悪魔と呼ばれ慣れて   作:ボルメテウスさん

208 / 209
役割を終えて

ゼインの背後に立った事。

 

それと共にゼインは、こちらの方に瞬時に攻撃を仕掛けてきた。

 

対して、俺はその腕で受け止めた。

 

「ゼイン、悪いが既にお前に勝ち目はない」

 

「何を言うかと思えば、そのライダーだけで、何が出来る」

 

『グランドジオウ!執行!ジャスティスオーダー!』

 

それと共にゼインは、既にグランドジオウの力を使おうとした。

 

だが。

 

「言っただろ、既に見えていると」

 

「っ」

 

グランドジオウの力を発動した直前。

 

俺とゼロツーは動き出していた。

 

グランドジオウの能力によって召喚したライダー達。

 

だが、そのライダー達が召喚された直後に、既に攻撃を仕掛けた。

 

召喚された直後のライダー達は、隙だらけであり、ゼロツーの演算能力によって、その場所を瞬時に見つけ、ムテキゲーマーの瞬間移動と言える速さで、そのまま倒す。

 

「なぜ」

 

「確かに、俺以上にライダーの力を使えるだろう。けれど、それだけだ」

 

それと共に、俺は既に構えていた。

 

「お前はライダーを道具としか見ていない。そんな奴に、俺は負けない」『FINAL ATTACK RIDE ZEZEZEZERO-ONE!』

 

鳴り響く音声を合図に、俺とゼロツーは動き出した。

 

ゼインも、既にこちらの動きを感知したのか、すぐに迎撃を行う事にした。

 

「無駄な事を、私はゼアの予測にも対応出来る。故に、お前達の攻撃も全ては予想出来る」

 

そうして、ゼインは構えていた。

 

最も。

 

「その攻撃を完全に防げればの話だろ」

 

「っ」

 

本来ならば失敗に終わるはずだった攻撃。

 

だが、エグゼイドのムテキアーマーの力により、それらの攻撃を防ぐ事は出来ない。

 

迎撃を行おうとしても、ダメージは完全に無効に。

 

避けようとしても、その先には既に別の攻撃が待ち構える。

 

黄金に輝く2兆通りの必殺の蹴りが、ゼインに向けられていた。

 

「ッガァァァ!」

 

その全てが、ゼインに叩き込まれる。

 

そして。

 

「ふぅ」

 

それと共に、地面に着地すると共に、ゼインは。

 

「また、このような結末になるとは」

 

その呟きを終えると共にゼインは、そのまま地面に倒れる。

 

同時にゼインの身体は、白い光と共に、その場で爆散。

 

俺の前に、彼の影は消え失せていた。

 

「・・・ゼインは倒す事は出来たか、けど」

 

そうして、見つめた先。

 

そこには、ゼインドライバーの残骸があった。

 

完全に倒す事は出来たかもしれない。

 

けれど、ハンドレッド。

 

奴らの脅威は未だに残っている。

 

「この世界での目的は、たぶん」

 

既に果たされた。

 

だからこそ、その先に起きるのは。

 

「ディケイドとしての役割かもな」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。