仮面ライダーゼイン。
その姿を露わにしながら、俺はその脅威を確かに理解していた。
「あれが、ゼイン」
「あぁ、おそらくは」
それと共に、俺は眼前にいるゼインを睨んでいる時。
『W!執行!ジャスティスオーダー!』
ゼインが、その手に持つカードを、そのまま自身のドライバーに装填する。
それに合わせて、ゼインの両手には、Wの最強の武器であるプリズムビッカーを持っていた。
「っ!」『BUILD KAMENRID EXTREME!』
俺もまた、それに対抗するように新たなライダーを呼び出す。
天才物理学者であるビルド。
そのビルドに、地球の知識を備えた事によって誕生した新たなビルド。
仮面ライダービルド ラビットタンクエクストリーム。
『サイクロン!ヒート!ルナ!ジョーカー!プリズム!マキシマムドライブ!』
『ラビット!ドラゴン!ロボット!クロコダイル!プリズム!ボルテックフィニッシュ』
ガイアメモリとフルボトル。
各々の力が、その手に持つプリズムビッカーに集めながら、真っ直ぐと放った。
「ぐっ」
「これは」
それと共に、互いの必殺の一撃がぶつかり合う。
それによって、教会は、簡単に破壊される。
「・・・」
互いの必殺の一撃を撃ち終えると共に、ビルドは、その姿を消した。
「これがゼインっ!それにさっきのは」
「・・・仮面ライダーゼイン。それはかつて救世主となる為に造られたライダーだ」
「それって、強いの」
「・・・なんだって、俺のディケイドの力も持っているからな」
「それは、確かに」
そうしている間にもゼインは、周囲を見る。
「なるほど、未知のディケイドの能力は、既存のライダー達の力を合わせる事。確かに相手にするにはこのままでは不利だな」
「それに、ゼイン、てめぇ自身の能力の弱点も知っているからな」
そうして、見つめた先には、ゼインが使ったWのライダーカードの残骸がそこにあった。
ゼインは、ディケイドと同じくライダーの力を再現して使う事が出来るが、その為にはゼインカードを消費しなければならない。
どうやら、その特性は変わらない事は一目で理解出来る。
それを考えれば、このままでも勝てる。
「確かにそうだ。だが、既にその対策もしてある」『ゼロツー!執行!ジャスティスオーダー!』
その音声と共に、ゼインはゼロツーの力を発動させた。
けれど、なぜここでゼロツーの力を使ったのか疑問に思っていると、ゼインはその手を翳す。
すると。
「っ!」
ゼインが造りだしたのは仮面ライダーゼインプログライズキー。
そして、エイムズショットライザー とザイアスラッシュライザー。
それも、空に浮かぶ限り、かなりの数。
それで一体、何をするつもりか、構えていると、先程、倒したばかりの奴の腹部にエイムズショットライザー が巻かれ、そして。
『ショットライズ!JUSTICE! JUDGEMENT! JAIL! ZEIN!』
それと共に、奴はゼインとなった。
その姿は、ゼインからマントや鎧を脱ぎ去った簡易的な姿ではあるが確かにゼインだった。
「そう、一人では不可能でも、力を合わせる事。それこそが正義」
そうして現れたのは、ゼインの軍団。