ゼインの背後に立った事。
それと共にゼインは、こちらの方に瞬時に攻撃を仕掛けてきた。
対して、俺はその腕で受け止めた。
「ゼイン、悪いが既にお前に勝ち目はない」
「何を言うかと思えば、そのライダーだけで、何が出来る」
『グランドジオウ!執行!ジャスティスオーダー!』
それと共にゼインは、既にグランドジオウの力を使おうとした。
だが。
「言っただろ、既に見えていると」
「っ」
グランドジオウの力を発動した直前。
俺とゼロツーは動き出していた。
グランドジオウの能力によって召喚したライダー達。
だが、そのライダー達が召喚された直後に、既に攻撃を仕掛けた。
召喚された直後のライダー達は、隙だらけであり、ゼロツーの演算能力によって、その場所を瞬時に見つけ、ムテキゲーマーの瞬間移動と言える速さで、そのまま倒す。
「なぜ」
「確かに、俺以上にライダーの力を使えるだろう。けれど、それだけだ」
それと共に、俺は既に構えていた。
「お前はライダーを道具としか見ていない。そんな奴に、俺は負けない」『FINAL ATTACK RIDE ZEZEZEZERO-ONE!』
鳴り響く音声を合図に、俺とゼロツーは動き出した。
ゼインも、既にこちらの動きを感知したのか、すぐに迎撃を行う事にした。
「無駄な事を、私はゼアの予測にも対応出来る。故に、お前達の攻撃も全ては予想出来る」
そうして、ゼインは構えていた。
最も。
「その攻撃を完全に防げればの話だろ」
「っ」
本来ならば失敗に終わるはずだった攻撃。
だが、エグゼイドのムテキアーマーの力により、それらの攻撃を防ぐ事は出来ない。
迎撃を行おうとしても、ダメージは完全に無効に。
避けようとしても、その先には既に別の攻撃が待ち構える。
黄金に輝く2兆通りの必殺の蹴りが、ゼインに向けられていた。
「ッガァァァ!」
その全てが、ゼインに叩き込まれる。
そして。
「ふぅ」
それと共に、地面に着地すると共に、ゼインは。
「また、このような結末になるとは」
その呟きを終えると共にゼインは、そのまま地面に倒れる。
同時にゼインの身体は、白い光と共に、その場で爆散。
俺の前に、彼の影は消え失せていた。
「・・・ゼインは倒す事は出来たか、けど」
そうして、見つめた先。
そこには、ゼインドライバーの残骸があった。
完全に倒す事は出来たかもしれない。
けれど、ハンドレッド。
奴らの脅威は未だに残っている。
「この世界での目的は、たぶん」
既に果たされた。
だからこそ、その先に起きるのは。
「ディケイドとしての役割かもな」