ディケイドが、ディアボロスの左腕との戦いが終わった後。
彼は、デルタを連れて、その場から消えた。
「全く、デルタったら。けど、どちらにしても私の目的は既に達したのだから」
「何をっ」
「あなた、あの時にディアボロスの左腕を復活させたようだけど、それでこの聖域は機能を失ったのでは」
「ぐっ」
アルファの言葉に対して、ネルソンは怯んだ様子を見せる。
そんなネルソンに対して、アルファは既に興味がない様子だった。
そうしていると。
「に、逃げるのか……!」
ほっとした声でネルソンが言う。
「小物の命に興味はないわ。我らの目的は力の源を断つこと。それは彼が行ってくれたのだから」
それと共に、アルファが取り出したのは、ドライバー。
「それはっ」
「彼が言うには、この力は元々は別の世界で戦った英雄の力。それを勝手に使うのは少し悪い気はするけれど」『ビヨンドライバー』
そう、アルファが取り出した右手のウォズミライドウォッチをビヨンドライバーにセットし、ウォズミライドウォッチのボタンを押しそのカバーを開く。
『ウォズ!アクション!』
鳴り響く音声と共にアルファが、そのまま構えると。
「変身」『投影!フューチャータイム!スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!』
右腕を大きく一周させ、戻ってきた時に右手でビヨンドライバーのハンドルを前に向ける。
それによって、アルファの姿は、未来の予言者である仮面ライダーウォズへと姿が変わる。
「おっお前達も、仮面ライダーの力をっ」
「えぇ、けれど、あなたを始末する為じゃないわ。ここのシステムは確かにほとんど使えないけど、僅かに使える。だからこそ」『投影!フューチャータイム!デカイ!ハカイ!ゴーカイ!フューチャーリングキカイ!キカイ!』
それと共に、ウォズの姿が変わる。
全体的にスパナで、機械的な鎧を身に纏っていた。
そして、その手で、近くの聖域を操作する。
それと共に、近くに魔方陣が現れる。
「なっなぁ!?」
「聖域のデータがあれば、貴方達の今後も分かる。だからこそ、今後は自由にね」
その言葉と共に、魔方陣に、次々とシャドウガーデンの面々が移動していく。
「貴方達も、ここから出て行くのならば、来たら良いわ」
それと共に、アルファの言葉に対して、アレクシア達は迷う。
「けど、あいつはって、もぅいない」
「どちらにしても、私達では、これ以上は」
そうして、アレクシアとローズも、どうすれば良いのか分からない最中。
シェリーは。
「あの、オーズさん」
「んっ」
聖域の魔力が、残り僅かな時。
シェリーは、映司に問いかける。
「ディケイドの事を聞きたいです」
彼女は、ディケイドの事を知りたくて、問いかける。