悪魔と呼ばれ慣れて   作:ボルメテウスさん

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果実の誘惑

俺はガンマの護衛としてパーティに参加する事になった。

 

そして、俺とガンマはラギッタ伯爵のパーティに参加する事になった。

 

俺は、ガンマと共にパーティの会場へと向かう。

 

その会場へと着くと、そこには豪華な装飾が施されていた。

 

「……なんか、この成金趣味の豪華さに嫌悪を覚えるな」

 

俺は思わずそんな事を呟く。

 

「そうですか?私は、このような場はあまり慣れていませんので」

 

ガンマは俺の呟きに対してそう返した。

 

「まぁ、俺もこういう場所には慣れてないからな」

 

俺は着慣れないスーツを着ているせいか、周りから浮いている様に感じてしまう。

 

それに対してガンマは、慣れたように振舞っている。流石は七陰というべきだろうか。

 

「それにしても、凄い人数だな」

 

俺は会場を見渡しながらそう呟いた。

 

「えぇ、このパーティはラギッタ伯爵の主催ですからね。それなりの人数が集まるのは必然と言えます」

 

そうしながら、俺達はラギッタ伯爵を探す。

 

すると、会場の中央にいた一人の男がこちらに気づいた。

 

「やぁ、あなたがガンマさんですね。初めまして、私がラギッタです」

 

ラギッタ伯爵は俺達に近づきながら自己紹介をした。

 

ラギッタ伯爵の見た目は、典型的な貴族といった感じだ。だが、その瞳の奥でこちらを観察するように見ている事を俺は見逃さなかった。ガンマもそれを察知しているらしく、警戒の色が濃くなっているのが分かる。

 

「……どうも、今日はお招き頂きありがとうございます」

 

「いえいえ、こちらこそ来て頂けて嬉しい限りですよ」

 

ラギッタ伯爵は俺達にそう言ってから、周囲を見渡す。

 

「それにしても、このパーティの目玉であるデザートのフルーツはいかがでしょう」

 

それと共に、パーティ会場に運び込まれたのは、フルーツ。

 

そのフルーツは一つ一つが綺麗に磨き上げられ、宝石のように輝いている。見た目はまるでライチのようだが、その実の表面には細かい模様が彫られている。

 

その果物の香りは甘く、多くの客の視線を集めていた。

 

俺もその果物に惹かれつつも、その危険性に気づく。この場でこの果物が提供されている意味は何か? 俺は考えを巡らせた。

 

「どうですか、ツカサさん? これは私の所有地で育てた最高級の果物なのですよ」

 

ラギッタ伯爵が俺に語りかけてくる。

 

その言葉は俺に対して好意的なものだったが、その瞳には警戒の色が混じっていた。

 

「そうですね、確かに良い香りです」

 

俺はラギッタ伯爵に対してそう返事をした。

 

「そうですか! それでは早速、食べてみては如何でしょう」

 

ラギッタ伯爵は笑顔でそう提案してきた。だが、俺はその言葉を聞いて警戒心を強めた。

 

この状況は明らかに怪しい。もしかすると、この果物には何か仕掛けがあるのかもしれない。

 

「それでは、ツカサさんも一緒に」

 

ラギッタ伯爵がそう言いながら俺にも勧めてきた。

 

「いや、俺は結構です」

 

俺はラギッタ伯爵に対してそう返事をする。すると、ラギッタ伯爵は少し驚いた表情をした。

 

「どうしてでしょう? もしかして、この果物がお気に召さないのですか?」

 

ラギッタ伯爵がそう尋ねてきた。

 

「あぁ、そうだな。あんた、冥界の果実をわざわざ配るなんて、とんでもない野郎だな」

 

「っ」

 

その言葉の意味を理解し、ラギッタ伯爵は顔を歪ませる。

 

それと共に、俺はすでに ライドブッカーを取り出し、周囲にあるそのフルーツを撃ち抜く。

 

「なっ何を「あんた、その果実の正体を知って、そう言ったんだろ」っ」

 

「あの果実は一体何なんですか、ツカサ様」

 

それと共に俺は、その果実の正体を言う。

 

「ヘルヘイムの果実。食べれば怪物に変わるとんでもない果実だ」

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