悪魔と呼ばれ慣れて   作:ボルメテウスさん

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頂点を見た故に

ミドガル魔剣士学園。

その生徒の一人になる事が、この世界での俺の役割らしい。

それと共に、俺はこの世界における魔力というのを学んでいたが。

 

「だいたい分かった」「っ」

 

それと共に、俺は目の前にいる生徒をとりあえず力押しだけで簡単に倒す事が出来た。

このミドガル魔剣士学園で、主に王都ブシン流と呼ばれる剣術を中心に学ばせているらしい。

だけど、それを俺からしたら、弱すぎた。

それが、問題だった。

最初は一番下のクラスであったはずだが、そこからどんどん上に。

気付けば、なぜか一番上の一部になっていた。

それに対して、俺は、かなり面倒だった。

 

「はぁ、たく、さっさと放課後にならねぇか」

 

この世界が俺にどんな役割をさせようかは知らない。

けど、俺の目的としては、ガキ共に会う事。

あの時の年齢から考えて、だいたい小学生ぐらいの見た目だから、容姿の変化は、あまりないと考えて良いと思うが。

 

「さて、今日から、新しく入る事になったシド・カゲノー君と、ツカサ・カドヤ君だ」

 

そうして、俺達の紹介はされた。

されたのだが、どうも歓迎されていないのが分かる。

まぁ、別に仲良くするつもりはないけど。

 

「それじゃ、せっかくだから、ツカサ君。君の実力を見せてくれないか」

「えっ、あっはい、分かりました」

 

そのまま、放課後に、どのように情報を探すか、考えていると、ゼノン先生から声をかけられた。

正直に言えば、別にそこまで興味がなかったのだが。

そう考えていると、目の前でおそらくは同じ剣術を学ぶと思われる奴と相対する。

そのまま、俺は手に持っていた練習用の剣を手に持ちながら、目の前にいる相手に目を向ける。

 

「構えをしないのか」

「…これが俺の構えだから気にしないで」

 

そう、俺は片手で剣を持ちながら、だらりとした状態となる。

それを見て、目の前にいる相手は何やら気に入らない様子だったが。

 

「では、始め!」

 

その言葉と共に、眼前にいる相手は、そのまま突っ込む。

完全にこちらに対して、怒りを隠せないのか、手に持った剣を馬鹿正直に、魔力を込めるだけ。

 

「はぁ」

 

この世界の魔力に関しては、よく分からない。

だが、これまでの旅を通して得た経験で、その応用を行う事は出来る。

何よりも、魔力というワードは、ウィザードの世界で散々使ってきた。

なので、俺は、その手に持つ剣に、力を籠める。

その際に、魔力以外にも色々と入ってしまったが、迫る剣を受け流した。

それによって、大きな隙が出来たのでって。

 

「おっと、しまった」

 

そう、俺はそのまま蹴ろうとしたが、とりあえず踏みとどまり、そのまま剣の持ち手で攻撃を行う。

 

「ぐっ」

 

そのまま、相手の首元で剣を向けると。

 

「チェックメイトという事で良いですよね」「…試合は終了だ」

 

 

それと共に、試合は終わった。

そのまま、俺は手に持った剣を肩に置く。

どうも、剣だけで戦うのは、面倒だ。

基本的に殴り蹴るも反則になるので、それも行えない。

何よりも、物足りない。

 

「セイバーの世界ではヤバかったからなぁ」

 

魔力の使い方では、ウィザードの世界が。

剣術という点では、セイバーの世界が。

各々の世界で頂点を見ていたからな。

 

(あの男、基礎も何もかも無茶苦茶だけど、動きはなぜ綺麗なの?何よりもさっきの動き、まるで流れるように蹴ろうとしていたけど、一体)

それにしても、さっきからこっちに対して、凄い目で見ている銀髪の女は誰なんだ。

 

(おぉ、これはいわゆる成り上がり系なのか?けれど、彼の動きはなんというか、どこか特撮番組に出てきたヒーローみたいな感じだなぁ。そう言えば、アルファ達が言っていたもう一つの組織でハンドレッドだっけ?そのエキストラさんから貰ったあれは使っていないし、今度試しに使ってみようかなぁ)

さらには、何を考えているのか分からない目をしている奴は、一体何なんだ?

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