初音ミクside
突然だけど、今私は誰かに尾行されています、足音からして2人だと思うけど、誰かまでは確認してない、凄い怖い!
「誰!?先刻から後を付けてくるのは!?」
私は勢いよく後ろを振り向き、そう言ったが、後をつけてきている人が出てくることはない、だけど電柱の影から白いリボンと跳ねているような金髪が見えた、あのリボン何処かで見たような
「ってやばい!アイス買ったんだった!」
私は近道を通るために裏路地へと歩いていった。
初音ミクside終了
「あー!逃げちゃった!どうしようレン!?」
「いや、多分リンのそのリボンが見えたんじゃ」
「えー!リンのせい!?」
「リストにあとで怒られる」
「えー!やだよ、リスト怒ると怖いもん」
「仕方ない追うぞリン」
「ちょ、ちょっと待ってよ!レン!」
そう言い、レンという少年とリンという少女は全力疾走したミクを追って走っていった。
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聡介は音羽館の自身の部屋でパッドくんを弄っていた、どうやら誰かとメッセージを送り合っているようだ
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聡介:やっぱミュージシャン
ってさ、
共通の悩みあるよね
チョピン:ライブきらい⋯
聡介:おれもおれも人前で弾くの苦行
チョピン:衣装合わせで
へコンで↓↓
チョピン:事務所を飛び出してもう四日目
「事務所ってチョピンさんってプロ!?」
チョピン:ww 今の楽しみは
ゲームだけw
聡介:www
今日もやりますかw
チョピン:おk
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「じゃ、今日もいっちょやりますか」
聡介はパッドくんをタップして、ゲームを始めようとするが
「えいやっ!」
バチッ!
モップのようなものを持った歌苗が鬼の形相で立っていた、聡介は歌苗にぶっ叩かれたらしい
「あんた自分の家があんでしょ!?家賃も払ってないくせに、この部屋使ってんの!?」
「電波がよくて、ネットが早いから」
聡介は慌てた様子もなく、嬉々として応えた、
「何言ってんだが全然わかんないな!」
「いいだろ!空いてんだし」
歌苗がまたぶっ叩かそうとすると流石にそれに慌てたのか、聡介が身を後ろに仰け反る、
「空いている部屋は聡介の部屋じゃありません!家賃を払ってくださる未来の入居者様のお部屋です!週末は誰か見学に来るかもしれないでしょ?だから部活も休んでせっせと掃除しに帰ってきたのに、それなのに!」
モップのような物の持ち手の先端を聡介の頰に突き刺す
「あんたって人は、あんたって人は!」
「あー!そういえば」
聡介は思い出したように歌苗を止めた、
「来てたよ?未来の入居者様?になるっぽい人」
「え?」
「何か建物の中を見たいとか言って」
「嘘!?今、何処!?」
「さあ、先刻玄関で会ったから”勝手に見ていいよ?”っつといたけど」
「それ早く言いなさいよ!!」
ガシャン!!
歌苗は勢いよく聡介の部屋(仮)の扉を閉め、出ていった、
「あっ!歌苗、おつかい終わらせてきたよ!」
どうやら、ミクはおつかいを終わらせて音羽館に帰ってきたようです
「ミクちゃん!先刻、音羽館で人に会わなかった!?」
「いや、会ってないけど?どうしたの?」
「もしかしたら、ミクちゃん以来の家賃を払ってくれそうな、未来の入居者様が来たかもしれないから!!」
そう言い、歌苗はそのお客様を探しに走っていった。
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とある一室ではベトが餃子を焼いていた、前の火炎放射器などを使うと被害が尋常じゃないことがわかったのか、今回はフライパンで焼いていた、だがフライパンの上からは煙が漏れていた、それでか部屋中にそれが籠もっていた、
「ベト!頼まれてた餃子買ってきたよ!」
部屋の外からミクの声が聞こえた
「うおー!遂に買ってきてくれたか!」
ベトが嬉々として部屋の扉を開けると、ミクが買い物袋を持っていた、
「ちょっとベト!何この煙!?早く換気して!」
ミクはベトの部屋の窓を開けて、換気を行った、すぐに部屋に充満していた煙が外へと逃げていった
「初音少女!早くギョーザーを!」
「その前にそこに座れ!!」
ミクはベトに正座をさせて仁王立ちする、
「ベト!こういう煙を部屋に籠もらせたりすると、一酸化炭素中毒っていって死ぬかもしれないんだから気を付けてよ!!」
「何!?」
「部屋で料理をするのは構わないけど、せめて窓を開けて!わかった!?」
「う、うむ」
「もう、全く」
ミクがベトに説教していると、ベトの部屋の下から
ポンポンポンポンポンポンポン
「何この音?」
「何だこの音は?」
ミクとベトが床に耳をつけた、その頃、下の部屋、基、モツの部屋では
「ワッハハハ!」
下の階ではモツがスーパーボールを部屋の中で投げており部屋の様々な場所に飛びまくっていた、
「もう一丁!!」
そう言うと、追加でモツはスーパーボールを3個ほど投げた
「アハハハ!アハハハ!」
すると、バウンドが弱くなったスーパーボールをモップのようなものによって飛ばされて、モツの額にクリティカルヒットした
「ダバァ!!!」
ガシャン!!!
モツは勢いよく後方へと吹き飛ばされた、
「空き部屋で遊ぶのやめてください」
「えー、じゃあ歌苗の部屋で」
「いい加減にしてください!!忙しいんだから」
モツにそう怒鳴り、直ぐに部屋から出ていった。モツはそれを暫くそれを観ていたが、その後、またスーパーボールを持ち、不敵な笑いをした
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場所は音羽館の舞踏会の絵画が置かれているホールへと変わる
「何なのよここ、ボロ屋だし、何か焦げ臭い匂いするし、本当にアイツらいるのかしら?」
そこには金髪の黄緑の服を着た女性が立っていた、
「ん?」
その女性が見た先には音羽館の広間への扉が少し開かれていた、その女性は気になったのか、その扉を開き、中に入ると
「あっ」
上部のステンドグラスに照らされた、パイプオルガンがある、大広間が現れる、それに女性は
(ここは何?何か懐かしい雰囲気、この部屋、この感じ、何か思い出しそう、何か)
一瞬だが、その女性の周りにはかつての舞踏会の絵のような景色が見えた気がした、
「あー//これは!」
女性は部屋の中心にあったパイプオルガンに寄りかかった、
「それ自動オルガンなんです」
不意にそう声をかけられて、女性が後ろを向くと歌苗が立っていた、ようやく未来の入居者様を見つけられたようだ
「お祖母様の時代にはここで舞踏会なんかもしていたんです、一応歴史ある建物なんですよね〜」
歌苗は誇りを胸にこの音羽館の説明をした
「気に入っていただけました?」
「あっ//」
何か変な声を上げて胸を抑えた、
「空いてる部屋は今のところ5つあります、家はシェアハウスの形式をとっているので、キッチンは共同、お風呂とおトイレは」
そこまで歌苗が説明しようとすると、
「リっちゃんって呼んでね」
歌苗の手を握り、そう言った、
「大家の音羽歌苗です」
歌苗は少し仰け反りながら言った、
「貴方、大家さん?」
「あ、あ、はい」
「だってまだ学生さんでしょ?まあ何て健気な」
そこまで言うと、リっちゃんは歌苗を抱きしめた、
「何かしら、この胸の高まり、この懐かしい気持ち、ああ、何でしょう」
歌苗を抱きしめながら、何か言っていると不意に玄関のチャイムが鳴った
「ああ、はーい!ちょっと出てきます!!」
流石に恥ずかしかったのか赤い顔をしながら玄関へと駆けていった。
宅配員「お荷物届けにお伺いいたしました!」
だが、不思議なことにその荷物は
「203って空き部屋なんですけど、チョピン、さん?とか居ないし」
「チョッちゃんだわ、203号室ね」
横からリっちゃんが宅配物を持って203号室へと進み始めた、
「え?誰ですか?え!ちょっと!」
宅配物「あのー、サイン」
歌苗はサインをすると、直ぐにリっちゃんを追っていった。
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その頃、ベトの部屋では
「ふむ、七度目の正直だ」
「いや、絶対駄目でしょ」
ベトとミクが餃子を作っていたようだが、餃子の皮の色は紫色に変色しており、見るからに食べられる物ではなかった
「どうするよベト、これどっちが味見するの?私嫌だよ、多分だけど絶対やばいもん」
「いや、一番良い方法がある」
ベトはその餃子を皿に盛り付けると、部屋のとある横の壁に行った、そこには部屋の下部分が小さく穴のような物が空いていた
「今日も受けよう、お前の試練を!」
そう言い、穴の中に餃子の皿を通すと餃子が乗った皿が奥へと消えていった
「え!?誰かいるの!?」
「ああ、ギョーザーのフェアリー、ギョザリーがな!」
数秒後
バタンッ
「何か勢いよく倒れたみたいな音するけど」
「我がギョーザーが美味すぎて、倒れてしまったのだろう!」
すると、直ぐ下からドンドンドンドンと音が鳴り始めた、
「何か凄い床ドンみたいな音が大量に聞こえるけど」
「恐らくヴォルフだな、丁度下の部屋だったはずだ」
ベトは座禅を組み始めると、目を瞑りひたすら待つ
「何してんの?」
穴の方から皿が置かれた音が聞こえた、
「来たか!」
ベトとミクは帰ってきた皿を見ると、皿の上に紙が書かれており、100点中5点と書かれていた、
「があぁァァ!」
「まあ、そりゃあね」
ベトはガックリと気を落とし、ミクはそれを見て呆れていた、その頃音羽館の門の前では
「ねえ、レンどうする?先刻、ミクはこの館に入ってっちゃったけど!」
「いや、ここって確か、俺たちがベートーヴェンとモーツァルトを連れ出す場所」
「え!?嘘!?じゃあもしかしてリっちゃんも居る!?」
「恐らくな、でも流石に勝手に入るわけにも」
金髪の2人、リンとレンは音羽館の塀に貼ってある紙をみる
「「入居者募集中」」
二人はその紙を見ると、音羽館の中へと入っていった。
「いやヴォルフ、開かずの203に住んでいるのはギョーザーのフェアリー、ギョザリーだ!ここ何日もの間、私にギョーザーの真髄を伝えようとしていた」
「いや、絶対不審者でしょ、ベトのそれはただ食い扶持が無かったから食べられただけじゃないの?待ってベト、あの餃子を数日間食わせたの?」
「違うって、寂しがり屋のお化けさん、ドンドンやると喜ぶからどんちゃんって名前をつけてあげて!ってあれ?気の所為かもしれないけど203空いてない?」
上からベト、ミク、モツから会話をし、モツが疑問を投げた、開かずの部屋と言われていた203号室が空いていたからだ
「気の所為じゃ無いかもな」
「本当だ、空いてる」
すると中からメキメキと音が鳴っており、扉が空いているからか、外に音が漏れていた
「何か聞こえない?」
「聞こえるかもな」
そう言うと、ベトとモツ、ミクはその部屋を見に行った、
「「「おわっ!」」」
「君がどんちゃん!?」
「ギョザリーか!?」
「まさか、不審者!?」
モツ、ベト、ミクはそれぞれ指を指しながら言った、指を指しているのは先程、館の見学に来たとされるリっちゃんだった
「あっ」
ベトとモツとミクを見ると胸の谷間から3枚の写真を取り出した、そこには飲み物を零しているモツ、餃子を食べる寸前に撮られたベト、ヘッドホンをつけながら歌っているミクの写真を見る
「ふっ、遂に出たわね、ベートーヴェンにモーツァルト、初音ミク」
そう言うと、リっちゃんは縄跳びを手に取り、ヌンチャクのように振り回す
「一緒に帰ってもらいます」
「は!?」
「「「は?」」」
歌苗は驚いたように聞き返し、ベト、モツ、ミクは単なる疑問として聞き返した、そして部屋でだらけてる聡介は
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聡介:おーい
チョピンさーん
寝落ちした?
チョピン:ギョーザ変な味で
_(´ཀ`」 ∠)_
チョピン:床ドンされて
:(´・ω・`):
チョピン:大家とかいろいろ
入ってきて
チョピン:クローゼットに
隠れてる。。゚( ゚இωஇ゚)゚。
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「は?」
聡介はチョピンの言葉に疑問の声をあげるが、すぐにそれは払拭されることとなる
「やめてください!」
「大家さんは黙ってて!」
「それほど私のギョーザーが好きか!妬ましいのか!!」
「やっ!痛いよどんちゃん!」
「縄跳びを振り回さないで!」
上の階からそれぞれの声が聞こえて聡介が導き出した答えは
「大家、餃子、どんちゃん、上に居んの!?」
聡介は直ぐに、上の階へと上がっていった。
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チョピン:怖い人いっぱい
助けてー
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昔、録画したクラシカロイドの中のかなり重要な話などが録画出来ていないのでそこをどうするかを考えながら執筆していました。すみません、何か質問などがありましたら感想などでお書きください