聖域から出ていった先。
そこは、どこかの森だった。
シェリーに関しては、イータに任せる事にした。
その後、オーロラカーテンから出た場所はどこかの森。
森の中に入った俺とデルタは。
「ボス!でっかい肉を狩ってきました!」
「……」
「ボス?」
「あぁ、ありがとうな」
俺は、デルタが持ってきた大きな猪がいる。
かなりの大きさであり、これをデルタ一人で捕まえてきた事に驚く。
そして、この大きさからするとかなり大物だ。
しかし、これぐらいのサイズなら俺でも余裕で倒せるサイズ。
それに、デルタが持って来た猪を見て思う事があった。
「作り甲斐があるな、デルタ、少しだけ待っていろ」
「ボスの手料理!楽しみ!!!」
デルタは、そう言いながら、俺が料理している光景を見ている。
その表情には期待感があり、ワクワクした様子で待っている。
そんなデルタの様子を見ながら、俺は猪を捌いていく。
捌いた猪を、すぐに焼いて食べる為に準備をする。
そして、猪に串刺しにして火で炙る。
その間に、野菜も切り始める。
切った野菜と一緒に、焼いた猪を食べる為の準備を進める。
「それで、デルタは、俺と別れている間は、どんな事をしているんだ」
「デルタが?うんっ、デルタはねぇ!」
そうして、デルタは、目を輝かせながらも、語ってくれた。
俺と別れた2年の間。デルタは、強くなる為に様々な事を行っていた。
話している間は、とても明るく、楽しそうな様子を見せている。
そんなデルタの様子を見ていると、本当に楽しかったのだと思える。
「あっ、そうだ!!デルタね!仮面ライダーになったんだよ!」
「……はい!?」
その言葉に、思わず、返事をしてしまった。
「マジでか」
「うんっ!デルタはハンドレッドから奪ったけど、使い方が分からないの!だから、ボスが教えて!」
そうして、見つめてくるデルタを見て、俺は少し迷う。
ハンドレッドから奪った以上、何か問題がある可能性がある。
だが、目の前にいるデルタは、少なくとも俺から仮面ライダーを教えられている。
「デルタ、その仮面ライダーの力を使う際には、俺から教えられた事を決して間違わない事を約束出来るか」
それが、偽物の力だとしても。
「出来る!だってデルタはボスと一緒にいる為に強くなったから」
その言葉を聞いて、少しは嬉しくなった。
同時に、俺は。
「分かった、ならば、特訓は今度だ」
「えぇ、なんで」
「肉が冷める前に食べないといけないだろ」
そうして、出来上がった料理を並べる。
それを見たデルタは。
「わぁい!!頂きます!!」
俺の言葉を合図に、デルタは、そのまま肉をかぶりつく。