俺とダークカブトの戦いの余波で吹き飛ばされたローズ先輩。
彼女を見つける為に、俺は探す事にした。
今回の事件に大きく関係している事は既に分かっている以上、彼女を探す必要がある。
「けれど、そんなに時間は賭けられないな」
既に武神祭の試合がある以上。
俺は歩いている最中。
「・・・上か」
こちらに歩いてくる音が聞こえる。
それは、足音だろう。
俺は、それに対応するように歩く。
ゆっくりと。
すると、向こうもこちらの気配を感じた様子だ。
既に武器を構えている様子。
「全く、どんな奴が来たと思ったら、また女か」
「あなたはっ」
そう、俺は、見覚えのある人物である。
アレクシアに、それに確かナツメ先生か?
二人が、なぜここに。
「ディケイド、なぜ、ここに」
「なぜか、まぁ、互いにそう思うのは仕方ないが、聞きたい事がある。ローズ・オリアナは見かけたか」
「・・・その言葉、まさか、あなたが関係しているのか?」
それと共にアレクシアは、剣を握る力を強くする。
「おっと、何やら誤解しているようだが、俺は別にあの王女様を襲うつもりはないぞ。むしろ、厄介な奴らと関わっていると分かっているからな」
「厄介な奴ら」
そう、俺は腕を組みながら、少し考える。
ある程度は、事情を知っている様子のアレクシアに言うのは問題ないだろう。
だが、無関係のナツメ先生に果たして言って良いのかどうか。
「まぁ、あんたも事件の時に見たと思うけど「ハンドレッド」おっと」
俺が言うよりも早く、ナツメ先生が呟く。
「ハンドレッド?」
「えぇ、少し噂で聞いた程度です。仮面ライダーという力を持つ集団だと聞きます」
「仮面ライダー?それって、どういう意味なの?」
そう、まるで、この場で全ての事情を知っているように。
同時に、ナツメ先生が懐から見せたのは、黒いスライム。
それと共に、察した。
なるほど、シャドウガーデンという訳か。
「まぁ、そうだな。さっき、その一人と戦っていた。けれど、あまりにも戦いの余波が凄まじく、吹き飛ばしてしまったからな」
アクセルフォームとクロックアップ。
人知を超える速さで行われる戦いによるソニックブームによる被害は凄まじかった。
「それに、面倒な奴もいるようだしな」
「何を言って」
そう、俺は既にライドブッカーを構えていた。
銃口を真っ直ぐと向けて。
それに対して、アレクシアは反応するように剣を構えるが、俺は引き金を引く。
目を見開く彼女を余所に、弾丸は、そのまま後ろにいる存在に。
「ひぃ!?」
「学生?なんでここに」
そこには、彼女達の後ろ男がいた。
制服を着ており、二人を見つめていた。
「いっいや、その、有名な二人がなぜか地下に行くのが見えて、つい気になってしまって」
「気になってかぁ、それは、俺も気になる所だ。お前の左腕にあるそれをな」
そう、俺が呟く。
「何を言っているの?あれは、腕輪?」
「・・・」
「なっなんの事でしょうか、これはただ、偶然買っただけで」
「買ったなぁ、それだったら、親切心だ。破壊してやるよ。でないと、お前、死ぬからな」
「死ぬって、どういう意味?」
俺の言葉に対して、アレクシアは首を傾げる。
「あの腕輪の中には薬液が入っている。それは人体にどのような影響を及ぼすか分からないが、下手をすれば、人食いの怪物、アマゾンになってしまう」
「そんなのがっ」
「あぁ、だから、その前に破壊する。最も」
俺は睨む。
「それを知っていて、装着しているんだったら、話は別だけどな」
その言葉に対して。
「ちっ、ディケイドが、余計な事を!」
それと共に、奴は、その腕にあるミリタントアマゾンズレジスターを起動させる。
「アマゾン!」
それと共に、奴は、アマゾンネオアルファへと変身する。
「っ」
それを見た二人は構えていた。
「アマゾンか、だったら」
同時に、俺は、ライドブッカーから取り出す。
「アマゾンには、アマゾンだ」『KAMENRIDE AMAZON NEO』
それと共に、俺は息を吸う。
「行くぞ、千翼」『NEO』
それと共に、俺の身体から赤い蒸気が溢れ出る。
それに、二人は驚いている間にも、俺はネオアマゾンアルファを掴む。
「なっ」「お前は、こっちに来い!!」
そうして、アマゾンネオに変身した俺は、そのまま階段から一緒に落ち、そのまま地面まで落ちる。
それよりも早く。
『ATTACK RIDE AMAZON NEO CROW』
近くにある階段にアマゾンネオクローのフックをかける。
そうして、地面に降り立つと共に、互いに構える。
「ぐぅ!」
「さぁ、始めようか!」