悪魔と呼ばれ慣れて   作:ボルメテウスさん

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アマゾン達よ

『KUUGA AGITO RYUKI FAIZ BLADE HIBIKI KABUTO DEN-O KIVA FINAL KAMENRIDE DECADE!』

 

その音声が響き渡ると同時に、俺の姿が瞬時に変貌する。

 

仮面ライダーディケイドコンプリートフォームへと変身が完了した俺は、その力を存分に発揮する準備が整った。

 

全身の力がみなぎり、周囲の空気を震わせる。

 

俺は右手のライドブッカーを手にし、その刃を抜く。

 

その刃は冷たく輝き、その力強さが一目でわかる。

 

「やるぞ」

 

もう、今の月旦には届かないだろう。

 

そんな俺の言葉を余所に、月旦が襲い掛かる。

 

対して俺は、ケータッチ21にあるライダーズクレストを押す。

 

『AGITO KAMENRIDE SHINING』

 

その音声と共に、俺の傍らに仮面ライダーアギト。

 

その最強の姿であるシャイニングフォームを召喚する。

 

傍らに現れたアギトは、シャイニングカリバーを手に持ち。

 

「ふんっ!」

 

俺とアギトは、共に月旦の放った触手を斬り裂く。

 

その瞬間、触手は宙に舞い、切り裂かれた傷跡から赤黒い液体が噴き出した。

 

月旦の驚愕の表情は一瞬で怒りへと変わり、その触手が再び俺たちに向かって伸びてくる。

 

だが、それよりも速く。

 

光よりも速い斬撃で。

 

俺たちはその触手を斬り裂き。

 

「ガァァ」

 

月旦の咆哮が響き渡る。その声は怒りと悲しみが入り混じったような響きを持っていた。

 

「・・・お前を、ここで終わらせる」

 

触手が未だにこちらに迫る。

 

『FINAL ATTACKRIDE A A A AGITO』

 

「ふんっ!!」

 

アギトはシャイニングカリバーの刃を振るい、迫りくる触手を斬り裂く。

 

その瞬間、シャイニングカリバーが放つ光が夜の闇を切り裂き、その威力は凄まじいものだった。

 

斬り裂かれた触手は、まるで炎が燃え広がるように消滅し、その残骸は地面に散らばる。

 

その光景は圧巻で、その力の強大さが一目でわかった。

 

そして、アギトは、役目を終えたように消える。

 

「俺は、俺はぁ」

 

「・・・終わりだ」

 

呟きと同時に、俺は、そのカードを装填する。

 

『FINAL ATTACK RIDE A A A AMAZON』

 

鳴り響く音声と共に、俺の横に現れたのは幻影。

 

それは、4人のアマゾン。

 

そして、俺は月旦に向かって突っ込む。

 

アマゾン達もまた、共に突撃する。

 

「ガァァ」

 

その叫びと共に、俺とアマゾン達は月旦へと迫る。

 

一気に迫る俺たちに、月旦は必死に抵抗する。

 

触手が乱舞し、その威力は凄まじい。

 

しかし、俺たちはその触手をかわし、その攻撃をかいくぐりながら月旦へと近づく。

 

そして。

 

「ガァァ」

 

俺のライドブッカーがアマゾン達の刃が月旦の身体を貫く。

 

その瞬間、月旦の身体が震え、その瞳には絶望の色が浮かぶ。

 

「ああああああっ」

 

その叫びは、まるで魂の叫びのようだった。

 

そして、その瞬間、月旦の身体は崩れ去り、その姿は消え去った。

 

消え去った後には、ただ静寂が残る。

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