海東の奴から渡された物であるコンプリートカメンライザー。
それがこれから戦うゼインの奴に大きく役に立つと言われた。
「その性能テストをしたいと言っていたけど、実際の所はどうなの?」
性能を試す際に周囲に被害が出ないようにする為にシャドウガーデンにある訓練所を使わせて貰った。
それを見学しに来たアルファがこちらに問いかけてきた。
俺はその言葉に合わせて、その手にあるコンプリートカメンライザーを眼前にあるゴーレムに合わせる。
コンプリートカメンライザーのスイッチを押し、眼前にあるゴーレムを撃つ。
するとコンプリートカメンライザーから放たれたエネルギー弾の威力は凄まじく、岩石で出来たゴーレムを簡単に撃ち抜き、そのまま後ろにある森を抉る程の威力だった。
「威力は申し分ない……」
コンプリートカメンライザーの威力は凄まじいの一言だ。ただ単に威力が高いだけでなく、放たれるエネルギー弾自体も大きい。
これは使い方次第で大きなアドバンテージにもなるだろう。
「それだけじゃないよね?」
アルファがそう俺に問いかけてきた。そうコンプリートカメンライザーの強さはそれだけではない。
「そうだが、本来の力はこれだけじゃないからな」
それと共に、俺はコンプリートカメンライザーに装填出来るだろうカードを探る。
けれど。
「本来の力を発揮出来ないと」
「あぁ、それがなければ、おそらくは」
ハンドレッドが再生させようとしているゼインにも、そしてディアボロス教団にも勝てない。
オリジナルのディケイドにもない新たなコンプリートフォーム。
それを手に入れる事が俺の課題となる。
「そのカードを見つけるまで、この武器は使う事が出来ない……」
「……なら」
そこで俺はアルファの言葉を遮るようにして口を開く。
「今は、オリアナ王国の事について一緒に調査をしてくれ」
「……えぇ」
コンプリートフォームに関しては、今は諦めてオリアナ王国の事についての調査をする事にした。
それと共にアルファから伝えられた情報によれば、オリアナ王国の国王であるオリアナ・エルメーテが行方不明になっているらしい。
その事からもオリアナ王国の事に深く関わってはいるだろうが、ハンドレッドとの直接の関わりがあるのかは不明のままだ。
その事についても調べて行く必要がありそうだ。
「オリアナ王国の調査をやるしかないか」
「えぇ、私達とは違う仮面ライダーの知識が役に立つかもね」
そうして、俺達の調査が始まる事になった。