ダンジョンに超なアイツが来るのは間違いか?   作:アゴン

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今回、色々とはっちゃけてます。ご注意下さい。

そんな訳で初投稿です。




物語140

 

 

 

 ───越えたい怪物()が出来た。

 

 先の騒動で、オラリオに自身の在り方と強さを見せ付けたベル・クラネルは、ミノタウロスの異端児(ゼノス)であるアステリオスに敗北した。

 

 全力で挑んで戦い、そして敗けた。

 

『これで、一勝一敗だな。次こそ、決着を』

 

 そう言い捨ててダンジョンへ消えていくアステリオスを見送った後、ベルは自分の弱さと不甲斐なさ、そして悔しさに涙した。

 

 悔しかった。全力で勝ちにいったのにまるで歯が立たたず、自身の渾身の一撃を破られた事実にベルはオラリオに来て、久し振りに本気で泣いた。

 

 相手が遥か格上だと言われても、ベルは納得しなかった。自分と彼は互いが対等な好敵手であると認めた者同士。

 

 次こそは勝つと意気込み、いつか彼と決着を付ける為にベルは今日も仲間達と共にダンジョンへ向かおうとして。

 

「ウワ~! ベジトデルジバゼヨ!!」

 

「コイツ、全く反省してないな」

 

「追加の重石持ってこい」

 

 ヘスティア・ファミリアの憩いの場である共同の食堂にて、惨たらしい拷問が行われていた。

 

 三角形の台の上で正座させられ、膝の上に積み上がっている重そうな石。見るからに痛そうな光景にベルは顔を青くして一旦扉をソッと閉めた。

 

「……団長、なにかやったのかなぁ」

 

 “また”とは口にはしなかった。

 

 ベジットはベルがヘスティア・ファミリアに入団した時から何かと気に掛けてくれて、“気”を初めとした様々な技を伝授し、鍛えてくれた。

 

 ベルが新人だからといって侮ったり、下に見たり、酷い扱いをしてくる訳ではなく、一人の人間として、キチンと後輩として扱ってくれた。

 

 そんな団長であるベジットには、恩はあっても恨みはない。確かにちょっとやり過ぎな一面もなきにしもあらずだが、それも全部自分の成長を思っての事。

 

 強くて、優しくて、面倒見がよい。叔父であるザルドとは違う懐の大きなベジットに、ベルは自然と父性を感じ始めていた。

 

(取り敢えず、理由は聞いとかなくちゃ。判断はその後でも大丈夫でしょ)

 

 ヘスティア・ファミリアの眷族である以上、ある程度のスルー力は必須なのだとベルは学んだ。深呼吸を数回繰り返し、気持ちを落ち着けたベルは改めて扉を開く。

 

「皆さん、おはようございます」

 

「おう、来たなベル。朝飯できてんぞ」

 

「おはようベル君。今日もダンジョンかい?」

 

「ベジトヲイジメヌンデ!!」

 

「ありがとうザルド叔父さん。そうですね、まだLv.4になって日が浅いですし、取り敢えず浅い階層でズレ(・・)を直そうと思います。団長、いつもお疲れ様です」

 

「アーウ!」

 

 何時も美味しい食事を作ってくれる叔父に礼を言い、主神であるヘスティアに今日の一日の予定を伝える。オラリオに来て日常的なやり取りだが、この会話一つにもベルは大切に感じていた。

 

 視界の端に映る副団長と義母による拷問を極力見ないようにしながら、ベルは用意された朝食を頬張る。

 

 うん、美味しい。流石はヘスティア・ファミリア最強の料理人。相変わらずの美味しさに舌鼓を打ち、ベルは締めのスープを飲み干した。

 

「ベル君、今日はヴェルフ君達も一緒にダンジョンへ向かうんだよね?」

 

「はい。ヴェルフと春姫さん。あとタケミカヅチ・ファミリアの命さん達も一緒です」

 

「桜花くん達も一緒か。なら、尚更気を付けてくれよ? 春姫くんは一応ヘスティア・ファミリアの秘匿存在だからね」

 

 本来であれば春姫はその稀少な魔法を持つが故に秘匿されるべき存在だが、先のアステリオスとベルの激闘を目にし、彼女もまたこんがりと脳を焼かれた。

 

 頑張って強くなろうと努力するベルを近くで応援したい。そんな彼女の想いも汲んで、今日は彼女もダンジョンに向かう事になっている。

 

 尚、春姫には無様を晒したら死ぬ程鍛え直してやるというアルフィアから事前に宣言されてたりしている。

 

「それじゃあ、僕はそろそろいきます。帰りは遅くならない様にしますので……」

 

「あぁ、気を付けて行くんだよ」

 

 朝食を食べ終え、食器を片付けて食堂を後にする。色々と逞しくなったベルを感慨深く思いながら、ヘスティアは少年の背中を見送った。

 

「ベルの奴、すっかりスルースキルを身につけたな」

 

「これを成長と喜んでいいものか、複雑だよ僕ぁ」

 

 未だ後ろから聞こえる断末魔。副団長とアルフィアの折檻を受けているベジットに溜め息を吐きながら、ヘスティアは甘めのコーヒーを啜るのだった。

 

「この後、ヘファイストス達も来るんだけど、お茶請けってあったっけ?」

 

「リリ助が買いに行ったぞ」

 

「流石はリリ君、気遣い上手」

 

 その後、先に準備を終えたヴェルフと春姫も朝食を摂りに来た際にその光景を目にするのだが、二人は驚きながらも皆に促されるまま朝食を済ませ、ベルと待ち合わせをしている合流場所へ急ぐのだった。

 

「エーウ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 黒竜の鱗の喪失という大事件から一夜明けた。事情を知り、オラリオに在住している神々とオラリオの外で活動している神バルドル含めた四柱の神々が揃う。

 

 まだ喪失事件の概要を知らない神々は、真剣な面持ちのヘスティア・ファミリアの面々に嫌な予感を犇々と感じながら話を伺うと、その内容に全員が愕然。

 

「黒竜の鱗を無くしたァッ!?!?」

 

 最初に声を出したのは、医神ディアンケヒト。本来なら己の胃を守る為に今回の会合に来るつもりはなかったが、呼びに来た【静寂】の無言の圧に負け、渋々来訪。

 

 お茶請けにしては贅沢な品々を口に頬張り、自ら生成した胃薬を片手に本題を促すと、他の神と同様に出てきた話に愕然とした。

 

 来なきゃ良かった。ソファーに座り込み、両手で顔を覆う彼の神を誰も責める者はいなかった。

 

「正確には盗まれた。てのが正解です」

 

「よりヤバイではないか!?」

 

 ミアハやヘファイストスも同様に顔を両手で覆い、天井を扇いだり地に突っ伏したりしている。無理もない、黒竜討伐を意味するドロップアイテムが失ったとあれば、それはもう大騒ぎなんてレベルではないのだから。

 

 なお、ベジットの瞬間移動で連れてこられたバルドルは白目を剥いて卒倒しかけ、急遽用意された布団に横になっている。

 

「……一応、これまでは数ヵ月に一回は地下室の掃除の時に確認とかしてたんだけどね」

 

 呼ばれて集まった四柱の神々。そんな彼等の反応に苦笑いを浮かべながら、ヘスティアはこれ迄の管理体制の実態を口にする。

 

「ただ、その……言い訳になってしまうけれど、ベル君が入団してからは色んな出来事が立て続けに起きてさ、最後に確認出来たのはアポロン・ファミリアの眷族()達に襲われた時でさ」

 

「………成る程、その時のどさくさに紛れて盗まれたって訳ね」

 

 恐らく、盗まれたのはアポロン・ファミリアと“戦争遊戯”をしていた時の頃。あの頃は互いに戦争遊戯の前という事で互いに干渉しない為にギルドから本拠地での待機命令を出された時だ。

 

 あの時はアポロン・ファミリアに雪辱を果すことばかりを考え、壊された廃教会の事を慮ってもその地下にある黒竜の鱗までに考えが及ぶことはなかった。

 

 その後もメレン港の騒動や歓楽街崩壊、トドメに異端児騒動と、ここ数ヵ月のヘスティア・ファミリアは目白押しなイベントの数々の対応に追われ、廃教会と地下部屋の管理なんてスッカリ頭から抜け落ちていた。

 

 ガネーシャ・ファミリアによって進入禁止の張り紙やら危険告知やらしてくれたから、スッカリ頭から抜け落ちていた。

 

「では、盗んだ下手人はやはり闇派閥(イヴィルス)だと?」

 

「ウチへの厭がらせとして雑魚派閥の線も拭えねぇが……まぁ、十中八九そうだろうな」

 

 タイミング的に犯行時期は戦争遊戯の開戦前か開戦後のどちらかであるかは定かではない。その為、まだ確定とした判断材料はないが、恐らくは闇派閥で間違いないだろうと、ベートは推察する。

 

「副団長、根拠を聞いても?」

 

「先の劣化陸の王者(ベヒーモス)の件、覚えているか? アレの再誕に関わっていたラシャプ・ファミリアは、闇派閥と繋がっていた噂があったらしいじゃねぇか」

 

 ザルドの問いにベートは鼻を鳴らして応える。以前、オラリオを含めた大陸中を襲った黒い竜巻。ベヒーモス・オルタの出現の裏には悪名高い神ラシャプと闇派閥による陰謀があった。

 

 三大冒険者依頼(クエスト)の一角であるベヒーモスの復活。その裏に闇派閥の思惑が絡んでいるとするならば。

 

「闇派閥の連中は、黒竜の復活を狙っている!?」

 

 ミアハの言葉に場の空気が一瞬張り詰める。確かに三大冒険者依頼のモンスター、そのドロップアイテムであれば周囲のモンスターを喰らい、復活を果たそうとする程の脅威の生命力を発揮するが……。

 

 しかし、それは早急が過ぎる。そうミアハの答えを否定するのは意外にもアルフィアだった。

 

「流石に連中も奪った代物が黒竜関連だとは思うまい。そも、奴等は黒竜を知らん。知らん奴等がどうして黒竜であると断定できる」

 

 アルフィアの言葉に同調するようにヘスティアも頷く。

 

「それに、闇派閥がベジット君の施した封印を破れるとは思えないしね」

 

 ベジットの施した封印は堅牢にして強固。破れるのは施した本人以外有り得ないとベジット自身が豪語する程。

 

 斬ろうが焼こうが凍らせようが腐らせようが、如何なる攻撃干渉も受け付けない絶対防御。

 

 何なら、盗んだソレをそのまま武器にした方が余程強力だとベジットは言う。

 

「たとえ紛失したとしても、俺の封印はそう簡単にはほどけやしねぇよ。それに………」

 

「それに?」

 

「万が一、僅かでも封印が外れたなら、その瞬間奴等の居場所を俺達に教える事になる」

 

 ベジットのその言葉にミアハとディアンケヒトは首を傾げる。一方、ベジットの言う意味を理解したヘファイストスは成る程と納得し、手を叩いた。

 

「成る程ね。封印が一瞬でもほどけたら、その瞬間待っているのは黒竜の残り火とも言える圧倒的な“威”が辺りを襲うわけね。私とヘスティアの二柱(ふたり)がかりで抑えるのがやっとなやつが」

 

Exactly(その通り)

 

 ヘファイストスが思い出すのは、ヘスティアとベジットが初めてオラリオに来た時の事。

 

 あの時は咄嗟の事でありながら凄まじい圧を放つ黒竜の残滓とも呼べる“威”に戦慄したが、アレは一瞬でも解き放てば周囲の命をも蝕みかねない危険なもの。

 

 ベジット本人は平然としていたが、ヘスティアと自分が咄嗟に神威を解放しなければ死人が出たかも知れないと思わせる程、凄まじい“威”が放たれた。

 

 闇派閥の主神があと何柱(何人)残っているかは定かではないが、その場にいない限り封印がほどけた際の対策を闇派閥が出来るとは思えない。

 

 連中が必死に封印を破った所で、待っているのは破滅の覇気。しかもその後にはその威を感じ取ったベジットが瞬間移動でやってくる最悪のおまけ付きと来たもんだ。

 

 現状、推定犯人である闇派閥が盗んだのは、盾にも武器にもなる優れた鈍器を1個ヘスティア・ファミリアから盗んだだけに過ぎない。

 

 そう語り不敵に笑うベジットだが、格好が石抱きの刑のままである為、今一つ格好が付かない姿をしていた。

 

「……しかし、黒竜のドロップアイテムか。まさか死して尚、それ程の存在感を内包しているとはな」

 

「まぁ、あの時の黒竜って進化? 第二形態? みたいな見た目をしていたし、なんか特殊なアイテムっぽいからな。そりゃ、条件が合わなきゃマトモに使えんでしょ……ん?」

 

 ふと、場の空気が静まり返る事に気付く。違和感にベジットが辺りを見渡すと、これ迄溜め息を吐いたり、呆れたり、顔を覆っていた全員が一斉に目をガン開いて此方を見返してきた。

 

 え、こわ。あの温厚なバルドルやミアハが信じられないものを見るような目でベジットを射貫き、黒竜を知ってる筈のザルドやアルフィアですらもカッと目を見開いてベジットを見ている。

 

「え、え? なに、みんなどうしたの?」

 

 明らかにこれ迄とは違う空気。何となく身の危険を感じたベジット。

 

「………ベジット君、今なんて言った?」

 

「え? ………特殊な条件?」

 

「違う、その前。君、黒竜に第二形態があるとか知ってたの?」

 

 というかあったの? そう問うてくるヘスティアにベジットは漸く自分の失言の意味を知る。

 

 ふと隣を見れば、これ迄お茶請けを出したり、バルドルに布団を出したり等して、雑用に徹していたアリス(アリア)が、しまったと口元に手を当ててハッと驚きで目を剥いている。

 

 やっべ、やっちまった。そう後悔するも時既に遅し。今まで互いにズレていた認識に気付いたベジットは、冷や汗をダラダラと流しながらヘスティア達へと視線を戻し……。

 

「…………言ってなかったっけ?」

 

「初耳だよ!?!?」

 

 瞬間、【竈火の館】に阿鼻叫喚の地獄絵図が顕現する。

 

 これ迄ヘスティア達が思い込んできた黒竜の鱗。だがそれは正確には黒竜の鱗ではなく、自らを昇格させ、ベジットを倒す為だけに進化した謂わば第二形態……言うなれば、真・黒竜とも言うべきモンスターの代物だった。

 

 ドロップアイテムとして表記するならば【黒竜の鱗・真】と言った具合だ。モン○ンかな?

 

 そんな事実を今日の今日まで知らなかった一同はそれはもうぶちギレた。ベートとアルフィアを筆頭に神々も大激怒。

 

 温厚で、且つオラリオの人々からも善神で知られるミアハが額に青筋を浮かべる程にブチギレ、バルドルですらもガン詰めしてくる始末。

 

 ここに【学区】の問題児がいれば、三回は更生しそうな激怒具合。

 

 ヘファイストスはもう色々と諦めたのか、衝撃的な事実を前に割かし受け入れており、ディアンケヒトは……もうサメザメと泣いていた。

 

 狂乱(オルギア)。ここにどこぞの葡萄酒の神がいれば、そこそこ満足しそうな狂乱が出来上がっていた。

 

「………なぁ、女神ヘファイストスよぉ」

 

「………なにかしら、【凶狼】」

 

「他人の頭ン中見れる魔導具とか、心当たりねェか?」

 

 それは余裕がなく、追い詰められた様な、切羽詰まった物言いだった。そんな哀れな狼人にヘファイストスは申し訳なさそうに目を伏せて……。

 

「……ごめんなさい。ちょっと心当たり無いわ」

 

「……そっかぁ」

 

 フェルズ辺りに相談してみようかな。そんな言葉を残して、ベート・ローガはこの日、一足先に就寝するのだった。

 

 今日の出来事が夢であることを信じて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 決戦の日は近い。

 

 地下に広がる人造迷宮(クノッソス)。そこに蔓延る闇派閥との決着と、オラリオ崩壊を企てる“エニュオ”との決着。

 

 その時が来るのを肌で感じ取っていたロキ・ファミリアの面々。異端児という外部協力者の存在を受け入れ、今まさに団長であるフィン・ディムナが作戦の概要を説明しようとした時。

 

 彼はやって来た。

 

「やはり人造迷宮か。いつ出発する? 俺も同行しよう」

 

「ベジット院……じゃない。どしたん自分?」

 

 自ら協力を名乗り出たベジット。当然ながらロキやフィンはどういう訳なのか問い掛けるも。

 

「実はその、ウチが大事に保存していたモンスターのドロップアイテムが闇派閥に盗まれちゃってェ、取り返すのに協力して下さい。お願いしますゥ」

 

 良い歳した男が、ガチ泣きしながらの同行懇願。

 

 取り合えず超戦力が無償で協力してくれる事をヨシとし、内心引きながらもフィンとロキは受け入れるのだった。

 

 

 

 





・認識のズレ。
これ迄、ヘスティア達はベジットが倒した黒竜を誰もが知っているあの黒竜かと思っていた。
しかし実際ベジットが倒したのは、黒竜を追い詰めた先で1000年に及ぶ戦いの歴史を糧に昇格。別次元の存在へと昇華したシン・黒竜である。
存在するだけで周囲の生命力を吸い上げ、自身を含めて自壊する。七日もあれば星ごと自滅し、何もかもが無に還る。
そんなシン・黒竜をメガシンカしたリザー○ン程度の認識しかなかったのが第一話の主人公である。
しかしベジットはそもそもそんな事を知らずに、アリアはてっきりみんなが知っているモノだと勘違いし、今まで口にして来なかった。
新生を果たし、昇格(ランクアップ)という未知を経て超克した黒竜。
そのドロップアイテムは救世の証だけでなく、真なる未知の体現者の証明でもあった。
故に、黒竜の鱗だったそれは己を打ち倒した者以外に触れることを由としない。
第一級の冒険者ですら気絶させる覇気を撒き散らすソレが、ダンジョンにて解放された時。
未曾有の厄災が起きるのは、最早約束された様なものである。



・ベジト
トリッカルでもちほっぺにデフォルメされたベジットに似た何か。
食べるのが大好きで、上機嫌だとチョワヨ!と鳴く。
悲しければエーウアーウと泣く。
可愛らしい女児受けの姿だが、こんなナリでも黒竜よりも強い(シン含む)

Q.ゼウスとヘラは来なかったの?
A.二柱とも絶賛鬼ごっこ中の為、参加出来なかった。

Q.レオンは来なかったの?
A.学区での授業があるため、今回は参加不可。しかし後日主神であるバルドルに話を聞いて、バチギレしたり情報量に困惑したりと生徒達が戸惑う程に情緒を乱した。




てなわけで、ヘスティア達とベジットの認識のズレのお話でした。
あまり大した話では無いと思いますが、当人達にとっては一大事な話ですので、こんな風に大袈裟になりました。

 楽しみにして下さった読者皆様、肩透かしで申し訳ありません。


次回、大捜査線。

ベジットの八つ当たりが闇派閥を襲う。
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