「ウィザードね。けど、その力は私のよりも能力が低いのに、わざわざ変身するなんてね!」
ワイズマンはそうこちらに向けて言う。
だが。
「果たして、どうだろうな」
俺は、そう挑発するように呟く。
その言葉が効いたのか、ワイズマンは再びドライバーに指輪を翳す。
「ならば見せてやるわ!」『エクスプロージョン!ナウ!』
それと共に、俺に向かってエクスプロージョンの魔法を放った。
俺に爆発が襲い掛かろうとした。
だけど俺は、その攻撃に対してその場で走り出す。
エクスプロージョンによる爆風が、俺に直撃しようとした瞬間だった。
俺は、その場で高く飛び上がる。
すると、ワイズマンの攻撃を避けた俺の姿を見たワイズマンは驚愕していた。
「馬鹿な!?私の攻撃をかわしただと!?」
その言葉と同時に、俺はワイズマンの背後に降り立つ。
「お前、派手に魔法を使っているようだけど、戦い方下手だろ」
「っ」
それと共に、俺は流れるような蹴りをワイズマンに次々と放っていく。
そして、そのままワイズマンが倒れこむように吹き飛ぶ。
それを見て、俺は更に追撃を仕掛けようとした。
「ぐっ」『エクスプロージョン!ナウ!』
そう、再びエクスプロージョンによる爆発を起こそうとした。
だがそれらの攻撃もまた、俺はバク転を行いながら避けると共に、その手にあるライドブッカーで、真っ直ぐとワイズマンに銃口を向ける。
それと共に引き金を引き、そこから銃弾を放っていく。
「ぐっ」
それを受けながらもワイズマンは、さらに追撃を行っていく。
だが本来のワイズマンに比べて、その動作は大きく、どこに放たれるのかよく分かる。
しかし、奴はそのエクスプロージョンに拘るように、何度も何度も使ってくる為、隙が大きい。だからこそ。
「私はっ私はっ魔法少女になる為に努力を続けた!」
そう、エクスプロージョンを行い続けながら、ワイズマンは叫ぶ。
「なのにっ、なんで私の夢を邪魔するんだ!!」
その言葉に対して、俺は。
「そうかよ。けどな、その夢が誰かの夢と命を奪うんだったら」『FINAL ATTACK RIDE WI WI WI WIZARD』
そのまま、俺はロンダートを行い、バク宙を行う。
それと共に、ワイズマンが次々とエクスプロージョンを放っていく。
だが、俺はその攻撃を避け、身体を捻る。
そして。
「はぁぁぁぁ!!」
そのまま俺は真っ直ぐと、炎を纏った脚でワイズマンに必殺の一撃を放った。
「がぁぁぁ!!」
その一撃によって、ワイズマンは大きく吹き飛ばされる。
そして、地面に倒れるワイズマンを見て、俺は一息吐くと共に手を確認する。その手にはワイズマンのカードがあった。
それによって、奴が倒された事を理解した。
それと共に、俺は先程の悪魔憑きのガキの元へと向かう。