だから彼女は空を飛ぶ   作:NoRAheart

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だから彼女が囮となる

時折遠くで鳴り響く銃声と爆音をBGMに、私は三名の護衛を引き連れ、走る。

目指すのは、格納庫から離れた基地側の屋上。

格納庫から屋上までの距離は遠く、その分だけネウロイと遭遇する機会が何度もあった。

しかし時間と弾薬の消費、それからリスク回避の為に極力ネウロイとの戦闘は避けながら進んでいる為、此方側の消費は然程無く、今のところ問題はない。

そう、今のところは。

 

 

『……………ぁぁぁぁあああぁあぁぁぁ!!?』

 

 

後方。

正確には私たちが通り過ぎた通路、その途中の曲がり角からの悲鳴を聞く。

名も知らぬ兵士が、また死んだ。

私は悲鳴を上げたであろう兵士がネウロイに襲われていたところを目撃している。

助けを求める声も聴いていた。

しかし私は、迷うことなくその兵士を見捨てた。

その結果が悲鳴だ。

 

悲鳴、絶叫、罵詈雑言。

見捨てた私に投げかけられる全ての言葉を、私は聴かない。

見つけて、見捨てて、を繰り返し。

それらがどれ程私たちに投げかけられようと、私が前に進むその足を止めることはなかったが、しかし今回は後ろで誰かが足を止めた。

振り返る。

足を止めたのは、未だ幼さが抜け切れていない、私の護衛としてついてきた筈の二等兵だった。

「ルドルファー中尉」と、彼は呼ぶ。

その口ぶりは、私を明らかに責めていた。

仕方なく、私は足を止める。

 

 

「何も言うな、耳を貸すな。目の前の作戦に集中しろ、二等兵」

「……魔女め」

「ブリス、貴様ッ!!」

 

 

諭す私にぼそりと、彼はそんな事を告げる。

それを傍で聴いた彼の上官である軍曹が、顔を真っ赤にして彼を怒鳴りつけた。

当然である。

二等兵がそんな態度を空軍とは言え、上官である私に向かって反抗的な態度、抗弁をするという事は、上官である軍曹の教育が行き届いていないという事のあらわれで。

少なからず二等兵は、軍曹に恥をかかせたのだ。

抗弁が抗命に繋がることも気づかぬような、未だ訓練学校を出たばかりの新兵だと思われる二等兵。

私にしてみればそんな事知ったことではないが、嘗て部下に同じような我の強い者がいたことがあったため些か軍曹には同情を禁じ得ない。

 

 

「二等兵。貴様は私を魔女と言うが、ならば逆に問う。貴様は何者だ?」

「なに?」

 

 

極力戦闘を避ける。

たとえ、道の傍で抵抗空しくネウロイに殺されかかっている兵士がいたとしても、その方針が変わることはない。

ネウロイを倒す為の弾も、魔法力も限られている以上、見つけたモノを一々片っ端から拾い上げていてはキリがないのだ。

ただ、新兵にそれを求めるのは難しい事であるのは分かっている。

私とて助けられる命を、分かっていて見捨てる事に何の躊躇いが無い訳ではない。

彼らの助けを求める声に、視線に、私の心が動かない筈がない。

 

しかし、それでも、そうだとしても、私は彼らを助けない。

私は大局の為ならば、個を切り捨てられる。

それは己という個の感情さえも含まれる。

長年戦争を経験し、指揮を執るようになり、命を任され、只々国民を護って。

否が応でも己のやるべき事を心得えさせられ。

目の前に助けられる命があったとしても、目的や守るべきモノの為に個を「切り捨てる」決断を、私は迫られてきた。

何回も、何十回も、何百回も強いられて、繰り返してきたそれは、もはや()()としての私にとって、何のためらいなく下せるものでしかない。

 

 

「答えろ二等兵。貴様は何者だ?」

「……軍人だ」

「軍人。成程、貴様のような者が軍人か。それはそれは、御大層な事だな」

「なに?」

「二等兵、気づいているのか? いや、気づいていまい。貴様は国から与えられた軍服と銃をひっさげ、命知らずな蛮勇を働くのが軍人と言っているに等しい。私に言わせてみれば、己の役割を忘れ、呑気に寄り道など冗談じゃない。英雄ごっこがお望みならば、勝手に一人でやっていろ。勝手にやって、一人で死ね。我々を巻き込むな」

 

 

私の言葉に、二等兵は只々私を睨み返す事で返答とする。

彼の軍人としてあるまじき、()の意見を優先するような反抗的な態度。

それを見て私が、これ以上彼に何を言おうと無駄である事を察するのは易かった。

軍として、このような者が軍にいるのが一番困る事だ。

彼が私の部下であるならば、私が陸軍の偽装をしていたならば、戦時中であろうとなかろうと彼を即刻断罪に処するところである。

しかし今の私は空軍中尉。

言葉で分からぬというのであれば、私が彼にこれ以上のお節介を掛ける気はない。

 

説得を諦め再び進む。

進む私たちの後ろに、二等兵はしかし、いる。

流石に彼一人で残って戦う蛮勇は持ち合わせていなかったのか。

彼が私に付いてくるのは致し方なく、と言いたげだ。

 

二等兵は若い故、面だって反発する。

若い故に、表立って己の正義を主張するのだろう。

彼は私の事を、心の中で「人殺し」だと罵っているに違いない。

彼は私に「人殺し」を強要させたと思っているに違いない。

何度も、何度も、繰り返してきた決断の中で。

彼の目が生前、久瀬のであった時も、そしてヴィルヘルミナであった時も、部下や仲間達に等しく晒されてきた見覚えのある目だからこそ、二等兵の心の内を察する事はあまり難しい事ではなかった。

 

私が「人殺し」である事について、たとえ二等兵に指さされ、正面向かって糾弾されたとしても、私は決して否定しない。

何故なら、生前に久瀬として私がしてきた事を棚に上げたとしても、今この場で見捨てた彼らがネウロイに殺されることは、私が彼らを殺したことに変わりはしないのだから。

ならば私に罪を押し付ける事で、二等兵に余計な負担がかからずに済むのであるならば、二等兵が私を「人殺し」だと思う(押し付ける)事は、寧ろ二等兵の精神的安定を考えると好都合な事かもしれないと考え直す。

 

そんな感じで私と二等兵との些細で、下らない衝突がありはしたがその後は特に問題は無く、私たちは無事に屋上の扉前にたどり着く。

護衛だった三名とはここで別れ、彼らはこれから基地内に残る部隊に、伝令として向かう任がある。

 

私はこの基地に残っている他の部隊に、そこまで期待している訳ではない。

ルクレール中尉も同意見だったが、ネウロイに突然強襲され、囲まれ、碌な抵抗もできずに一方的に蹂躙された彼らの士気は、下がりに下がり切っているであろう。

だから彼らは精々、我々にネウロイが集中しないようにする注意分散の為の二次戦力くらいにしかならないだろうと考えていた。

が、此処までくる間に見かけた兵士たちの姿を見て、私は彼らの戦力を更に下方修正した。

士気がもはやストップ安を起こしている今の彼らにネウロイの注意を引けと頼むのは些か酷だろう。

しかし人手が足りていない以上、少なくとも軍人であるならばせめて、町の人々を避難誘導をするくらいには役立ってほしいものである。

 

 

「了解しました、ルドルファー中尉。各部隊には基地包囲が解かれ次第、人々の避難誘導をするようにと伝えれば宜しいのですね」

 

 

私が部隊を下方修正した事で変更した命令を聞き返す軍曹の言葉に私は頷く。

 

 

「人手が足りていない以上、他の部隊の助けは絶対に必要だ。頼むぞ軍曹、必ず伝えてくれ」

「は、了解であります。おい、二人とも行くぞ!!」

 

 

敬礼し、軍曹は部下を引き連れ、来た道を駆け足で戻る。

果たして彼らはネウロイの目を掻い潜り、無事に伝令役を務められるのか?

私は此処までたどり着くまでの基地の悲惨な光景を思い出し、彼らを心配するが、彼はルクレール中尉の部隊の中でも多くの戦場を共に駆けてきた信頼できる部下の一人だと、ルクレール中尉が言っていた事を思い出す。

ここは中尉の言葉を信じ、必ず役目を果たしてくれる事を期待しておこう。

 

屋上に向かう為に私は、走去る彼らに背を向ける。

向けた瞬間、後ろの方でゴッ、と鈍い音。

何の音かと振り返ってみると、軍曹が二等兵の頭に容赦のない拳骨を落としていた。

それ見て私はクスリと笑う。

跳ねっ返りな二等兵の教育は、上官である軍曹に任せるとしよう。

 

 

 

 

 

屋上へ続く扉を開いて、外へ出る。

視界に広がる、街は、火焔と黒煙と、それから破壊で満ちていた。

この地に移って二年。

たった二年しか暮らしていなかったこの街を、それでも私は好きだった。

両親やお爺様と、暮らし、幸せな思い出が沢山あったこの街の事を……私は、好きだった。

 

 

「………すぅ」

 

 

吸い込む空気は、酷く灰に汚れ、穢れている。

しかし何処か、懐かしい。

 

 

「………ふぅ」

 

 

吐き出す息は、熱を帯びた白になる。

私が手放した、白は、灰の虚空を泳ぎ、刹那に儚く消える。

儚く消えた白を見届け、私は手に持つFM mle1924/29軽機関銃のコッキングハンドルをゆっくりと引く。

少し上を見上げれば、基地を包囲するように飛ぶ小型ネウロイ。

見える範囲でおおよそ十七、八体くらいか。

しかしそれだけの数のネウロイがいるにも拘らず、此方には今だ、一体たりとも気づいていない様子である。

 

今一度、深呼吸をする。

相も変わらず、酷く濁った空気が私の肺を埋めていく。

しかし、私がまた吐き出す息に、白はいなかった。

 

 

「嗚呼………」

 

 

燃える街を眺め、思わず声を漏らす。

同時にブルリと、私の身体が震える。

すると私の内から形容しがたい感情が、徐々に湧き出てくるのを感じた。

はじめはその感情が何なのか、私自身の事だというのにまったくちっとも分からなかったが。

少しずつ、少しずつ、押し付けられるように。

最初からそうであったかのように。

私の感情が、湧き出たそれに、塗り替えられていく。

 

 

「………ふ、ふふ」

 

 

はじめに抱く、感情は――歓喜

 

帰ってきた。

私は帰ってきた。

戦場へ。

懐かしの戦場へ。

先程まで無かった筈の高揚感、歓喜が、妙に私を支配していく。

 

後に抱く、感情は――憎悪

 

ネウロイよ、お前らは何故そこにいる。

私は、静かに、蚊が啼くようにそう問うた。

ネウロイよ、覚悟しろ。

私は、今度は大きく、高らかにそう告げた。

先程まで思うことのなかった筈のネウロイに対する憎悪が沸々と、私の内、五臓六腑の隅々まで広がっていく。

 

私より高く飛ぶネウロイを、地べたに這いつくばる蛆虫の如く只々見上げる事は、私にとっては屈辱の極みだ。

破壊されていく街を眺め、両親の事を思い出す私にとって、ネウロイが目の前に存在するだけで恥辱に耐えられない。

これから目の前にのうのうと浮いているネウロイの阿呆面を思う存分、己が手でぶちのめせると思うと、嬉しさのあまり、身体が震えて仕方がない。

ネウロイのその身を、私が持つ、このFM mle1924/29軽機関銃で無慈悲に、バラバラに、切り裂けるのだと考えるだけで、私の腹の底から笑いが溢れて止まらない。

私が浮かべたこのボーイズ対戦車ライフルの徹甲弾が、ネウロイの腹に大きな、大きな風穴を穿つ瞬間を想像するのは愉悦の至りだ。

 

 

「ふ、あははははは!!」

 

 

殺す。

殺してやる。

たとえネウロイ共が痛みを感じなくても、ネウロイ共に感情など無くとも。

絶対に、後悔させてやる。

恐怖を刻んでやる。

父さんと母さんを殺したことを、絶対ぜったい、許すものか!!

 

 

『―――じ』

 

 

私の思考は狂っていく。

もはや私のこの逸る気持ちを抑えることは叶わない。

勇む脚は、ネウロイに進む。

言葉にできない憎悪を抱え、私は無謀な行進を止めない。

感情に任せ、憎悪のまま、本来の目的を蔑ろにして。

私怨で銃を振るうなんて、普段の私なら、私らしくない。

こんなの、私らしくない。

分かっている。

頭では分かっている。

だけどこれが一番正しい。

正しい事なのだと、誰かが頭の中で繰り返すのだ。

繰り返されるたびに、自分の感情が、自分のモノでなくなっていく気がする。

感情が支配され、己の内の、正体分からぬ第三者にコントロールされていく。

そんな事あり得ない筈なのに。

己の内に潜む第三者? 二重人格?

本当にそんなモノが私の中に存在したとしたら、とてもとても恐ろしい事だ。

もしそうだとしたら、そいつらにとって今の私はただの都合の良い復讐人形でしかない。

だからこれは、己の意思だ。

そうだ、そうに決まっている。

今の今まで冷静を装って、他人に叱咤してきたはずの私は一人になった途端、本当の私は復讐をしたかったのだ!!

 

 

『――るじ!!』

 

 

宙に浮かぶ、ネウロイたちの腹の下。

とうとうそこまでやってきた。

ネウロイたちは私に気づいているようだが、しかし何故か攻撃はしてこない。

ジッと私を観察するように、見下すように、ふわりふわりと宙を漂う。

そんなネウロイたちの反応に、私は不思議だと思ったが、今はそんな事はどうでもいい。

ネウロイたちが自ら腹を見せるなら、私は只々奴らに鉛玉をくれてやるだけ。

 

機関銃を持ち上げ、銃口をネウロイの一体に向ける。

指先はトリガーに。

そして私は、指先に力を込めて――

 

 

『――主!!』

「ッ!?」

 

 

己の内から呼ばれた誰かの声にハッと我に返った私は、目の前のネウロイたちに気を取られて今まで気づく事の出来なかった、分かりやすいほど単純な、しかし圧倒的な殺気を感じとって、咄嗟に大きく横に飛ぶ。

 

 

――瞬間、私のもと居た場所が吹き飛ぶ

 

 

爆風を背に受け、更に転がっていく私だが、すぐに受け身を取って体勢を立て直す。

立て直した私は攻撃を受けた、私の背中だった方向に目を向けると、いつの間にいたのか、大型ネウロイが一体。

基地よりも遥かに大きな、まるで堅牢な城を想起させるようなその体躯を、見上げる私は思わず舌打ちを一つ鳴らす。

 

 

『……大丈夫?』

「すまないカルラ、助かった」

『ん』

 

 

油断していた。

言い訳しようのない程、愚かな復讐に囚われ、周囲への注意が散漫になっていた。

死んでもおかしくなかったあの一撃。

カルラがついていなかったら、間違いなく私は死んでいたに違いない。

 

すぐさま私は大型ネウロイとは反対側の、小型ネウロイたちがいる方向へと駆け出す。

小型ネウロイより放たれる紅い閃光が、数撃ちゃ当たると言いたげに、数条もの軌跡を私に向かって描くがしかし、魔力に強化された私の脚を捉えることは叶わない。

そのままビームを避けながら、屋上の端まで駆け抜けて、手すりを飛び越えるように大きく跳躍。

小型ネウロイたちの、正面へ。

跳んで、身動きの取れない私は格好の的。

無論ネウロイたちは一斉に、私を狙ってビームを放とうとする。

しかし――

 

 

「『我が翼よ(メイネ・フィルグゥ)』!!」

 

 

固有魔法――外部加速でもって、ネウロイたちの頭の上を飛び越えるように山なりに加速。

回避したビームは私に当たることはなく、代わりに反対側にいた大型ネウロイにビームは当たる。

何条ものビームを受けた大型ネウロイの身体は弾け、崩れるように倒れていった。

これで大型ネウロイを倒せたとは思っていないが、時間を稼ぐには十分だろう。

 

小型ネウロイたちの頭を飛び越える、すれ違いざまに私は機関銃を躍らせ、その数を少しでも減らす事に努める。

ほんの少し、一瞬でしかないすれ違い。

しかし至近距離でFM mle1924/29軽機関銃から放たれる、毎分450発もの弾丸が少なくない数のネウロイを屠るには十分な時間であった。

小型ネウロイたちの頭の上を越える頃には、私は1マガジン(25発)を撃ち切ってしまう。

撃ち切った後は只々、只管、振り返る事無く固有魔法を駆使して近くの家の屋根まで飛んで逃げる。

そのおかげか、ネウロイたちとは大分距離を稼ぐことが出来たことを確認した私は、落ち着いてマガジンのリロードを行う。

 

 

「ふむ……」

 

 

ふと、私は先ほどまでの私の異常さを思う。

気持ちは先程とは異なって、異様なまでに冷めている。

思考も先程とは異なって、驚くほどクリアになっている。

感情も先程とは異なって、今の私には何かドロドロしたモノに囚われ、執着するものはない。

先程までの私は、一体全体何だったのだろうか?

 

 

『主、大丈夫』

「カルラ?」

『私の主は、主だけ』

 

 

それは一体どういう意味か?

カルラの唐突な言の葉を疑問に思いこそすれ、今は問わない。

今の私は、為すべきことを全力でするだけだ。

他一切の思考は言わずもがな、邪魔である。

 

基地を包囲していたネウロイたちが、こちらに向かう。

しかしそれらが全てという訳ではない。

此方に向かってくるのは、基地を包囲していた約五割と、いったところか。

それでは少ない。

より注意を引いて、ルクレール中尉らが安全に出撃できる状況を作らなければ。

 

太腿に巻いたホルスターより、一丁の銃を取り出す。

中折れ式のその銃に、私は弾を込め、そして上に向かって引き金を引いた。

 

青い空を、眩い緑色の光がより照らす。

 

眩い信号弾は、昼であろうと目立つ。

目論見通り、基地を包囲していたネウロイたちの殆どが、私に気づいて此方に向かう。

その様は、まるで緑に群がるイナゴの大群。

 

 

「一対、ひぃ、ふぅ、みぃ……約五十か。中国のクーデター軍に囲まれてしまった時の倍とは、流石に一人でそんな数を相手にするのは初めてだ…………しかし!!」

 

 

臆してなんていられない。

大きく息を吸って、ネウロイたちに、私は叫ぶ。

より、もっと、すこしでも、ネウロイの注意を引く為に。

 

 

「ヴィルヘルミナ・フォンク・ルドルファーだ!! 死にたい奴から来るといい!! 私は、此処だ!!」

 

 

絶望的な囮作戦が、始まる。

 


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