悪魔と呼ばれ慣れて   作:ボルメテウスさん

122 / 209
二つ目のコンプリートフォーム

俺が合流する少し前の事。

目的の場所に向かう途中だった。

 

「よっツカサ」「うわっと、ゼータか」

 

その道中で、待ち伏せしていたようにゼータがいた。

俺の前に現れた事をまるで予想していたようで、その手には何かを持っており、それを投げた。

 

「うわっと、これは」

「スライムスーツ。私達が使っているのと同じような物だよ。ツカサは仮面ライダーの正体がばれたくないと思ってね」

「おっと」

 

それと共に、スライムスーツが身体に引っ付く。

スライムスーツは、俺の魔力を使って、その身体を形成する。

それと共に、近くの鏡を見ると。

 

「・・・マジか」「んっ」

 

そこに映っていたのは、門矢士そのもの。

子供のような俺が成長した姿が、そこにいた。

 

「ある意味正しいからな、ありがとうゼータ」

「別に良いよ」

 

そうして、俺は奴らの元へと向かう。

そこでは、既にローズがドエムと対峙していた。

ドエムはポセイドンに変身しており、近くにいるのは王だろう。

だが、見る限りでは、ヤミーの包帯に時折見えるノイズ。

それを見て理解したが、まさか。

 

「本当に面倒な事をするな」

 

そうして、俺は眼前の状況を確認した。

 

「ディケイド、確かにお前は厄介だ!だが、この王の前では無意味だ!」

「それは、人質としての意味か、けどな」

 

俺は、そう言いながら、ケータッチ21を取り出す。

そして、複数あるカードから一枚、そのまま装填し、ボタンを押す。

 

「何を」

 

『W OOO FOURZE WIZARD GAIM DRIVE GHOST EX-AID BUILD FINAL KAMENRIDE DECADE!』

 

疑問に思う奴らを余所に、俺はそのまま操作を行い、ケータッチ21の起動を確認すると、ネオディケイドライバーに装填した。

それによって、俺は新たな姿へと変わる。

これまでのコンプリートフォームとは異なり、肩にヒストリーオーメントが装着される。

 

「その姿はっ、だが、関係ない!やれっウシミツ!」

 

それと共に一斉に襲い掛かってきたのは、風魔。

そして、風魔に連れられるように次々と忍者プレイヤーが現れる。

 

「バグスターウイルスはその根源となるバグスターを倒す事によって、治療する事が出来る。この場合だと、風魔。お前を倒せば治療は出来る」『DRIVE!KAMENRIDE TYPE TRIDORON!』

 

鳴り響く音声。

それと共に、俺の横に現れたドライブの最強の姿であるタイプトライドロン。

俺は、ドライブを動かすように動作する。

 

『ドリームベガス・ディメンションキャブ・アメイジングサーカス!タイヤ!カキマゼール!アメリカンドリーム』

 

鳴り響く音声と共に、ドライブの頭上から出てきたのは、溢れ出る程のコイン。

それが迫り来る忍者プレイヤー達を吹き飛ばす。

 

「なっ!」『FINAL ATTACK RIDE D D D DRIVE』『ヒッサーツ!フルスロットル!』

 

それと共にドライブは、手に持ったトレーラー砲を。

俺はライドブッカーを構えて、そのまま引き金を引く。

俺達から放たれたレーザーは、そのまま忍者プレイヤーと風魔を瞬く間に消し去る。

 

「一瞬でっ、はっ!」

 

同時に、感染源がなくなった事で、ノイズが僅かに消えたのが見えた。

それを見ると共に、俺はドライブを解除させ、別のマークを押す。

 

『W!KAMENRIDE EXTREME!』

 

同時に、Wの最終形態であるエクストリームを召喚する。

 

『FINAL ATTACK RIDE W W W W』『サイクロン!ジョーカー!メタル!トリガー!』

 

それと共に、納刀状態のプリズムビッカーに4つのガイアメモリを挿入し、同時発動したマキシマムドライブのエネルギーを引き抜いたプリズムソードに纏わせる。

俺もまた、それと共にライドブッカーを手に取り、そのまま王の下へと向かう。

 

「なっ何を!」「はぁ!」

 

そのまま、俺は王を真っ直ぐに斬る。

その胴体は、奴によって形成されたメダルの怪物であるヤミーによって支配されていた。

だが、ヤミーが斬り裂かれた事によって、中にいた王の姿が見えた。

 

「早くしろ!」「はいっ!」

 

それが一体何なのか気づいたローズは、そのまま中にいた王の手を取る。

すぐにその場から離脱した後、残ったヤミーに対して、俺とWはトドメの一撃を放ち、爆発させる。

 

「お前は、一体」

「最初に言ったはずだ、俺は通りすがりの仮面ライダーだと」




今回登場したオリジナルのコンプリートフォームに関して、簡単なイメージとしては、コンプリートフォーム21の肩パーツであり、胴体はディケイド素体、頭はディケイドコンプリートフォームとなっていまう。
コンプリートフォーム21の進化途中のような形態を意識し、書かせて貰いました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。