あ、あと今更感あるけど自己解釈は結構出ると思うよ。
まあこれを読む人でそんなことを気にする人は少ないとは思うけど…
それではスタートじゃ!
赤く光るその瞳
ふと気が付けば、第一に感じたものは幼き子たちの凄惨な悲鳴であった。
目を見開けば、醜い巨体が大切な孤児院を破壊している。
またこの悪夢だ…
リンバス・カンパニーとの契約を結んでからというものの、未だにこんな景色を思い出してしまう。
思えばこれまでの数多の喪失の始まりはここからだったかもしれない。
不幸中の幸いというべきなのか、ラピスだけはそばに置くことができていた。
肝心の'ラピス'本人には再会できてはいないが…。
だがそれも今だけだ。この流れに乗っていけば、いずれはラピスとも…。
…何か聞こえる。
今まで見てきた悪夢の中で一度たりとも聞き覚えのない声だ。
…い
せ…い
「せんせい」
「起きてください、先生!」
悪夢から目覚めたその時、眩い光が目を貫いた。
青空だった。
とても都市で見られるようなものではない一面の青と輝く太陽、声のしていたはずの方向に顔を向ければ、一人の女性が立っていた。
大人びてはいるが子供だった。
「やっと起きましたね、先生。」
先生?まさか私のことを言っているのか?
「お待たせしている間に寝ていたみたいですね。お疲れのようでしたし… 」
"待て。"
「どうかしましたか?」
"聞き間違いかと思われるのですが、先程私を先生と呼んだのでしょうか?"
「ええ、そうですが…どうかしましたか?」
"はあ…私は子供のお遊びに付き合えるほど忍耐強くない性格でしてね。"
彼の目が赤く光る。
しかし彼女は顔色をまったく変えない。
まるでこちらがおかしいかのように…。
…いや、確実におかしい。
窓から見えたあの青空の時点でも違和感は多少あった。
そして目の前の彼女の発言。
もういつの話だったか思い出せないが、あのダンテも変な様子をしていた時があったな…。
まるで自分の知りえない世界を見たような…。
そんな表情をしていたが…。
まさかここは…
都市とは違う世界だとでもいうのか?
彼の目が元の色に戻った。
"失礼しました、突然の事態でやや気が動転してしまいましてね。"
「そうでしたか。確かにあなたはこのキヴォトスの外の世界から来た初めての人なので、無理もないでしょう。」
「紹介が遅れました。私、七神リンと申します。」
"七神リンさん、私はヴェルギリウスといいます。"
「あなたのいくつかの情報は連邦生徒会長から預かっております。」
「聞いたところによると、ヘイローを持たなくとも凄まじい力をお持ちだと。」
"連邦生徒会長…聞いたことがないな。その人は今どちらに?"
リン「それが… 」
バァン!
急に向こうの扉が荒々しく開かれる。
「そこに居たのね!七神リン!」
ーto be continued
とうとう来ましたね。
次回は戦闘も行うと思います。
それでは、次回もお楽しみにしててくださいね。