悪魔と呼ばれ慣れて   作:ボルメテウスさん

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暴走・TWO

デルタは、これまでとは違う姿を身に纏った際。

一番に感じたのは、これまで以上の力と共に高揚感があった。

 

「ボス!これ!なんだかデルタと相性が良い!!!」

 

仮面の中から溢れ出る笑みと共にデルタが目を向けたのは、ゼインによる集団。

ゼイン達は、既に各々の武器を手に、デルタに構えていた。

だが、そんなゼインは今のデルタにとってはただの獲物でしかない。

 

「ガァァゥ!!」

 

ただの咆哮。

それと共に背中から生えたプテラの翼と共に、眼前にいるゼインに接近すると共に消し飛ぶ。

 

「あれぇ、何時もよりも力があって、すぐに消えちゃったです」

 

そうして、デルタはその手を疑問に思いながら呟く。

デルタが行ったのは、これまでと同じように爪での切り裂き。

だが、それはプトティラの圧倒的な力によって、極限まで強化された。

結果、そこにいたゼインは、存在ごと消え去った。

 

『オーズ、プトティラコンボ!執行!ジャスティスオーダー!』

 

鳴り響く音声と共に、周囲にいたゼイン達は、その手にはメダガブリューを持ち、構えていた。

 

『プ、ト、ティラ〜ノヒッサ〜ツ!』

 

それと共に、真っ直ぐとデルタに放たれそうになる。

それを見ていたデルタは。

 

「ボスの恩人の力を、獲物如きが使うな」

 

それが気に入らなかったデルタは、一言呟くと共に、手を上に構える。

そうして、生み出されたのは、メダガブリュー。

ただし、その大きさは。

 

「っ!?」

 

その場にいた誰よりも巨大なメダガブリュー。

上を見上げないといけない程の大きさのメダガブリューを構えていた。

本来ならば、ここまでの大きさのメダガブリューは存在しない。

だが、ゼロツーの能力である演算能力により、プトティラコンボの膨大なエネルギーを効率的に再構築。

結果、生み出されたのは、最強のメダガブリュー。

 

『プ・ト・ティラーノ!インパクト!!』

 

鳴り響く音声と共に、メダガブリューの刀身に紫色の雷が集まり出す。

それはまるで、メダガブリュー自身が意思を持つように。

 

「ガァァァァ!!」

 

真っ直ぐと巨大なメダガブリューを振り下ろした。

すぐにゼイン達は、そのメダガブリューに向かって、光線を放った。

しかし、それらは無意味に終わる。

むしろ、それらの光線を喰らいながら振り落とされた一撃は。

そこにいた全てのゼイン達を飲み込み、消失させた。

 

「アオォォォォォンン!!」

 

それと共に、勝利の雄叫びと共にデルタは叫ぶ。

 

「全く、あの馬鹿犬は」

 

そうしながら、それらの一撃を避けていたゼータは呆れていた。

 

「周りの事を考えずに暴れる癖、本当にどうにかして欲しいよ。あんたらもそう思うだろ」

 

ゼータは、そう言いながら、目前にいるゼイン達に向けて問う。

 

「ツカサから聞いていたからね。時間を止める事が出来るライダーがいる事を。だからこそ、そいつらは私が担当するよ」

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