水の龍は、まるで俺達を排除するように、襲い掛かる。
それに対して、各々が持つ武器で水の龍を斬り裂いていく。
斬り裂いたとしても瞬時に再生する水の龍。
「これは、厄介だな」
それに対して、俺はライドブッカーをガンモードにして、その銃口を水の龍に向ける。
水の龍は、ライドブッカーから放たれるエネルギー弾を受けながらも再生していく。
「まるで無限に再生するかのようだ」
ゼータがため息交じりに呟く。
彼の言葉に頷きつつ、俺は次の策を考える。
「イータ、お前は何か方法を持っているか?」
「ふむ。少し考えさせてもらおう」
イータは冷静に観察しながら答える。
水の龍が再び襲いかかろうとする中、ゼータが前に出る。
ゼータは、その手のビートアックスを演奏させる。
演奏した事によって、ビートアックスから出る音が、水の龍を凍らせていく。
「ガァァァァ!」
そのままデルタが、氷の部分の水の龍を砕け散らせる。
「デルタ、あんまり施設を壊すなよ」
俺は、そう注意する。
「えぇ」
すると、デルタは少し不服そうな表情で言う。
「えぇ、じゃないよ馬鹿犬」
ゼータはデルタに言う。
その言葉を聞いて、デルタは少し不満げに答える。
「雌猫に言われなくても分かっているです!」
そう言いながら、デルタとゼータは、互いに文句を言いながら、連携しながら、水の龍を凍らせ、砕く。
その間に、俺とイータは周囲を確認する。
「ツカサ、ツカサ」
「どうしたんだ?」
「あの水の龍は地殻の奥深くに存在している。おそらくは、それが反応していると思う」
「・・・仮面ライダーコアと似たパターンという訳か」
「どうする?」
「何か、手があれば」
その考えをしていた時だった。
まるで、何かが、反応するようにライドブッカーからカードが飛び出る。
疑問に思いながら、俺はそのカードを見る。
「・・・このカードは」
「ツカサ、それ、使った事ない?」
「あぁ、けど、確かにこのカードは丁度良いかもな」
それと共に、俺はそのカードを装填する。
「変身」『KAMENRIDE GOTCHARD!ガッチャーンコ!スチームホッパー!』
その音声が鳴り響くと共に、俺は新たな姿。
仮面ライダーガッチャードへと変身する。
変身すると同時に、ゼータは驚きを隠せない表情でこちらを見ていた。
「えっ、ツカサ、その姿って」
「んっ?そういえば、こっちではあまり使っていなかったな、けど、今は」
そうしながらも、俺は地面に手を触れる。
「万物はこれなる一者の改造として生まれうく」
それと共に、地面に穴が開く。
だが、それはまるで入口のように。
「…その力は一体」
「錬金術だ、とにかく、この奥にあるはずだ」
そうしながらも、俺達はすぐに水の龍の本体へと向かって行く。
その際に、ゼータが。
「…既にガッチャ―ドの力も持っていたのか」