IS×MGS - Another Solid - 作:No.20_Blaz
お待たせしました…さて。今回は二話続けて箒メインです。
かなり原作と違う面を見せるISキャラたち。当然、彼女も例外ではありません。
そして散々言い訳と共に逃避してきた一夏。
その決着です。
ちなみに。今回のサブタイトルの意味は内容を見れば簡単に分かるかと…
こんなスピンオフでも書きましょうかね…いつか。
それでは第四十九話、お楽しみ下さい。
??? Side
それは、私がまだ中学にあがった頃のことだ。
当時ある事情から政府によって隔離されていた私はなんとか学校には通えていたが、それはある意味命令に近く、行ったとしても居場所というのが存在しなかった。
あの人の妹。世界を壊した張本人。言われは様々だがそれらすべてに通ずるのは誰も私を善人として見ていないという事。人でない異物として見ているような目で見下していた。
その所為もあってか最初は典型的ないじめにあっていたが、この後話す事と恐らくはあの人の介入によってそれはピタリと止んだ。
数名の、私を虐めていた男女の死体が異形ともいうべき形で纏めて遺棄されていた。
その時の警察や第一発見者からの証言では「まるで人を家具か何かと思っている」という正気の沙汰かと疑うものだった。
私への認識はそれを機に見下しや軽蔑から恐怖に転じた。
手を出せば殺される。そんな殺人の対象になるという恐怖に彼らは怯えきっていたのだ。
それでも、それはあくまで私が通っていた学校での話。
校区や夜道を歩けば、当然そんな事を知らない馬鹿が近づいて来る。
そんな時は大抵竹刀で反撃したり威嚇していたが、ある時に近づいてきた奴らは本物の馬鹿だったらしい。
夜道を一人で帰っていた私はどうしても通らなければいけない場所で襲われた。
過去にそこでなんども襲われたことから経験上警戒すべき場所であると分かっていたところで、そこは取り壊しの決まった建物の工事現場近くだった。
今ではもう無くなっていると思うが、そこが私にとっては通らなくてはいけないと思うべき場所、ほかの生徒たちが怯えずに帰れるという一種の隠れ道のような所だ。故に人気は皆無。
居るとすれば私か、私を襲おうと画策する馬鹿かだ。
しかし結局、私はその馬鹿にしてやられたのだ。
「――ん――むうっ――!」
「へへっ…いい女釣れたじゃねぇか」
「へえ、こいつが例の?」
「ああなんか他の馬鹿がこいつにボコられたって話だぜ」
音も気配もなく後ろから襲われた私は、竹刀を抜くこともできずに腕を抑えられ口も叫ばないようにと大きな手で防がれてしまった。
私を捕まえた男がいいぜ、と言うと辺りから合わせて六人ほどの高校生が姿を見せ、典型的な不良という第一印象を形にしていたり格好をつけていたりとお前が馬鹿だと言える奴らが私を囲んでいた。
「竹刀…ああ。これでか」
「ザッコ。こんなのでやられたなんてマジでうける」
「俺もっとゴリラみたいな女かと思ったぜ。こう…拳ひとつでコンクリを…みたいな?」
「それ女かよ」
不愉快な笑い声で気取っている奴らに反吐がでそうだった。
だが竹刀は持てないし身動きも封じられた私には精々睨む程度が限界。それも彼らにとっては悪あがきか笑いの種にしかならない。
―――私の底で何かが揺らめいた。
「ふぅ…ふぅっ…!」
「にしても、こいつ本当に中学かよ。体つきエロくね?」
「その制服この近くのガッコーのだ。確か友達がそこで何人かナンパして連れてったって」
「へー…オイ、触り心地どうなんだよ?」
「ん?マジで最高。口元もやわらけぇし何より…なぁ?」
視線が顔から下がり、私の体をじろじろと見始める。
どうやら私は彼らにとって上物と言える体形らしく、直後に容赦なく触り始めた。
「おお…」
「何食ったらこんなんなんだよ、寄ってくる奴らよりもいいぞ」
「知るかよ。今はこの上玉を味合わせてもらうだけだ」
「ッ―――――!!!!」
「お?感じてる感じてる」
「ここでやんなよ。サツくるぜ」
「うっせぇな知ってるし。さっさと入るぞ」
私はそこで男たちに服を脱がされて冷たいコンクリートの上に押し倒された。
無理やり脱がされた時点で薄々とだが自分が何をされるのか、どうなってしまうのかという結果というものが見えてしまい、それに対する恐怖で抵抗する気も起きなかった。
私は汚される。
全身から力が抜けてしまい、絶望してしまった私は声を出す気も起きず、願わくばもう少し、もう少しだけ時間が延びてくれという事しか考えられなかった。
この結果を飲み込んでしまい、それは仕方ないと何処かで認めていた。
自分でも納得できなかったが、本当は何処かで納得してしまっていた。恐らく、あの時あの人が私のためという意味で殺した同級生の姿を見てから―――
「さいしょはグッ。じゃんけん―――」
運よく奴らは最初に誰が行うかというのを決めるために時間を割いていた。
どうやら軽くもめたらしく最終的に現在行っているので公平にということになったようだ。
自分たちの自由。何をしようとも叫びはしないのだから平気。
慢心とも自信過剰ともいえる勝利に酔いきっていた奴らは、最後の最後で詰めを誤ったのだと、この時気付くこともできなかった。
ひとつ。
私の事を縛らなかったこと。脱力していたが、時間が経てば逃げる程度には回復もするだろう。だが彼らはそれを行わなかった。逃げたとしても追いつけるという自信があったからだ。
ふたつ。
ご丁寧に服を破かなかったこと。これは別にどうでもいい。
だがみっつ。
私の視界に映っていたもの。それで何が起こるのはを予想していなかった事。
彼らはそれまでの奴らが私の竹刀で返り討ちにあったのだと襲った時に初めて知った。だからその竹刀を警戒して鞄と一緒に遠くに置いていた。それは正解だろう。
だが、何も竹刀でなければいけないという理由は存在しない。
棒切れであれば長さが合えばそれで立派な武器になれるのだ。
偶然にも、私の目の前にはその最後の一つが転がっていた。
「おまたせ。じゃ、はじめ―――」
奴らが下着に手をかけた瞬間。彼らは自分たちの詰めの甘さを自覚したのだろうか。
―――まぁ。もうどうでもいい事だったのだが
そこから先の事を正直言って私はハッキリと覚えていない。
というのも、気が付けば私は建物から出ていて帰り道を歩いていたというのが幸い残っていた記憶だ。
しかし、その時の私が
ここからはその視点を見ていこうと思う。
◇
思えば一瞬の出来事だった。
何度か下見をして狙いをつけていた少女を襲った彼らは、根城にしている廃墟で犯そうとしていた。抵抗するための竹刀は取り上げ、携帯なども鞄と一緒に遠くに置いたので万が一抵抗されるという事は皆無。相手はいくら竹刀を持っていると言っても取り上げれば普通の女となんら変わりはない。
―――そう思っていたのだ。自分たちで敷いた常識が崩されるその瞬間までは
「はぁ…はぁ…!」
逃げる。
逃げる。
逃げる。
ただ逃げ続ける。
息も絶え絶えに、呼吸が困難になり、空気に味を感じてしまうほど
喉の奥から何かが溢れかえって吐き出しそうなほど
考えている事が全て吹き飛ぶぐらい
もう何もかもどうでもいい
生き延びることだけが全て。
だから
もうにげられない
「あ―――――」
ゆらりくらり、まるで人形のように近づく足音に戦慄する。
一歩を踏み出す時間はあるがそれでも、彼には一歩近づくだけで、二歩近づけば自分の思考を削られていく。頭の中が真っ白になり、まるで自分の脳が白い手に覆いかぶされていくような
白い恐怖に。
「くそっ…くそぉっ…!!!」
背は行き止まり。持っていたナイフなどの武器もない。
スタンガンなども金欠で持ち合わせていない。
あるのはこの身一つ。
今まで散々振るってきた暴力も一方的なものばかりだったので自衛などという都合のいいものではない。
なにより、そんなものは無意味だと知ってしまったのだ。
相手は女。力も大したものではないはず。
だが、それでも状況が悪すぎた。
「ッ………!」
曲がり角に影が見え始める。
足音も近く、その影が足音の正体だと一目で分かった。
ゆらりと動くその影に男は願わくばどこかに行ってほしい。このまま来ないでほしいと祈っていたが、もはや彼の願いは叶わぬものとなっていた。
逃げるときに滴らせた汗や血が自分の居場所を教えていた。
今頃になって気付いてしまった男は自分が崖の端につまさき一つで立たされているのを理解し、同時に絶望した。
後悔と恐怖。怯えと乞い。
もう彼に抵抗というものは残されていなかった。
赤い雫が地面に滴り落ちる。
銀色の鉄パイプが街灯で光るが、どろりとした血の色までは反射しなかった。
反対側には常備品である竹刀に同じくぬめりのある血が奥まで浸りきっている。
至る所に散りばめられた血。それは彼の仲間の血。
鉄パイプと竹刀によっと散りばめられた赤い鮮血。
服や肌に飛び散ったその血は、もう誰の血なのかわからない。
どうでもいい。私はそれが見たいだけ。
彼を許すか許さないかはどうでもいい。
もう、何も。ただあの鮮烈な刺激が、わたしは、ほしい。
み
い
つ
け
た
血に染まった瞳が、男を捉えた。
◇
幻聴の
「ッ―――――」
海の中に素潜りで何時間も居たような感覚に短い呼吸を繰り返す。実際には空気のある部屋の中で背を預けていただけだが、どうやら寝ている内に無意識に息を止めていたか呼吸が苦しくなっていたらしい。
お陰で陸の上で素潜りをしていたようで自分は一体何をしていたのだろうかと馬鹿馬鹿しくおもえて仕方がなかった。
「―――私は…一体…?」
意識を取り戻し、呼吸を整えた箒は頭を抱える。
自分が今まで何をしていたのか。なぜ唐突にああなってしまったのか。
自分が
思い出そうにも思い出せず硬く閉ざされた自身の記憶に箒は気持ちの悪さを感じてしまう。
確かな事は最後に誰かの叫びで目を覚ましたという事だけ。恐らく寝落ちしていたのだろうが、問題はそこではない。
意識が起こされる時に聞いた叫び声に箒は覚えが
何処かで聞いたという親近感はあるが、具体的にどこでと言われると答えられない。頭の中で靄がかかってしまい肝心なことが分からなくなってしまっていた。
「―――くそっ」
くぐもった声で自分の情けなさに苛立つ。親近感があるという事は少なくとも自分との何等かの接点があったという事だ。なのに、その覚えがないというのは自分が無意識の内に忘れてしまったという事。もしかしたら自分といい意味で接点があったのかもしれないし、最悪自分が
「…汗をかいたな」
寝汗をかいているのに気づいた箒はそれを拭くことよりも、汗で水分が飛んだので水が飲みたいと思いここに来る前に買った飲料水を口の中に流し込んだ。
もう時間が経っていたので冷たくはないが、それでも十分で残りすべてを一気に飲み干す。
自分は一体なにを見ていたのだろう。なぜこうなるまでのを見てしまっていたのだろう。
冷静になっていく脳裏で次々と浮かび上がる疑問に頭を抱えるが、肝心な部分が段々と白紙化していき、考えるほどの事なのかと自意識に問いかけられるように疑問への追及は希薄になっていった。
「一体なんだった…」
自分でもなぜああなったのかと思うがただ疑問に感じるだけに留め、頭の隅へと放り投げて敷かれた布団へと身を落とす。柔らかい綿毛に包まれて良い安眠を行えると思うが、先ほど無意識に眠ってしまっていたのか目がさえてしい睡魔でさえも彼女を襲う事をせず目蓋を落とすことはできなかった。
「―――――。」
このまま眠るまでじっとしているか。そう思っていた時、箒はふとあるものを目にする。
それは先ほど本音が忠告のように言っていた床の間に飾られた置物。あとから見て知った大小二本の刀だ。
銘は分からないが、ある程度見慣れている彼女にはさして名刀と言えるものではない、一般的に近代で作られたものではないかと推測するが、実際は刀身を見なければどうとも言えない。
「………。」
次第に刀に対し興味を持ち始めた箒は起き上がると太刀の方を取り、布団の上に座り込んだ。鉄の重さに反し、鞘や柄などは軽く感覚に違和感を覚える。昔はよく父親などに小太刀は触らせてもらったがどちらも抜くことは許されなかった。子どもが触るにはまだ早い、とよく言われたのだ。
が。今はどうだろう。
親も居らず、誰の目も気にせず、誰か来るかと思えない時間。
時間も少しずつ深くなっている。そろそろ寝だす人も出てくるはずだ。
興味と好奇心。それに反する抑制心。答えは一つだ。
「…真剣…それも昭和のものか」
ゆっくりと引き抜いた刀身は天井の照明に反射し銀色の光を見せる。だがそれをよく見れば何度も手入れをされた跡があり状態からして作られてから長い時間が経ったものだと推測し、刀そのものが昭和の時代に作られたものではないかと考える。
「綺麗な…」
銀色の刃を動かし少しずつ、ゆっくりと抜いていく。
見れば見るほどその色に心を奪われるような感覚に無意識に手を動かし、小さな音と共に鞘から抜きその全体を見てみたいと思い始める。
好奇心が彼女を動かし、柄を持つ手は鉄のように硬くなっていた。
もっと見たい。全てを知りたい。好奇心と興味は次第に刀の毒に侵され、その刀を自分の物にしたいという欲求が生まれ始めた。
「おお…」
気が付けば刀身は外に曝け出され、すらりとのびた刃は硬くなった手にしっかりと握りしめられている。それを持ってはいけないという欲求は彼女の中から消え失せ、瞳から戸惑いや躊躇という抑制は無くなったのだ。
毒に冒され、無意識が次第に彼女の自意識を支配し、
「いいものだ。ああ…じつにいい…」
思っても居ない事を口にし自分が何を言っているのかと疑う事はせず、自覚したまま箒は刀を持ち立ち上がる。
傍から見れば妄想に浸る危険な人物と言えるような姿、武器に心奪われた人間そのものでそれは彼女の目と表情が表していた。
瞳に映る刀は他人からすればただの刀だが、彼女の目には段々と違うものがまとわりつき始める。
ねばつきのあるドロりとした赤い血。それが刀身を伝い手に染み渡り神経や細胞がそれを吸い取ったかのように刺激が全身を駆け巡る。
しかし実際、刀に血はまとわり付いてないし手に触れてもいない。
ありもしない血に彼女は快楽を感じ始めていた。
それは次第に薄れと現実になり、新たなものを欲する切っ掛けとなる。
――――ああ。本物の血が欲しい。この身いっぱいにふりかかる赤くとろみのある鮮血を
血の快楽に
「―――――。」
小さな足音が耳に聞こえ、反射的に振り返る。
飲み込まれようとしていた意識はその光景によって現実へと引き戻された。
そこには、自分が求めていた存在が居たのだから
「ほ………う―――――」
「
◇
起こりうる未来の話をしよう。
二人の少年と少女の物語だ。
影から人々を守り、意識という魔物を撃ち滅ぼした彼ら。
しかしその後、二人は引き合う事はなく、それぞれの道を歩みました。
少年はその剣で目の前の人を助ける「正義の味方」に
少女は自分が悪と定めた者を倒し、強くなる事を選びました。
ですが少女は少年に小さな思いを抱いていました。
彼女は少年の事が好きで好きでたまらなかったのです。
しかし少女と少年の歩んだ道は全く真逆。
少年はもう一人の自分と向き合う事を選び
少女はもう一人の自分と共に生きる事を選んだのです。
「この身が尽きるまで、ぼくはみんなの役に立とう」
「この身がわるものになっても、私は悪を倒そう」
次第に分かれていく二人の道。「こたえ」は、もう目のまえにあったのです―――――
◇
火の手が回り、逃げ場を失わせる。
そこら中から漂う硝煙の匂いが鼻を刺激し冷静な思考力というのを奪い去る。
辺りは地獄絵図、木造建築である和風の屋敷は少しずつだか音と共に崩れ始めている。自分が立つこの場所もいつまでもつのか分からない。
だが、そんな事は関係ないと一蹴するかのように口元を釣り上げて笑みを浮かべる。
自分の足元がいつ崩れるかという恐怖はあるが、不思議とそんな事は些末な事だとも思っている。たかが崩落と死への恐怖を何一つとして持ち合わせていないのだ。
「ふぅ………ふぅ………」
自分の目の前に一人の少女が立っている。
黒く薄い着物をまとい、美しい黒髪は烈火の炎に時折ちいさく輝く。だがその髪も今は汗によっていくつかの塊になり解かれることはない。
「ッ――――」
小さく息を吐く。深呼吸はできないが、気を落ち着かせるのには十分なのだろう。
しかとそれも今の状況から見ればタダの悪あがきにしか見えない。この状況でまだ勝つ気なのかと相手の正気さを疑う。
尤も。それは自分にも言えた事なのだろう。
余裕げににやけた顔で少女はそれに反した焦りの見えた言葉を口にする。
「なぁ―――――――アンタ、一体何者なんだよ?」
血にまみれた顔で笑う
ケラケラ笑う
そして彼女はこう答える。
「お前と同じだよ、ご同輩」
◇
「…前科持ち?彼女…篠ノ之がですか?」
「ええ。数年前…中学の時ね。暴漢に襲われて凌辱されかけたって話だけど…あの子、狂ったように返り討ちにしたらしいわ。全治約一年。中には障害残った相手も居たそうな」
「…で、それと一体なにが…?」
「ん?まぁ…個人的に、気にはなっているのよ。彼女のリミッターってやつについて」
「リミッター?」
「理性のリミッター。最後の枷。虚ちゃんだってむかつけば青筋キレて怒るでしょ?アレと同じ。けど…こっちの方がタチ悪いわ自覚あるなしって意味でね」
「………まさか」
「約数十件。場合によってはほぼ毎日ってケースもあって、色々と噂は絶えなかったそうよ。逆に怖がって彼女以外近寄らなかったようだけど。
お陰様で被害人数は十桁を軽く越している。しかも全員死にかけで病院送りってね。それも―――聞いた話じゃ死なせず生かさず―――」
「それは…」
「…
ただ純粋に、自身に吹きかかる血を求めて彷徨う
―――姿なき狂人」
―――分かってはいた事だ。さて、あとはどうするか。
彼が一体どう出るかを委ねるしかない楯無は他人ごとにも近いような捨て方で、ただじっとそこに書き記された事実を目に焼き付けていた。
現実が変わるわけでも、何か動くわけでもないが、ただ一縷の望みの託すための精一杯の現実逃避と邪魔をしないという意思表示だ。
ここからはあの二人のための時間。あの二人がやるべき時だ。
この先、結末がどうなろうと全て彼の行動次第。
「怖くはある…けど………面白くもあるわね」
そんな事をつぶやき、楯無は不適に笑みを浮かべていた。
吉か凶か。丁か半か。
さぁさぁ賭けの始まりだよ。
オマケと言う名の後書き。
箒メインのストーリーは少し両作品から離れて和風の伝記物のようないくつかの視点とかをメインに書こうかなって考えていたりしてます。
なので少しシリアスというより不気味なものに挑戦します。
…難しいですけど。
あと。個人的に箒を主人公としたスピンオフも考えてるんですが、時代が数年後なんで難しいんですよね…一応あまり本編とは関係ないのですけど…さてどうするか…(汗