異世界転生ってだけでもお腹いっぱいなのにチェンソーマンみたいな力ってマジ?   作:丸鋸

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更新が遅いって?これがデフォなのさ。

友人とボウリング行って筋肉痛が酷い。
限界までやるんじゃなかった(11ゲーム)


第6話

 

 

 

「な、なんやあの姿…!?」

「さァ〜て、魔獣はぶっ殺さねェとなァ!!」

 

イカれた笑い声が森に響き渡る中、デンジは迫り来るウルガルムを両手のチェンソーで切り続ける。

 

触れるだけで胴体が真っ二つに分かれ、そこから吹き出す血を浴び、それを飲みながら戦う姿はまさに狂気。

そんな彼の様子を見てリカードは唖然とした様子だった。

 

「何がなにやら分からんけどもや!その姿んなったら負けることはないっちゅーことでええか!?」

「まあな!!余裕のよっちゃんだぜェ!!」

 

リカードとデンジは背中合わせて囲む魔獣に向けて構えを取る。

静かなその場にチェンソーの駆動音だけが響いていた。

 

「んじゃまあ、そっちは任せてええか?」

「なんなら俺一人でも十分なんだよなァ!」

 

互いに飛び出し、魔獣を次々に切り伏せていく2人。

 

全滅までにかかる時間はそう長くはなかった。

 

 

 

 

 

「──ふぅー、終わった終わった。数が多すぎてさすがに骨が折れるなあ」

「……ああ、疲れた。体がだるすぎ」

 

チェンソーマンを使い終わると頭がクラっとくる感覚。まだ慣れないなあ。

それにしてもリカードって強いんだな。さすが獣人。パワーが凄まじかった。

 

「……ほんま雰囲気がガラリと変わんなあ」

「よく言われる」

 

「ほーん……不思議なやつやで」

 

にしても相変わらず服を汚しすぎた。

血みどろの体と辺り一面に飛び散った魔獣の血。

 

もはや俺からしたら見なれた光景だが……はたから見たらとんでもないよなあこれ。

 

「……ま、片付いたことやし。ひとまず移動しよか」

「うぃーす」

 

「ほんじゃ、おっちゃん頼むで」

「あ、ああ」

 

落ちていた手斧を拾い、荷台へと乗り込む。

……血がベッタリで気持ち悪い感触。早く着替えたいなあ。

 

 

▽▼▽▼▽

 

 

「──綺麗な街じゃん」

 

目的地に到着し、暇になった俺は王都とはまた違った雰囲気の街並みを眺めていた。

 

リカードとおっちゃんは近くでなにやら荷卸の作業中。荷降ろし作業までは護衛人としての仕事では無いわけで、手持ち無沙汰になったし近くの店で服を新しくしておきたいな。幸いポケットマネーならそれなりにある。

 

綺麗な町の中に佇む血まみれ少年。うーんこれは事件性があるな。

 

さて、服屋を探すか。

そう思って足を踏み出そうと──

 

「──君が今回の護衛さんやね?」

「おん?」

 

声のした方を向くとそこに居たのは全身白の装いに身を包んだ紫色の長い髪をした少女。

 

関西訛りの柔らかい雰囲気を纏った彼女は微笑み交じりにこっちに向かって近づいてきていた。

 

「ウチはアナスタシアって言う者なんやけど……知ってる?」

「……リカードから聞いた」

 

「そらよかったわあ。キミ、デンジ君言うんやろ?さっきリカードから聞いたで」

 

……この人が"ほぉしんしょーかい"の代表さんか。

ふむ、確かにリカードの言う通り"えれぇーべっぴんさん"だ。

 

『押せばワンチャンいけるで』

 

……ふむ、よし。

 

「アナスタシアでいいんだよな」

「うん?どないしたの?」

 

「暇だしデート相手になってくんね?」

「………え?……ええけど」

 

目をぱちくりとするアナスタシア。

あざとくて可愛いなあおい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──ほぉしんしょーかいってのは服も扱ってんだなあ」

「せやで。むしろ取り扱ってないものを探す方が難しいとちゃうんかな」

 

アナスタシアの案内で服屋に来た俺たち御一行。

さてさて、何を買おうかなっと。

 

「……まあ安定のTシャツと半ズボンでいいか」

「ほんとにええの?もっとええ服ならぎょうさん置いてあんで?」

 

「どうせすぐ汚れるしな。おしゃれ決め込んでも意味無いって」

 

とりあえず安いやつを買えるだけ買っとくか。予備は多くて損は無い。

 

「……これとかどうや?」

「えぇ……だからオシャレはいいって」

 

「身嗜みってもんは相手の第一印象を決める重要なもんやで?商いだろうと普段の暮らしだろうと人として重要なことや。すぐに汚れるからと言ってないがしろにしたらあかんよ」

「……ふーん、分かった」

 

まあ確かに。普段着用に普通の服も買っとくのはアリか。

 

「素直でいい子やね。何よりウチとデートしとる言うのにこんな格好で横歩かれたらかなわんわ」

「……んじゃこれとか着た方がいいか?」

 

「……君、センス無いやろ」

 

アナスタシアのジト目が突き刺さる。

 

失礼なヤツめ。

ドクロ柄のシャツと金持ちそうな重厚なコートかっこいいだろ。男らしくワイルドじゃない?

 

「ま、ウチに任せとき。ええ感じに無難に仕立てあげたるよ」

 

その後、あーでもないこーでもないと時間が過ぎていき、ようやくアナスタシアが満足したのは時計の長針が一周しそうな時だった。

 

「うん……ほら、ええ感じに纏まった」

「…………」

 

姿見に映る自分の姿を見て思うことがひとつ。

……これデビルハンターの制服姿のデンジやんけ。

 

ワイシャツにネクタイ。そして黒のスラックス。

まあ、無難な格好っちゃそうなんだけどさあ……いやまあいいか。この際だから髪も金髪に染めちゃおうかなあ……染めれんのかな?

 

「ほな、服もバッチしやし、さっさと買って次に行こか」

「……なんか俺より乗り気になってない?」

 

「ウチは商会の代表やけど、女の子でもあるんやで?女の子にとって買い物ってのは気持ちが高ぶるものなんや」

「……ふーん、そんなもんか」

 

よく分からん感覚だな。

でも楽しそうにしてるならヨシっ!(現場猫)

 

そういや前世含めても女の子とのデートって初めてじゃね?

前世からむさ苦しい環境で過ごしてたからなあ。

 

……うん、この後何すればいいの?初めてのデートだから分かんないよお。

やばいな。初めてのデートってのを意識すると緊張してきたな。

 

「とりあえず、美味しいもの食べよか」

 

食事か。緊張で喉を通ってかないかも。

なにか別のことを提案しよう。そうだな、まずは緊張を解さなければ。

 

「今はご飯の気分じゃないなあ」

「……食べへんの?」

 

「食べない」

「……あーんとかもしてあげよ思たのに」

 

「食べまぁす」

「……素直やなあほんと」

 

やったぜ。あーんしてもらえるぜ。テンション上がるなひゃっほう。

 

ちなみにこの後お刺身とかお鍋を食べた。

この世界にもあったんだなあ。懐かしくて涙が出そうだった。

 




訛りがよく分からない。
本場の人からしたら使い方間違ってるぞって思われるかも。

話の展開考えるのがきついよお。この後からはどういう話にしてけばいいんだろうか。

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