悪魔と呼ばれ慣れて   作:ボルメテウスさん

17 / 209
破壊者と星狩り

茶髪のオールバックに眼鏡をかけた男が立っていた。

 

「これはこれは、お初にお目にかかります、ディケイド」

 

「そういうお前は、ハンドレッドか?それとも、ガキ共を狙う組織か?」

 

そうしながら、尋ねる。

 

どちらにしても、倒す事は変わりない。

 

「あえて言えば、ハンドレッドですね」

 

そう奴は、既に懐からドライバーを取りだしていた。

 

それは、俺にとっては見覚えのあるビルドドライバー。

 

だけどそれ以外にも、ハザードトリガー、グレートクローズドラゴン。

 

「・・・てめぇ、まさか」

 

「ふふっ、やはり知っていたか。まぁ、私としてはこの村人の事は、実際の所、どうでも良い」『マックスハザードオン!グレートクローズドラゴン!』

 

そう、奴は既に構えていた。

 

「ここにいる奴らを全て喰らい、滅亡させる!それこそが、我らの本能だから!」

 

その言葉と共に奴は、そのままビルドドライバーのハンドルを回す。

 

「変身…!」『ガタガタゴットンズッダンズダン!ガタガタゴットンズッダンズダン!Are you Ready? オーバーフロー!Wake up CROSS-Z! Get GREAT DRAGON! ブラブラブラブラブゥラァ!ヤベーイ!』

 

そのまま、奴は変身する。

 

その姿に、俺は知っている。

 

「仮面ライダーブラッドか」

 

そう俺は、ネオディケイドライバーをそのまま腰に回す。

 

「偽物が多いハンドレッドの中では、比較的に本物、いや、この場合は乗っ取られたと考えた方が良いのか」

「ディケイド?何の話?」

 

そう、俺の話にマッドサイエンティストのガキは、気になったように問いかける。

 

俺はそのまま奴を見ながら、他の奴らを見る。

 

「俺が変身したら、すぐにあいつをここから引き離す。その間に、ここからすぐに離れろ」

「なっ、ならば」

「お前らがいても邪魔なだけだ。何よりも、あいつはおそらくはブラッド族だ」

「ぶらっど族?」

 

聞いた事のない単語で疑問に思っているが、もしもブラッド族ならば、こちらも多少は本気を出さなければならない。

 

「変身」『KAMEN RIDEDECADE!』

 

俺はディケイドへと変身する。

同時に、これまで行わなかった方法を行う。

 

「正直に言えば、この方法はあんまりやるつもりはないんだけどな」

 

そして俺は、手を前に出す。

それを見たブラッドは一瞬、驚いた。

奴の後ろに現れたのは、オーロラ。

銀色のオーロラ。

 

「やはり、ディケイド。装置を使わず一個人だけで、オーロラカーテンを」

 

そうしている間に、俺とブラッドは、オーロラカーテンを潜り抜けると共に、その場から離れる。

 

「オーロラカーテンシステムなしで、個人で別の世界に移動する事が出来るとはな。やはり」

 

そう、俺を見つめる。

 

「ディケイドの力の欠片。それを持つあなたを倒せば、破壊者の力は私の物になる」

「悪いが、これは預かり物だ。何よりも、もう俺だけの物じゃない。だから」

 

それと共に俺は、手に持ったライドブッカーを構える。

 

「俺が返すべき人に返すまでの間は、俺の力だ」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。