アナザーガッチャードへと、変身したゼータは、ドラドを見つめる。
「ガッチャードのアナザーライダーだとっ、そんなのはっ」
「存在しないって?常識的に考えればね。けどさぁ、目の前の現実をしっかりと見ないといけないよ」
そう、ゼータは挑発するようにドラドに呟く。
それらは、全て、ドラドを完全に見下していた。
「そうか、だが、これはチャンスだ!偽物とはいえ、ガッチャードを倒す事が出来れば!このドラドの方が格上だという事が証明されるのだから!!!」
ドラドのその言葉と共に、その手には大鎌を錬成した。
錬成した大鎌を、そのまま真っ直ぐとゼータに向かって斬り裂こうとする。
それに対して、ゼータは落ち着いた様子で。
「ホッパー1」『ホッパァァァァ!!』
「っ!」
ドラドに向かって、大鎌を振り下ろそうとした時。
ドラドの眼前に現れたのは泥。
そこから現れたのは、飛蝗の歪な怪物、ホッパーマルガム・
ホッパーマルガムは、そのままドラドに向かって、そのまま飛び蹴りを放つ。
突然の攻撃に対して、ドラドは、対応が出来ずに、そのまま吹き飛ばされる。
「ゴリラセンセイ」『ゴリー!』
そして、吹き飛ばされた場所に現れたゴリラマルガムが、ドラドの胴体を叩きつける。
「ぐっ、これは、マルガムがっなぜ!!」
「アナザーライダーは、仮面ライダーと酷似した姿と能力を持った怪人。そして、私が奪ったガッチャードは、彼ら、ケミーと力を合わせて戦うのに対して、私は彼らをマルガムにして、共に戦う存在という訳だ」
そうして、ホッパーマルガムとゴリラマルガムを見つめる。
ゼータは、彼らに対して、少し申し訳なさそうに見つめる。
そんなゼータが無防備な背中に向かって、ドラドが、大鎌を振り下ろそうとした。
「ぐっ貴様っ」
「スチームライナー」『スチーム!』
そうしている間にも、ドラドを吹き飛ばしたのは、巨大なマルガム、ライナーマルガム。
ライナーマルガムによって、吹き飛ばされたドラドは、地面を転がっていく。
「ぐっ」
「さっさと終わらせようか。ツカサには、この姿を見せたくないから」
それに合わせるように、ホッパーマルガムとライナーマルガムが、ゼータの元に集う。
ライナーマルガムがゼータの両腕に、ホッパーマルガムを両脚に武装のような形で
それと共に、両腕にあるライナーマルガムの力で走り出す。
その勢いは凄まじく、そのままホッパーマルガムの力で蹴り上げる。
そして。
「はぁぁぁぁ!!」
真っ直ぐと。
ゼータは、そのままドラドを貫く。
アナザーガッチャードによる一撃は、ドラドの胴体が真ん中に、巨大な穴が開く。
「ライダーじゃない奴にっ負けるなんてぇ」
「私のような偽物程度にも勝てない奴が何を言うのか」
それと共に、ドラドは、爆散する。