戦いが終わった後、俺はすぐにディケイドとしての姿に戻る。
だが、上からその戦いを見ていたアレクシアは、かなり警戒している様子だった。
「あなた、さっきの姿は一体」
「・・・あれはアマゾンネオ。俺の仲間の力だ」
「仲間の力?それって、どういう意味よ」
警戒をしながらも、睨む。
別に、警戒をされるのは別に良いが、面倒だと感じた俺は。
「だったら、着いてこい。お前達が探している奴の探索ついでに、軽く説明してやるよ」
「・・・」
そうしながら、俺はそのまま歩きながら、説明を行う。
それらの内容は簡潔に。
仮面ライダーの事。
平行世界の事。
ハンドレッドの事。
それらを纏めて、軽く。
それを聞いているアレクシアは信じられない物を見るように、説明を受けていた。
「・・・その、ハンドレッドが本当に事実だったら、なぜこの世界を狙うの?」
「ハンドレッドの目的は、俺にも分からない。けれど、このまま放っておけば、この世界は消えるだろうな」
「だったらっ、なんでその事を言わないの」
そう、アレクシアは思わず叫ぶ。
確かに、世界が終わるような出来事だ。
けれど。
「それを果たして信じられるか?」
「っ」
それに、反論する事は出来なかったのだろう。
「どの世界でも、情報を隠そうとする奴らがいる。そこから出る利益に目がくらんでな」
「そんな奴らっていうのはいったい…」
「ディアボロス教団」
「っ」
その言葉に、アレクシアは黙る。
「ハンドレッドの技術は、面倒な事にディアボロス教団に流しているからな」
「言われてみれば、確かにゼノンの奴も仮面ライダーに変身していた」
「あぁ、だからこそ、今回の1件。ローズ・オリアナが仮面ライダーに襲われたと考えれば」
「ハンドレッドとディアボロス教団が関わりがあるっ」
それを聞いている間にも。
「・・・本当に、どうやら狙う奴らが多いようだな」
「何を言っているの」
俺の言葉の意味が分からず、首を傾げる。
しかし、既にこちらに迫る影。
それが、何かを察した俺は、既にカードを構えていた。
「何をして」
「探すんだったら、すぐに行け。こいつらは俺達が相手をするから」
「何を言って」
疑問に思うアレクシアを余所に、俺はその手にあるカードを既にネオディケイドライバーに装填する。
『KAMENRIDE REVISE!バディアップ!オーイング!ショーニング!ローリング!ゴーイング!仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!』
鳴り響く音声と共に、こちらに迫った二人の仮面ライダーによる攻撃を防ぐ。
眼前で、俺に襲い掛かった仮面ライダーは。
「デュランダルとサーベラか」