俺は、森の中にいた謎の奴らの案内で、向かった場所で、話をする事にした。
「悪魔憑きを治す奴か」
「えぇ、私達も、それで助かったわ」
「シャドウ、それがお前らの組織のボスの名前か」
「えぇ」
そうして、俺はそこにいるガキ共からの、その事情を詳しく聞く。
どうやら、ガキ共の話を聞く限りだと、そのシャドウという人物は、目の前にいるガキ共と変わらない年齢らしい。
「・・・それで、影の叡智だったか?」
「はいっ主様が私達に知識を授けてくれるのです!」
そうして、影の叡智と呼ばれる知識。
それは、この異世界においては、あまりにも常識外れな事ばかり。
俺がこれまで巡ってきた世界の共通の知識と言える。
「・・・だとしたら、この世界で言う所の運命の子という可能性があるな」
「運命の子?それって、どういう意味なのかしら?」
それに関して、疑問に思ったのか、向こうのガキの一人が聞いてくる。
「時々、いるんだよ。このほっ、あぁ、この世界とリンクしている奴が。そういう奴は、未だに人が知られていない知識を持っている可能性があるんだよ」
「運命のっ子っ!確かに、シャドウの言動は子供とは違った。彼に何かあるとは思ったけど、まさか」
「けれどっ、これまで知られていなかった神話や物語!それらはあそこからは見つかっていません!」
「そして、経済に関しての知識。確かに、それならばより理解出来ます!」
経済などの単語を聞く限りだと、そのシャドウというのは、どうやらwの世界にいたフィリップと似た存在かもしれない。
その目的に関しては、不明ではあるが。
「・・・けれど、どうやら、大丈夫な所かもしれないな」
「ディケイド?」
彼女達の表情からも、暗くない事が分かる。
「聞きたい事がある。そのシャドウの目的はなんだ?」
それだけが気になる。
対して、リーダー格だと思われるガキは。
「私達の目的は、魔人復活をもくろむ『ディアボロス教団』を倒す事。悪魔憑きの元凶だと、シャドウに知らされたわ。私も多くの本を照らし合わせたけど、あなたの話でさらに確信出来たわ」
「・・・そうか」
ガキ共自身、そいつらに復讐したいかどうか、分からない。
けれど、少なくとも待遇は悪くないはず。
「どうかしたんですか?ボス?」
「・・・何でもねぇよ、ただ、これからどうするかってな」
「それはつまり、貴方達も一緒に戦ってくれるという事なの?」
「残念ながら、俺はそのディアボロス教団とはあまり戦わないかもしれない。俺はそいつらと手を組んでいる組織と戦っているからな」
「手を組んでいる、それは一体」
そうしていると、何かが響き渡る。
この感じ。
見つめた先、その水たまりにいたのは、ミラーモンスター。
「ちっ、厄介な事になりそうだ」
「何を」
そうして、俺はすぐにネオディケイドライバーを取り出すと共に。
『変身!」『KAMENRIDE DECADE!』
同時に、龍騎のライダーカードを取り出し。
『KAMEN RIDE RYUKI』
俺はそのまま、龍騎へと変身すると共に水たまりへと向かう。
「その姿は」
「とりあえず、姿が映る場所から離れろ!良いな!」
そのまま、俺は水たまりの中に入る。