大魔導士が嫁探しをするのは間違っているだろうか   作:今更止められねぇよ!性癖スイッチオンだ!

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tips:魂装の名前のフリガナは作者が古ノルド語の単語とか発音記号とかをコツコツ調べて考えてる。

ヴェイプンって、古ノルド語で武装って意味なんだけど、多分Weapon(ウェポン)に繋がってるよね。


独自解釈、独自設定まとめ①

魔法について

 

・そもそも魔法とは『触媒』を通して世界の構成に働きかけ、『現実』という世界の構成を変化させる術。

 

・『触媒』というのは、魔法の発動者の意思を世界の構成へ『翻訳』して伝えるもの。『神の恩恵(ファルナ)』、『精霊の加護』、『勇士の刻印』がこれにあたる。

 

魔法種族(マジックユーザー)とは、精霊に認められたことで生まれながらにして『触媒』を保有している種族。精霊、ハイエルフ、天狐がこれにあたる。この『触媒』は血によって受け継がれ、エルフ、狐人も魔法種族とされる。*1

 

・魔法は『触媒』を起動する『起動式(アクティブキー)』、『触媒』に入力する『発動式(スペルキー)』、入力を終了する『終了式(エンドキー)』に分かれており、それらをまとめて『詠唱式』と呼んでいる。また、詠唱式と並行して、魔力操作による二段階認証の『認証式(パスキー)』をクリアしなければならない。これは暴発を防ぐためであり、これがないと速攻魔法みたいに暴発することになる。

 

・ノルナゲストは『起動式』と『終了式』をそれぞれ【精霊に告げる(セット)】【契約を以て命ずる(オーダー)】まで短縮している。

 

・『神の恩恵』による後天系魔法は恩恵を通して発動するため、『起動式』と『終了式』が不要で、その分先天系魔法よりも詠唱が短い。その代わりに後天系魔法の『触媒』にしかならず、『神の恩恵』では先天系魔法を発動できない。

 

・『精霊の加護』や『勇士の刻印』で後天系魔法を発動することは、理論的には可能。一般的なエルフなら、発動したことのある後天系魔法(つまり失ってしまった恩恵の魔法)の感覚を覚えていた場合に、100年以上訓練して習得できる程度の難易度。失った直後にもうできていたグリムはバケモン。発動したことのない魔法=他人の魔法の場合は流石のグリムも超長期間の訓練を要する。*2

 

・先天系魔法の詠唱式は下手にいじると魔力暴発(イグニス・ファトゥス)の可能性があるので、改良するより正確に伝える形で受け継がれてきた。魔力暴発覚悟でそれを改良して短縮したのがノルナゲスト。例としては、ポピュラーな12小節の詠唱を8小節まで短くしたものがエルフの間で伝わっている。ただし本人は現在4小節まで短くしたものを使っている。

 

・昔はもっと多くの先天系魔法があったが、9割程度が失われており、かつての1割しか残っていなかったのを、再開発によって2割程度まで戻したのがノルナゲスト。ただし本人は9割ほど使えるし、ガチで新しい先天系魔法の開発もしている。

 

・『魔剣』は武器に魔法の『触媒』と『認証式』を封じ込めたもの。封じされているのは基本的に先天系魔法であり、『触媒』は『精霊の加護』に近い。

 

・『魔導具』は後天系魔法に近い。『魔石製品』は魔石を動力にした工業製品なので魔法関係ない。

 

・『要求復唱(リピーティング)』はノルナゲストが若年期に開発した技術で、本来魔法の発動後は霧散する『認証式』を霧散させずに残しておき、詠唱式をパスして『復唱(ダ・カーポ)』と詠唱して同じ魔法を再度発動させる技術。分類的には『直前に発動した魔法を召喚する召喚魔法』なので完全に新しい先天系魔法にあたる。まずこの技術を自分の『触媒』に覚えさせる必要があり、さらに『認証式』を霧散させない魔力制御能力が必要。バケモン。『復唱継続(コンテニュー)』の詠唱で『復唱終了(フィーネ)』の詠唱まで『復唱』し続ける発展技術もある。マジでバケモン。

 

 

 

ルーンについて

 

・ルーンは大神オーディンが発見した魔法体系。ルーンに秘められた意味を通して魔法を発動する。

 

・ルーンの刻印には魔石や血液などの魔力の触媒を使用するが、魔力操作に優れた者ならば、空中に魔力でルーンを書ける。具体的には、並行詠唱できる程度の制御力があれば空中にルーンを書けるようになる。

 

・『字刻詠唱』は発声の代わりにルーンの意味を使用する詠唱技術。『起動式』と『終了式』の代わりに、通信や知らしめるという意味を持つ『(アンサズ)』を使用する。なお、『認証式』と『触媒』は別途に必要。あくまで詠唱の代替なので、当然ながら後天系魔法の詠唱も代替できる。

 

・ルーンには一文字につき2〜5、多いものでは10ほどの意味が込められており、それぞれの意味を深く理解し、『触媒』に繋がる撃鉄を理解することでルーン魔法が発動できるようになる。

 

・何で書いたかに関わらず、ルーンには『触媒』が内包されている。そのため、ルーン魔法は『触媒』の有無に関係なく発動できる。しかしそのためにはルーンの意味を深く理解する必要があり、万が一魔力暴発を引き起こした時の爆発も非常に大きい。グリムはもっとも簡易なルーンで館を半壊させた。

 

・その分、簡易さに反して威力は非常に大きい。また、バインドルーンというルーンを重ねて一文字にする技術で相乗効果を得ることもできる。

 

・ルーンのアルファベットを総称してフサルクと呼び、フサルクは全部で24+文字の存在しないルーンであるブランクルーンの計25種類。

 

・ブランクルーンは運命、必然、空間などの意味がある。意味を理解するのは非常に困難で、グリムもまだ空間の意味しか理解できていない。ただ、二十数年でひとつでも意味を理解できるのはオーディンもドン引きのバケモン。

 

・ルーンは武器や防具に刻むこともでき、簡易な特殊武器になる。よく使うルーンは入れ墨として刻むと便利。

 

 

 

『神の恩恵』『勇士の刻印』『精霊の加護』について

 

・『神の恩恵』とは、魂のエネルギーで稼働している強化システム。『経験値』とは魂の成長のこと。『ランクアップ』はその大幅強化で、『偉業』と呼ばれるほどの大幅な魂の成長が必要になる。

 

・『神の恩恵』は神の力なので、やろうと思えばもっと性能を盛れる。しかし、神同士の公平とか、神が手を出しすぎるのはよくないなどの取り決めによりこの性能に抑えられている。

 

・『勇士の刻印』はノルナゲストが開発した人工『神の恩恵』。神が抑えていた性能を盛ったり最適化したりしたシステム。粗はあるし現時点でもシステム単体でのスキル面とかランクによる出力では『神の恩恵』の方が質が上だし、神が本気出せばもっとやべーもんが出来上がるので、使い勝手的には『勇士の刻印』≧『神の恩恵』であるが、ノルナゲストの技量>神では決してないので注意。

 

・『勇士の刻印』は練習すれば所有者が自分で更新できるようになる。『神の恩恵』では無力な神が眷属を縛るために神依存にさせていた部分を最適化させた。もちろん、『勇士の刻印』を刻んだ者が代行で更新することもできる。

 

・『勇士の刻印』は刻んだ者が死んでも残って力を発揮し続ける。『神の恩恵』では神が眷属に自身を守らせるために神依存にしていた部分を最適化した。

 

・『神の恩恵』の基本アビリティは、眷属の力や耐久を直接補正しているのではなく、それぞれの項目に関連する行動の結果を補正している。そのため、力が上がっても脚が速くならない(筋力が上がれば脚は速くなるはず)、耐久が上がっても辛いものは辛い(辛さは痛覚なので耐久で遮断できるはず)などの現象が起こる。

 

・基本アビリティ*3は『神の恩恵』やや表記が異なっており、それぞれ

 

力 : 物理攻撃/対荷重

耐久 : 生命力/身体強度

敏捷 : 敏捷性/情報処理能力

器用 : 動作正確性

魔力 : 魔力拡張量

 

に対応する。内容自体は変わっておらず、何を補正しているのかを明確にしただけである。

 

・『神の恩恵』では基本アビリティに振り分けられる経験値は自動的に振り分けが決まっていたが、もとを辿ればすべて魂の成長なので『勇士の刻印』では一元化し、自由に割り振れるようになった。

 

・『勇士の刻印』の階位は『神の恩恵』でいうレベル。『神の恩恵』では十分な値の基本アビリティと『偉業』によってランクアップしていたが、『勇士の刻印』では『偉業』では大量の経験値が入るだけになり、『偉業』でなくても規定量をクリアすれば階位を上げることができる。

 

・『神の恩恵』と『勇士の刻印』のレベルと階位では出力が異なっており、階位のほうが出力が低く、0.85倍から0.75倍程度。そのため、階位の値に0.8をかけることで、レベルに換算することができる。例えば第9階位のスクルドはレベルだとLv7換算であり、第10階位のグリムはLv8換算。

 

・『勇士の刻印』において、発展アビリティはスキルに統合された。*4その代わり、生産系の発展アビリティである《鍛冶》の特殊武器(スペリオルズ)作成や《調合》の回復薬(ポーション)作成など、『奇跡を起こす力』は『勇士の刻印』に初期搭載されている。

 

・『勇士の刻印』において後天系魔法は廃止された。ノルナゲスト曰く「自分で覚えろ怠け者ども」。なお、やろうと思えばノルナゲストはスキル《下賜魔法(ギフト・マジック)》という形で先天系魔法を付与できる。

 

・『勇士の刻印』のスキルは基本的に、所有者が魔法を研鑽して自分で拡張するアドオン。そのため、システムのみで追加できるのは本当に基本的な補正だけ。ただし、グリムの場合は『神の恩恵』からの引き継ぎスキルとオーディンからの干渉で、スクルドの場合は精霊スクルドの影響によってスキルが追加されている。

 

・『神の恩恵』と『勇士の刻印』は共存できず、どちらかを持っているともう片方は弾かれる。これはどちらも魂を核とするシステムだからであり、『勇士の刻印』持ちが神によって勝手に眷属にされないためのセーフティ。

 

・『精霊の加護』は他2つと違い、精霊の魂エネルギーを上乗せするものであるため共存可能。

 

 

 

魂装(ヴェイプン)』について

 

・先天系召喚魔法、《セーヴァルスタズ》によって召喚される武装。魔力ではなく魂のエネルギーによって作り出されるため、アルフィアの『静寂の園』やベートの『ハティ』のような魔法や魔力を無効化、吸収する特性では無効化できない。

 

・魂装の性能は魂の質に左右され、より魂の質が高ければ破格の特殊武器になり得る。逆に凡百が使ったところで、自身に適性があった武器が現れる程度である。

 

・オラリオにおいて魂装の性能が最も高くなりうるのはリリルカとベル。次いで英雄前世持ち全般。それらを除けばフレイヤが魂でも選定しているフレイヤ・ファミリア団員が高性能の魂装をゲットできる。

 

・ただし、あくまで先天系魔法のため発動できるのは魔法種族か『精霊の加護』持ちのみ。それを含めて考えれば、魂装の性能は、精霊の血を引くアイズ、『精霊の加護』を継ぐヴェルフ、魔法種族のリヴェリア*5、レフィーヤ、リューがトップクラスか。

 

・魂のエネルギーで編まれているため手入れの必要はなく、重量も0から相応の重さまで自在。また、鎧などは一部だけ消すこともできる。魂そのものではなくエネルギーであるため、壊されてもデメリットはなし。

 

・魂の成長によって魂装が追加される場合もある。

 

・ヴェルフ、及びクロッゾの血筋なら変身アイテムのようにこの魔法を封じた魔剣を作成可能。ただしヴェルフ並の力量がないと作成できない。

*1
天狐は極東では比較的知られた種族だが、エルフからの弾圧にあうため滅多に極東から出てこない。能力的にはハイエルフより魔力に劣り身体能力で勝っている。

*2
『神の恩恵』って人間の可能性を引き出すもの。つまり『神の恩恵』でできることは人間にできるってことでしょ? なら魔法コピーができないわけないじゃん。という解釈。

*3
ダンまち二次創作者が一番面倒に思う部分(諸説あり)。

*4
そもそも『神の恩恵』の時点で規模くらいしか違いがなかった。

*5
拙作ではリヴェリアの前世セルディア説を採用しています。




ここまでの設定を大体書きながら考えている。
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