ゼータからの知らせを聞いた俺は、そのまま武神祭に参加しながらも、怪しい奴がいないかどうか探る。
これまで、あまり姿を現さなかったディアボロス教団に関しての調査が、どれ程かかるのか。
そもそも、奴らは、この武神祭で何を企んでいるのか。
「それらを探らないと」
そうして、考えていた時。
何か、直感が囁いた。
これまでの旅における警報なのか。
「・・・地下」
ふと、俺は地面を見る。
地面にある地下から何かを感じた。
それは、何なのか、確かめるように、地下へと入る。
地下は下水の酷い臭いで満たされていた。
けれど、その先に聞こえた音。
「逃げる足音、これは、誰だ?」
聞こえた範囲で、誰かは分からない。
しかし、まるで、何かを相手をしながら逃げる音。
その音を聞いた瞬間、俺は、既にネオディケイドライバーを腰に当てた。
「変身」『KAMENRIDE DECADE!』
鳴り響く音声。
それと共にディケイドへと変身を終えると共に、俺は腰にあるライドブッカーを手に、その銃口を真っ直ぐと向けて、引き金を引く。
引き金を引いた瞬間、ビームは真っ直ぐと目的の場所まで飛んでいく。
やがて、誰かが攻撃をしようとした剣を弾いた。
「なっ、今のは」「何が」
驚きの声が聞こえた。
それと共に、俺が歩くと、そこにいたのは、ローズ先輩がいた。
なぜ、彼女がここに?
その疑問はあったが、彼女に対して、攻撃を仕掛けている奴を見る。
そこに立っていたのは。
「ダークカブトか」
まさしく、ローズに攻撃を仕掛けようとしたのは、ダークカブト。
そして、それを見る限りだと、間違いなくハンドレッドである事は間違いない。
ハンドレッドとディアボロス教団が手を組んでいる以上、ローズが何かを知って、追われているのは間違いないだろう。
ゼータの言っていた1件と何か、関係している可能性がある。
「あなたは、ディケイド、なぜ」
「話は後だ、さっさと逃げろ」
「ですが、あの男から、逃げようにも「問題ない」えっ」
そうして、俺は既にライダーカードを装填する。
『FORMRIDE FAIZ ACCEL』
鳴り響く音声と共に、俺は既にファイズのアクセルフォームへと変身を終える。
眼前にいるダークカブトを見つめながら。
「10秒で片付ける」「お前っ言ってくれるなぁ!」
それと同時だった。
俺は腕に装着しているファイズアクセルのボタンを押す。
それを見たダークカブトもまた、腰にあるボタンを押す。
『Start up』『Clock Up』
その瞬間、互いに時間を越えた速さを得ると同時に、その戦いの幕が上がる。