アクセルフォームとなった事で、ダークカブトのクロックアップに対抗する事が出来るようになった。
俺はライドブッカーを手に持ち、眼前にいるダークカブトに向かって、振り下ろす。
「へっ」
ダークカブトは、既にゼクトクナイガンで、それを受け止めていた。
互いの武器の刃は、火花を散らす。
「無駄だぁ!この俺は、このクロックアップの力を手に入れた事で、全てを超越する速さを手に入れた」
「超越した速さね」
ダークカブトは、その言葉と共にゼクトクナイガンを突いてくる。
対して、俺はライドブッカーでその攻撃を受け流しながら、そのまま蹴り上げる。
「速さだけではねぇ」
「ふっ、何を言う!その証拠に、今!俺の攻撃に追いつけないだろ!」
笑みを浮かべ、そのまま連続で突いてくる。
俺は、それらの攻撃を受け流しながら聞いていく。
「あぁ、けどな、知っているか」
「何をだ!」
俺の問いかけ。
それに対して、ダークカブトは余裕の表情をしていた。
けれど。
「ライダーは、進化する。お前の最速に追いつけない程にな」『FORMRIDE NEXTFAIZ ACCEL』
鳴り響く音声。
それと共に、俺の姿が一瞬で変わる。
先程の、ファイズアクセルから。
ファイズの進化形である、ネクストファイズへと。
「なっ」
その一瞬の変化。
それは、決定的な隙となった。
俺はそのまま走る。
奴の目から見たら、それは雷だろう。
「なんだっ」
次々と、俺はダークカブトに蹴りを。
それを。
「がっはぁ、がぁ!」
無防備になった腹部に打ち込んだ。
ダークカブトは苦痛の声を上げながらも、受け身を取っていく。
「ぐっ、俺が!この俺が!速さでぇ!!」『FINAL ATTACKRIDE FA FA FA FAIZ』
だが、そんなダークカブトに、俺は次々とポインティングマーカーを当てていく。
それらを見たダークカブトは。
「っ!?」
そのまま、真っ直ぐと、俺はスペクトルバリオンスマッシュを繰り出す。
『3…』
「ぐっ!」『2…』
次々と叩き込んでいく一撃。
それに対して、ダークカブトの装甲が、削り取られる。
『1…』
そして、全てのポインティングマーカーで貫いていく。
それが終わりの合図に。
『Time out』
そうして、降り立つと共に。
『Reformation…』
そして、最後に……。
「これで終わりだ」
そのまま、アクセルフォームは解除する。
そして、見つめた先には、ダークカブトが爆散する。
「・・・」
そうして、見つめた先。
そこには、ローズ先輩はいなかった。
先程までの戦いの衝撃で、どこかへと吹き飛ばされたようだ。
「・・・本当に、何が起きているのか」