「ボス!雌猫とイータだけで、どこに行っていたのぉ!!」
「おぉ、ただいま、デルタ」
シャドウガーデンに帰ってくると共に、デルタが出迎えた。
その際には、少し膨れた様子で、俺に詰め寄ってくる。
「少しゼータの仕事の手伝いをしていてな、悪かったな」
「ぶぅ、デルタの事、放っておかないで欲しいです」
「本当、馬鹿犬は」
「あぁ、雌猫は嫉妬しているですか!」
「・・・本当に」
そうして、ゼータは懐から取り出したのはデザイアドライバーだった。
「ゼータ」
「いやぁ、少し良い機会だと思ってさ。ツカサって、私が戦っている所、あんまり見せた事なかったよね」
「いや、それはそうだけど」
ここで、2人が戦う事に、少し戸惑いがあった。
正直、2人が争う姿は見たくないのが本音だ。
けれど、その最中で、イータはそのまま俺を引っ張る。
「2人が喧嘩する事はよくある事、それにツカサがいる前で本気で殺し合いをしないから大丈夫」
「そうなのか」
その言葉に不安を覚えながらも、デルタとゼータはそのまま訓練場へと向かう。
そこには、黒いボディスーツを身に纏っている女性が多くいた。
その際に、俺への視線は。
「なんだか、見られているような」
「シャドウガーデンの構成員は基本的に女性ばかり。男の悪魔憑きはいないから、目立って当たり前」
「というよりも、俺はその悪魔憑きじゃないんだが」
そうしている最中で、デルタとゼータの2人はそのまま向き合った。
すると、デルタが取り出したショットライザーを見て、ゼータは少し驚いた様子。
「へぇ、それを使うんだ。いつもは使い方が分からないから、肉体戦で戦っていたのに」
「ふふっん、それは、デルタもよく分からなかっただけ。けれど、今のデルタは!」『アサルトバレット!』
それと共にデルタが取り出したのは、アサルトウルフプログライズキー。
「あれは、なぜ?」
「ボスが教えてくれた後、手元にあったのです!」
「マジか」
その言葉に、俺は驚きを隠せない最中で、そのままデルタはアサルトウルフプログライズキーを装填する。
『オーバーライズ!Kamen Rider. Kamen Rider.』
そして。
「変身!」『ショットライズ!レディーゴー!アサルトウルフ!"No chance of surviving."』
その音声と共に、デルタは、その姿が一変する。
これまでのデルタが変身したバルカンとは違う重装甲の。
その姿へと変わると共に、そこに現れたのはアサルトウルフに変身したデルタ。
「ふぅん、ツカサのおかげで、その姿になれたんだ。だったら」
その言葉共に、取り出したのは、ビートレイズバックルとブーストレイズバックル。
そのまま、デザイアドライバーに装填すると共に。
「変身」『DUAL ON!BEAT & BOOST!』
鳴り響く音声。
同時にゼータの姿は変わる。
仮面ライダーナーゴに変身すると共に、その姿もまた、ナーゴの中間フォームと言えるべき姿。
ビートブーストフォーム。
変身を完了すると共に、ビートレイズバックル使用で変身する形態で召喚可能なエレキギター型拡張武装、ビートアックス。
「さぁ、やるとするか」「グルルル!」
そのまま、2人は構える。
そして。
『READY FIGHT』
鳴り響いた音声と共に、その対決が始まる。