目の前で行われている戦い。
デュランダルとサーベラの二人の戦い。
二人が行われているのを。
「・・・いい加減、面倒になってきた」
「何を言うんですか」
未だに、戦いを続ける。
二人の戦いが、どこまで続くか分からない。
だが、仮面ライダーになったばかりで、未だに力がコントロール出来ていない状況でもある。
その状態で戦えば、殺す可能性がある。
何よりも。
「こちらも、少し時間がないしな」『FORMRIDE ZI-O Ⅱ ライダータイム!仮面ライダー!ライダー!ジオウ・ジオウ・ジオウ!Ⅱ』
そう、俺はこの状況ですぐに片付けられて、気絶だけで終わる事が出来る姿であるジオウⅡへと変わる。
「その姿は一体」
「まぁ、ある意味、少しだけな」
そう言いながらも、ライドブッカーを構えながら。
「・・・」
目を閉じると共に、見えた光景。
サーベラとデュランダル。
その二人は、手に持った剣にはエネルギーが溜まり、そのまま放った。
放たれた一撃によって、その場所が崩れる程の威力が見える。
しかし、それは。
俺が、ジオウⅡの能力で見た光景。
だからこそ、その
『ATTACKRIDE SAIKYO GIRADE』
その音声と共に、俺は片手にサイキョーギレードを手に持つ。
そう、二つの武器を手にしながら、そのまま更なるカードがネオディケイドライバーに装填される。
『FINAL ATTACK RIDE ZI ZI ZI ZI-O』
鳴り響く音声と共に、俺はその手に持つライドブッカーの銃口を、二人に向ける。
そのままライドブッカーの引き金を引くと、銃口から無数のエネルギー弾が向かう。
そんなエネルギー弾に向かって、サイキョーギレードで薙ぎ払う。
サイキョーギレードからの斬撃が、そのままエネルギー弾に重なる。
「「ぇっ」」
二人の驚きの声を出しながら、その一撃を食らう。
そのまま壁に激突し、変身が解除される。
「一撃で終わらせましたか、というよりも雑では」
「雑って、言われてもな、そもそも、付き合う必要があるのか?」
「・・・そう言われたら、そうかもしれませんが」
それと共に、俺はローズ先輩を抱える。
「それじゃ、俺は彼女から色々と聞きたい事がある。そっちは頼むぞ」
「はぁ、分かりました。それにしても」
そのまま、ナツメ先生は近くにいたアレクシアを膝枕する。
「あなたの事は三人から聞いていましたけど、こうして初めて見ると、いかに規格外なのかよく分かりました」
「・・・そうか」
その言葉と共に、俺はナツメ先生が言った三人の正体をなんとなく悟った。
そして、俺はそのまま立ち去っていった。