ゼータが、その身に纏ったのは仮面ライダーカブト。
その最強の姿であるハイパーカブトとなり、さらにはクウガのアルティメットフォームの力が合わさった事により、その身体は漆黒に染まっていた。
「さて、奴らは」
『カブト、ハイパーフォーム!執行!ジャスティスオーダー!ハイパークロックアップ!』
ゼータの呟きと共に見つめた先。
そこにはゼイン達が既にハイパークロックアップを発動させた。
彼らがそれを実行したのを見ると共に、ゼータもまた。
「ハイパークロックアップ」『Hyper Clock UP』
その言葉と共にゼータもまたハイパークロックアップを発動させる。
それはクロックアップという更なる高速活動をも超越した存在だ。
カブトがその最強形態であるハイパーカブトになった証拠でもある。
その状態のハイパークロックアップをゼイン達も実行したのだ。
ツカサは今もなお無数に迫りくるゼインに押しつぶされそうになっていた。
しかし、それは普通に動ける状態での話だ。
ゼイン達はハイパークロックアップを発動し、ツカサへの襲撃を開始する。
ツカサにはもう逃げ場など無い。
だが───
「まずは一体」
そのゼイン達よりも先に動き出していたゼータは、カブトクナイガンを手に一体のゼインを切り裂いた。
「次」
それと同時に別の一体のゼインを蹴り飛ばし、更に他のゼインを斬る。
それも僅か0.001秒以下の出来事だ。
ゼインは、すぐにゼータの存在に気づくと共に、その手にはパーフェクト・ゼクターを持ち、襲い掛かる。
それを見たゼータは、瞬時にカブトクナイガンを構える。
カブトクナイガンは、ゼータから流れる電流と共に、その形を変形させていき、形はドレイクゼクターへと変形する。
ドレイクゼクターへと変形し、そのまま銃へと変わると共に、そのまま引き金を引く。
ハイパークロックアップの空間の中でも放たれた弾丸は、一瞬にして一体のゼインを貫通し、その体を爆破させた。
そして更にドレイクゼクターは変形を続け、今度はザビーゼクターへと変わると共に、接近してゼインの身体にザビーゼクターの針を打ち付けていく。その針を打ち付けた瞬間───「はっ!」ゼインの身体に穴が開く。
更にその針を抜き去りつつ更に別のゼインに突き刺していく。
すると、ゼイン達の身体に小さな穴が空いていき、やがてその傷口から血が吹き出し始める。
その攻撃を受けたゼイン達は絶叫を上げながら倒れていく。その隙を狙い、さらに別のゼインに近づき、ザビーゼクターをサソードゼクターへと変形し、そのまま刀を構える。
サソードゼクターでゼインを斬る。
ゼータは次々と襲い掛かってくるゼイン達を次々と切り裂いていきながら進んでいく。
本来、ゼクターを変形などは不可能である。
それも、ゼインの持つパーフェクト・ゼクターと比べても、ゼータが変形させたゼクター達では本来は敵わない。
だが、クウガ・アルティメットフォームのモーフィング・パワーと共に、極限まで強化されたゼクター達の力を使う事が出来る。
「さぁ、これで決めるよ」『MAXIMUM RIDER POWER!ONE TWO THREE』
それと共に、ゼータはハイパーゼクターを操作し、ゼータは構える。
「ハイパー……キック」
ゼクターの音声が響き渡り、ゼータはそのまま天高く跳び上がる。
そしてそのまま強烈な回し蹴りを放つ。その蹴りは凄まじい衝撃波を生み出し、周囲にいる全てのゼインを薙ぎ払っていく。そしてその一撃は真下に落下していたザビーに向かって落ちていくと同時に───
『RIDER KICK』
「ライダー……キック」
と再び音声が流れると共にゼインへと命中する。
その攻撃により、周囲のゼインは全て爆散したのだった。
この高速の時空で、ゼータは。
「・・・ツカサ」
それと共に、その戦いを見守る。