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転生
去年の第一次サンタ大戦にて、僕は
それからまた1年が経った訳だけれども、僕はふと思いついた。
この世界の子供達にも赤き魔王の本性を知らしめて、サンタという文化を無くしちゃえば良いんじゃないかと。
〜〜〜
「大変です!アルファ様!ピギャッ」
「どうしたのガンマ。そんなに慌てて。それと鼻血出てるわよ。」
「クリスマスイブで街が盛り上がっている中、サンタの衣装を着た不審者が暴れ回っているんです!このままでは、折角広めたクリスマスの文化が台無しになりかねません!」
「何ですって?クリスマスは彼の生み出したもの。なくさせるわけにはいかないわ。七陰を集めなさい。」
〜〜〜
「ヒャッハーーー!」
「キャーーー」
と、このように僕は魔王の服装をして暴れ回っているけども、僕は悪人でも何でもない一般人を殺したりはしない。
今こうして斬って返り血を浴びて魔王を赤き魔王にだんだんと近づけているのもスライムと血糊だ。
つまり、自作自演って訳だ。
スライムと血糊を合わせて作った分身を斬って返り血を浴びて、作って斬ってを繰り返す単純な作業さ。
しかも、僕はこの分身を使って以前のブシン祭選抜トーナメントで出来なかったモブ式奥義を披露する事ができる。
赤き魔王の本性を知らしめるのと合わせて一石二鳥。
いやー、ここで更に陰の実力者として介入するまで出来たら良かったんだけど、僕は1人しか居ないからね。流石にそこまではできない。
「辞めなさい!あんたね、サンタの姿をして辻斬りをしてまわっているというのは。紅の騎士団が相手してあげるわ。」
げ、腹黒おうにょじゃん。回れ右っと
「待ちなさい!」
ん?待てよ?
確か僕、アレクシアに死なない程度に辻斬りされたよな。
じゃあ、僕も死なない程度に辻斬っても良いのでは?
〜〜〜
一面雪景色の街中、ちょうどアレクシアを斬りつけたサンタ姿の不審者を遠目に、7人の白陰が集まっていた。
「シャドウ様の偉大なる陰の叡智への冒涜。許せません。」
「主様から頂いた叡智を壊されるわけにはいきませんわ。」
「狩り好きー、全部デルタの獲物なのです!」
「主の物に手を出すなんて、許さない。」
「実験体に、できるから、頑張る。」
〜〜〜
アルファ達が来たか。
ジョン・スミスの時に、獣人の鼻は誤魔化せないって事が分かったから、ここは潔く諦めて別の場所に移った方が良いかな。
おっと、早速特攻兵器デルタが爆速で走って、
「アトミーーーック!」
何でデルタがアトミックを使ってるの!?
これじゃあもはや特攻核兵器じゃん!
でも大丈夫。これじゃあ空から核ミサイルが降ってきても防げるレベルじゃない。まだデルタは核になれてないみたいだね。
「今宵、世界は我を待つ。しかし期待の先にある裏切りを今宵、世界は知る事になる。」
サッ