オリアナ王国へと入るルート。
それに関しては、これまでの調査で知る事が出来た。
「それにしても、デルタやイータは後から来るのか」
これまでの調査で、十分に分かった事だが、オリアナ王国にはゼインがいる。
その事を含めても、シャドウガーデンの中でも、七陰を含めた面々で対処する。
そう、ここから別れる前にアルファから言われた。
そして、俺は先にオリアナ王国に向かって、ある程度、調査を行う事になった。
「まぁ、ある意味、アイリスさんには感謝だな」
今回の1件も含めて、オリアナ王国の国王が行方不明となっていた。
それらの調査を行う為には、これまでは証拠があまりにも少なかった。
しかし、ガンマ、イプシロン、ベータと共に行った調査によって、十分過ぎる程の証拠があった。
ミドガル王国自体が介入するのは難しいとされた為、俺が単独で先に調査するように言い渡された。
「さてっと、合流場所はここで良いと思うが」
そうしながらも、俺は合流場所である遺跡近くへと来る。
周囲には、人影はない。
「ゼータとここで合流するって聞いていたが」
そうしながら、俺はため息を吐きながら。
「それで、あんたが俺に用のがある奴か?」
尋ねると共に、そこに立っていたのは、ピンクブロンドの髪を長く伸ばした少女。
シャドウガーデンの制服を身に纏っている事もあり、ゼータと一緒にいる人物だと思われるが、俺に対して、敵意がかなりあるようだが。
「・・・お前がディケイドで合っているな」
「だとしたら?」
「・・・お前の実力、試させて貰う」
フードの下からでも分かる怒りの表情。
それと共に、腹部にあるそれを見せる。
内部構造が剥き出しなパイプや計器の類が目立つドライバー。
それに、俺は見覚えがある。
「・・・サンドライバー」
同時に少女は、そのまま構えた。
「変・・・身」
それと共に、少女の姿が変わる。
少女は、そのままドライバーの光と共に、その姿が変わる。
「黒殿様飛蝗怪人か」
それと共に少女が変身した姿を、改めて見る。
黒殿様飛蝗怪人は、その名の通り、全身が漆黒で覆われており、鋭い爪と牙を持ち、背中には巨大な脚がある。
「・・・確かに強いかもしれない。けれど、お前はその力を全然使いこなせていないぞ」
「・・・何を言って」
「どうせ、戦うつもりだろ。だったら、お前に指導してやるよ」
同時に、俺はネオディケイドライバーを腰に回すと共に、手元にカードを取り出す。
「飛蝗として、そして仮面ライダーとしての戦い方をな」『KAMEN RIDE SIN 1GOU』
その音声が鳴り響くと共に、一瞬、ディケイドへと変身する。
だが、それも一瞬だ。
ディケイドの仮面は、変形し、その仮面へと変わる。
「それは一体」
「始まりのライダーであるのと同時に、シンの名を持つ仮面ライダーだ」