互いに二刀流での戦い。
目の前にいるクロスギーツと俺は互いに斬り合う。その一瞬一瞬が緊張感に満ち溢れ、まるで時間が止まったかのようだ。刀と刀が激しくぶつかり合う音が雪原に響き渡り、その音だけがこの世界で唯一の現実のようだ。クロスギーツの剣捌きは見事で、一つ一つの動作には緻密さと力強さが同居している。俺はその攻撃を全て受け止め、返す刀で応戦する。
剣の性能は互角。
それは斬り合いで既に感じている。互いに手加減なしで放たれる一撃一撃は、まさに命懸けだ。クロスギーツの動きを読みながら、俺は自分の全神経を集中させる。この戦いには余裕など一片もない。一瞬でも気を緩めれば、その瞬間に勝負が決まってしまうだろう。俺は剣を握る手に更なる力を込め、クロスギーツの動きに目を凝らした。
俺はその場で回転する。その一瞬の動きで、クロスギーツに背中を向ける状態になる。雪が舞い上がり、白銀の世界が一層神秘的な雰囲気を醸し出す。そのまま両手に持つ武器を剣から銃へと変形させる。
銃の形へと再構成される。その流れるような動作には一切の無駄がない。
変形させた銃を、そのままクロスギーツに向ける。銃口から冷たい風が流れ出し、雪を巻き上げる。俺の全身から緊張感が伝わってくる。
「ほぅ」
それを見て、クロスギーツは仮面の下で笑みを浮かべる。その笑みには挑発とも取れる余裕が垣間見える。彼もまた、この一瞬一瞬を楽しんでいるように感じられた。
そのまま引き金を引く。銃声が雪原に響き渡り、その音が全ての静寂を打ち破る。クロスギーツは、その攻撃を両手の剣で受け止める。剣と弾丸がぶつかり合う音が雪原に響き渡り、その激しさが戦場の緊張感を一層高める。クロスギーツの動きは洗練されており、その防御は完璧だった。
「二刀流と二丁拳銃。どちらが優れているのか知るのも面白い!」
クロスギーツは、そう言いながら近づく。その言葉には挑発と挑戦が含まれており、俺の闘志を更に煽る。その言葉が終わると同時に、クロスギーツは一気に距離を詰めてくる。雪が舞い上がり、その足跡が一瞬で消える。
互いに得意な距離を保つように。
俺は銃を構えながら、クロスギーツの動きを見極める。彼は二刀流の剣士であり、その攻撃範囲は広い。一方で俺は二丁拳銃の使い手であり、遠距離からの攻撃が得意だ。その距離を保つことで、互いに自分の長所を活かせる。
銃と剣の戦いが続く。雪原に響く銃声と金属音は、まるで戦場のリズムのように聞こえる。クロスギーツの剣は鋭く正確で、その一撃一撃は致命傷となる可能性がある。俺はその攻撃を銃で受け止めながら、反撃の機会を伺う。その一瞬一瞬が緊張感に満ち溢れ、まるで時間が止まったかのようだ。互いに距離を取りながらも、その攻撃は激しく交差する。
クロスギーツの剣による攻撃が俺の銃を飛ばす。
銃が宙を舞い、その軌跡が一瞬で視界を埋める。
その瞬間、俺の全身に冷たい汗が流れる。
だが、同時に俺の蹴りがクロスギーツの剣を飛ばす。
彼の剣もまた、黒い軌跡を描きながら空へと舞い上がる。
互いに武器がない状態となる。
この瞬間が、勝敗を分ける。
だからこそ。
『FINAL ATTACK RIDE GE GE GE GEATS!』
『XGEATS STRIKE』
互いに必殺の蹴りの構えをしていた。
俺は白と青の光に包まれ、全身から冷たいエネルギーが迸る。対して、クロスギーツは黒と紫の光を纏い、その体から禍々しい気配が立ち上る。互いの光が雪原を照らし、その輝きはまるで二つの星が衝突するかのようだ。
俺は深呼吸をし、心を落ち着ける。クロスギーツもまた、その仮面の下で静かに力を集中させている。この一瞬が、全てを決める。俺は全身の力を右足に集中させ、その瞬間を待つ。
クロスギーツも同様に、その瞬間を待っているのが分かる。その視線には、絶対的な自信と挑戦の意図が込められている。俺もまた、その視線に応えるように力を込める。
「「はぁぁ!!」」
俺とクロスギーツは、互いに必殺の蹴りを放つ。その瞬間、雪原の雪は全てが吹き飛ばされる程の爆風が生まれる。白と青の光と、黒と紫の光が激しくぶつかり合い、その衝撃が雪原を揺るがす。