルから言われたセリフはそれだった。
「ドクターの事ですしいつもの事じゃないですか?」
レイヴンの検査結果をいつものような顔で呟くアーミヤ。
「いやでも…テレパシー結果の値が異常値なんです。これってドクターが何かしらの精神干渉を受けているって事では?」
「ドクターの体質の影響はあるとは思います。彼の身体は普通の非感染者とは違いますからね。」
「…?」
「とにかく、この事はドクターには伝えないようにしてください。恐らく、言えばきっと隠してくると思いますから。」
「分かりました…」
アンセルはトボトボと医療室に帰っていった。
「はあ…」
アーミヤはため息を吐いて空を見つめた。
未だは朧げでもうすぐ見えなくなるかもしれないと思うと辛い気持ちになった。
「…あの人の顔も…もうすぐ見れないなんて…」
「…嫌だな…」
アーミヤは項垂れたままその呟いた。
彼女の頭にはレイヴンの笑顔が映っていた。
……………
それから数時間後、アーミヤ達は指定の座標に向かっていた。
ジェスターとウィシャデルは先行して向かっていた。
「レイヴンの奴、なんか隠してるよな。」とジェスター。
「ドクターの事?」
ウィシャデルはジェスターを見ながらセンサーで辺りを調べていた。
「…!ジェスター、あれ。」
「見つけたな。よし、アーミヤ達に報告だ。」
そうしてレイヴン達と合流したジェスターとウィシャデルはそのまま見たものを報告する。
「…遺跡かぁ…」
「このテラにそんなものがあったなんて知りませんでした。」
アーミヤはそう言って少し興味津々にしていた。
「…じゃあ行ってみるか。よし、今すぐ出発!」
「…早い…」
レイヴンは強引に言い、そうしてすぐに出発した。
到着すると同時、レイヴンは空を見上げながら言う。
「……なんだか嫌な感じだな。まるで悪い事が起きる前兆みたいだ。」
「今はどうする事もできません。今は遺跡の調査をしましょう。」
二人はそのまま内部に入っていく。
壁には古代文字や碑文だったりとまるで探検家の気分になっていた。
しばらく進んで、広い空間に出る。
「…!ドクター隠れて。」
アーミヤがレイヴンの足を引っ張る。レイヴンは怒ろうとしたがアーミヤが指差した方を見つめる事に。
「…!プリースティス。」
「ここに居るなんて…」
レイヴンは剣を構えて準備する。
「ドクター。行きますよ。」
「おう…。」
二人はそのまま隙を突いてそのまま突撃する。
「!?」
プリースティスは反応が遅れて、源石のシールドを張るがすぐに壊されてしまう。
そのままレイヴンの火球に吹き飛ばされ、壁に叩きつけられてそのまま動けなくなった。
「うっ…ドクター…!」
「悪りぃな。」
レイヴンはそのまま彼女の手足を縄で拘束して担ぐ。
「…さて…これからどうする?」
レイヴンがアーミヤと相談していると、後ろの壁が崩れて隠し通路が顕になった。
「わぁ…」
「おお…」
二人はそのまま隠し通路の先を見つめる。
「どうしますか?」
「行ってみる…にしても、コイツをどうにかしなきゃな。」
レイヴンはプリースティスの方を見て答える。
アーミヤは苦い顔をしながら頷いた。
「そう…ですね。ロドスに戻りましょう。」
そうして二人はそのまま飛んでロドスに帰還した。
数時間後。牢屋でプリースティスは目を覚ます。
「!?」
「おはよう。」
プリースティスはガチガチに拘束され、能力も遮断されていた。
テレキネシスとイバラのような結晶で拘束されていた。
「の、能力が使えない…!?」
「私の力。」「そして私のもな!」
ロスモンティスとMon3trがレイヴンの後ろからひょこっと出てきた。
彼女の新しい能力でプリースティスの能力を一時的に封じられていた。
「…さて、色々聞きたい事があるからこうやって生かしてるんだが。」
ジェスターは内心イライラした感じを出しながらもプリースティスに聞いていた。
「………」
「…プリースティスだったな。」
「……ドクター…」
「すぐにとは言わない。お前が何をしたいのかが聞きたい。」
プリースティスは黙ったまま、しばらく考え込んだ。
レイヴンはそれを見て、周りの仲間達を見る。
「とりあえず、今日は休む事にしよう。色々あって疲れたろ。」
「……そうだな。これからの事は幾らでも考えられるだろ。」
ジェスターがそう言うと周りも頷いて部屋から出ていった。
「ロスモンティス、Mon3tr。お前達は残ってコイツの監視を頼む。抵抗しなくなったら終わってもいいぞ。」
「ん。」
「分かった!」
レイヴンがそう言ってロスモンティスとMon3trが体育座りで壁沿いに座る。
「………」
「………」
三人は黙ったまま気まずい雰囲気が部屋に流れる。
「ねえ。」
「…?」
最初に言葉を出したのはロスモンティスだった。
「あなたはどうしてドクターを狙ってるの?」
「…私には何か焦ってるみたいに見えたから…」
「………そうね。焦ってるのかしら…」
プリースティスは少し疲れている顔をしながらそう呟く。
ロスモンティスはプリースティスの様子を見てあまり抵抗する気配を感じなかった。
「Mon3tr。私アーミヤのところに行ってくるから。あの人の様子を見ておいてくれない?」
「分かった!」
ロスモンティスも様子を見た後に外に出ていった。
…………………………
翌日。
レイヴン達は再びプリースティスのところに行った。
「……ドクター。」
レイヴンが部屋に入ると、彼女は口を開いた。
「…分かった。全てを話すわ、そうした方が良いと思ったから。」
「…!」
レイヴンは椅子に座ってプリースティスと見合う。
「……私が復活したのは…"オラクルに会いたかったから"。」
「…つまり…以前の貴方…」
プリースティスはそう言ってレイヴンの方を見つめた。
レイヴンは驚いてそのまま何も言わなかった。
何か嫌な気配と自分の秘密に迫るような感覚だった。
実は後半のストーリーだいぶ変えてます。
テンポとか考えたらそう良いかなと思いました。
次に書いて欲しいキャラストーリー
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アーミヤ
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ケルシー
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ロスモンティス
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フロストノヴァ
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Mon3tr