悪魔と呼ばれ慣れて   作:ボルメテウスさん

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炎が出会う

眼前にいる忍者プレイヤー。

奴らが、どこから現れたのか。

周囲を見渡せば、観客達も驚きを隠せなかった。

だが、忍者プレイヤーが、そのまま観客達に容赦なく、攻撃を仕掛けていた。

一人、斬られた瞬間。

その場にいた観客達は、すぐにその場から逃げ出した。

 

「はぁ、まったく、こういうのは嫌になるぜ」

「・・・」

 

そう、俺は呟きながら。

 

「お前は、どうするつもりだ、シャドウ」

 

俺は、そのまま奴に、シャドウに問いかける。

同時にシャドウもまた、既に正体がばれた事に動揺せず。

既に腰にドライバーを巻いていた。

 

「変・・・身っ!」『REVOLVE ON!DARKNESS BOOST!X GEATS!READY FIGHT』

 

鳴り響いた音声と共に、そこには既にクロスギーツへと変身したシャドウがいた。

シャドウは、それと共に。

 

「邪魔な奴らを消すだけだ」

 

その言葉と共に、忍者プレイヤーへと向かう。

俺は、それを見届けながら、ふと、その視線はアイリス女王の方だった。

彼らが戦っている相手。

それは。

 

「本当に嫌になる」

 

カリバーだった。

奴は、アイリス女王と戦っていた。

経緯も分からない。

けれど、その戦いは、圧倒されていた。

 

「今、この状況で俺が出て行くのは、だとしたら」

 

俺はそのまま、取り出したのは、ケータッチ。

ケータッチに、俺が装填したのは。

 

「頼みますよ」

 

それと共に、俺はすぐに自分の向かうべき場所に向かった。

そうして、俺が向かっている間にも、アイリス女王は、顔を曇らせていた。

 

「っ」

 

ブシン祭に現れたカリバー。

カリバーが、既に仮面ライダーである事は、アイリスも分かっていた。

だからこそ、決して負けられない状況だと理解していた。

ここで敗北する事は、国が終わる。

けれど。

 

「勝てない」

 

カリバーから放たれる剣技。

それらは、自分の持つ全てを持っても、勝てない。

絶望しながら。

 

「計画外だが、面倒だ。ここで始末する」

「っ」

 

そう、まるで何事もなかったようにカリバーの一撃がアイリスを斬ろうとした。

だが、その時。

その攻撃を受け止める影があった。

 

「何が」

 

見つめた先に立っていたのは、一人の青年だった。

カリバーの一撃を受け止めた青年は、闇を振り払うような炎を剣から放ちながら。

その炎は。

 

「綺麗」

 

命の危機ではあるがアイリスは、これまで自分が見てきたどの炎よりも綺麗だと思った。

そして、闇を振り払った炎と共に、その男がアイリスを見る。

 

「大丈夫ですか」

「えっえぇ、あなたは一体」

 

思わず、問いかける。

 

「その聖剣っまさか!」

「聖剣?」

 

それと共にアイリスは見る。

その剣は、これまで見た事のない剣。

知識にないその剣を、疑問に思い。

そうしながら、男は、その手にある本を開く。

 

『かつて、全てを滅ぼすほどの偉大な力を手にした神獣がいた…』

 

その本が鳴り響きながら、そのまま腰にあるドライバーに剣と共に装填する。

 

「変身!」『烈火抜刀!ブレイブドラゴン!烈火一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!』

 

それと共に、男の姿が一瞬で変わる。

炎が舞い上がる中で、男は。

 

「仮面ライダーセイバー、それが俺の名だ」

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