仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイス。
数多く、存在する仮面ライダーの中でも異質な存在であり、1人の人間がもう1人の自分といえる悪魔を実体化させて戦う1人で2人の仮面ライダー。
そう、リバイスへと変身した瞬間に、リバイとバイスへと分離した俺は、そのままシーカーを校庭へと吹き飛ばすと同時に、そのまま向き合う。
「仮面ライダーリバイス!情報で聞いていたが、まさかその力まで手に入れていたとはなぁディケイド!!」
「だったら、どうした」「用があるんだったら、さっさとかかってこい」
そう、俺達が眼前にいるシーカーに対して、文句を言いながら、構える。
「そう焦るなよ、こっちはこっちで楽しい戦いをしたいからよぉ!!」
シーカーの叫びに合わせるように、学園内に侵入していた警備隊ライダー達が、そのまま俺達に向かって行く。
おそらくは、学園の中に侵入してきた奴らだろう。
見渡す限りでも数を数えるのは馬鹿らしい程だ。
けれど。
「おい、もう1人の俺、まさかビビっていないよな」「まさか、むしろ湧いてきたぜ!」
その言葉を合図に、俺達は互いに手に持っているライドブッカーを手に、真っ直ぐと眼前にいる警備隊ライダー達に向かって行く。
警備隊ライダー達は、各々が小型バックルを装填していたのか、その手に武器を持って襲い掛かる。
そうして、眼前にいる警備隊ライダーの一体が、その手に持つ緑色のボウガン、レイズアローで攻撃して来た。
その攻撃を俺は右手で受け止めると、同時に左手で相手の腹を殴りつける。そして、それと同時に背後から襲って来た二体の警備隊ライダーの攻撃を避けるように体を捻りながら回転させつつ、右足を軸にして蹴り飛ばして吹き飛ばした。
だが、それとほぼ同時に左右から襲ってきた警備隊ライダーのナイフによる攻撃を両手を使って防ぐと、そのまま弾き返す。
すると、その隙を狙ったかのように、今度は背後にいた別の警備隊ライダーがレイピアによる突きを放ってきた。
しかし、それもまた同じように右手で掴むことで止めると、そのまま引き寄せてから頭を掴み地面に叩きつけた。
それから、さらに襲いかかってくる警備隊ライダー達の攻撃を受け流し、時には反撃すると共に次々と警備隊ライダーを倒していく。
一方で、もう1人の俺であるディケイドバイスの方は、警備隊ライダー達との戦闘を繰り広げている最中であった。
「ははぁ、良いじゃないかよぉさすがはディケイドじゃないかよぉ!!」
『GIGANT BLASTER』
聞こえた音声と共に、見つめた先にいたシーカーは白銀の大型ブラスターであるギガントブラスターを手にして、銃口をこちらに向けていた。
そのまま引き金を引いた。
周囲には、俺達以外にも味方であるはずの警備隊ライダー達がいるにも関わらず。
俺もディケイドバイスも、すぐにその場を跳ぶ事で、奴の攻撃から回避する事に成功する。
だが、その瞬間に周囲にいる警備隊ライダー達が一斉に動き出し、四方八方から攻撃を仕掛けてきた。
どうやら、あの大型ブラスターによる攻撃は囮だったようだ。
「おっと、全く!」
「こいつら、攻撃されても良いというか」
「あぁ、自分の命をなんとも思っていないな」
まさしく特攻する兵士のように突撃してくる警備隊ライダー達に、俺達は驚きながらも、すぐさま対応する。
警備隊ライダーの一体が振り下ろしてきた剣を受け止めた後、その腹部を蹴飛ばすと同時に背後から襲いかかってきた別の警備隊ライダーには回し蹴りを放ちながら吹き飛ばし、さらにその後ろから迫っていた別の警備隊ライダーに対しては飛び膝蹴りをお見舞いした。
そうして、俺達の周囲に警備隊ライダー達が集まった頃、俺は腰にあるケータッチ21を操作する。
それによって、ディケイドバイスの尻尾は巨大化する。
「ふぅ!」「はぁ!!」
それと共にディケイドバイスは、そのまま尻尾で周囲にいる警備隊ライダー達を薙ぎ払い始めた。
その隙に俺はライドブッカー・ソードモードを取り出し、目の前にいる警備隊ライダーに向かって斬りかかる。
そして、ディケイドバイスも俺に続くように、尻尾を振り回しながら周囲の警備隊ライダー達を次々と撃破していく。
「とりあえずは、こいつらで終わりか?」
「まだ残っていると思うが」
そうして、見つめた先には、シーカーは。
『GIGANT ALMIGHTY』
パワードビルダーフォームの上部装甲を形成している2本のサブアームが展開され、左側のアームにギガントソード、右側のアームにギガントハンマー、そしてシーカー本体にギガントブラスターをそれぞれ装備した状態となっている。
「おいおい、本番はこれからだろうがぁ!」
そのまま、シーカーは叫ぶ。
それに対して。
「あぁ、そうかよ、けど」「それも、数秒で終わらせる」
それと共に、俺は既に新たなカードを手に持っていた。
『KAMENRIDE REVISE 一心同体!居心地どうだい?超ヤバいっす!豪雷と嵐でニュースタイル!仮面ライダー!リバイス!』
それと共に、襲い掛かってくるシーカー。
対して、俺達は、そのまま互いの身体を引き寄せると共に、その姿を変化させる。
青にマゼンタに黄色と色とりどりなカラフルなリバイス。
2人で一組の姿が基本的なリバイスでは、珍しい一つになった姿。
それこそが、このリバイスだった。
リバイスへと変身した瞬間、リバイスの武器である巨大な剣であるリバイスラッシャーを手に。
こちらに攻撃を仕掛けるシーカーの背後に移動しながら、斬る。
「なっ」
目で捉える事が出来なかったシーカーは、俺が移動すると共に斬り裂いた左側のアームに驚きを隠せなかった。
そうしている間にも、俺は瞬時にリバイスラッシャーで薙ぎ払う。
シーカーは、その手に持っていたギガントブラスターを盾に、その攻撃を防ぐ。
しかし、リバイスラッシャーによる攻撃が耐えられず、ギガントブラスターは呆気なく潰れる。
「ぐっ、やるじゃないかよぉ!!」
それを見ながらも、左側のアームが持っていたギガントソードを手に持ち、俺に振るう。
しかし、それはすでに読んでいたので避ける事に成功すると、そのままカウンター気味に蹴りを入れる。
その一撃によって、大きく吹き飛ばされたシーカーに対して、さらに追撃を行うべく接近する。
対するシーカーもまた、それに対応すべく手に持ったギガントソードで応戦する。
しかし。
「ぐっ、こいつっ!」
俺が放つ雷に匹敵する早さと嵐のような斬撃。
それらに耐えきれなくなったのか、シーカーはそのまま吹き飛ばされてしまう。
それでも、何とか体勢を立て直す事は出来たようだが、その時には既に俺の間合いに入っていた。
そこから一気にラッシュをかけるように、拳や蹴りを浴びせていく。
そして。
「これでとどめだ」『FINAL ATTACKRIDE RE RE RE REVISE!』
同時に、俺はシーカーを赤黒い風を纏ったパンチで上空に吹き飛ばし、電撃を纏った飛び蹴りで地面に叩き落とす。
「がっがぁぁあ」
その凄まじい威力の前に、シーカーは爆散する。