悪魔と呼ばれ慣れて   作:ボルメテウスさん

95 / 209
エボルの脅威

 エボルは仮面ライダーゴーダを見ながら不敵な笑みを浮かべる。

 

「エボルト。その程度の力で私を倒せると思っているのか」

 

 ゴーダは怒りに満ちた声で返す。

 

「倒せるかどうかはやってみないと分からないだろ? でも、楽しめることは間違いなさそうだな」

 

 エボルは軽く肩をすくめながら答える。

 

 それと共に、エボルはその手には武器であるスチームブレードを持ち、ゴーダへと歩き出す。

 

「さぁ、始めようぜ、戦いをなぁ」

 

「貴様ぁぁぁ!!!」

 

それと共に、ゴーダは、その言葉に怒りを込める。

 

 

 

 エボルのスチームブレードがゴーダに向かって振り下ろされる。

 

 ゴーダはその一撃を避けようとするが、エボルはわざと狙いを外し、避けた先にもう片手にあるトランスチームガンで撃ったビームを放つ。

 

 ゴーダは腕の装甲を使って防ぐが、後ろに仰け反ってしまう。

 

 エボルはすかさずゴーダに足払いを掛ける。

 

「ぐっ」

 

 そして倒れる一瞬前に、トランスチームガンによる追撃を受ける。

 

「うわあああ!」

 

 転んだところに、今度は腹蹴りを食らいゴーダは大きく吹っ飛ぶ。

 

 ゴーダはすぐに立ち上がり、「このぉ!」と大声を上げながら突っ込んでいく。

 

 そして、エボルに殴りかかろうとするが、またもや攻撃を避けるだけに終わる。

 

「おいおい、せっかくのオーズを越える力なんだろ。その程度しか力を出せないなんてなぁ」

 

 エボルは不敵に笑いながら言う。

 

 ゴーダの怒りはさらに膨れ上がった顔になる。

 

 そんなゴーダに対して、挑発するようにエボルは口角を上げたまま言葉を続ける。

 

「もっと楽しませてくれないなら俺から行くぞ?」

 

 そう言ってエボルは右手は、追撃を行う。

 

「私を舐めるなぁ!」

 

 それに対してゴーダも拳を振り回すようにして反撃を試みる。

 

 苛立ちを抑えられない様子のゴーダに対してエボルが言う。

 

「あぁ~あ。つまらないヤツだな」

 

「そう言っていられるのは、今のうちだぁ!」

 

 そうして、ゴーダが取り出したのは、メダガブリュー。

 

 メダガブリューを見たエボルは軽く、口笛を吹くと。

 

「へぇ、複製とはいえ良い物持っているじゃないか」

 

「余裕な態度は、今のうちよ!」

 

 ゴーダは、そのままメダガブリューで攻撃を行う。

 

 その一撃は重く、周囲にある柱を簡単に壊す事が出来る。

 

 それに対して、エボルは、軽々と避けながら。

 

「いやぁ、確かに当たるとヤバいねぇ」

 

 と言いながら。

 

「けど、知っているか。オーズのこの言葉を」

 

「何をだ!」

 

「ライダーは助け合いだって」

 

 その言葉と共に、ゴーダに攻撃を仕掛けた存在がいた。

 

 すぐに防御すると共に、ゴーダが見つめた先にいたのは。

 

「なっ」

 

「よぅ」「助けに来たぜ」

 

 その言葉と共に、見つめた先にいた存在に。

 

 ゴーダは。

 

「なんで、エボルが、3人」

 

 そこに立っていたのは。

 

『ドラゴン! ドラゴン! エボルドラゴン! フッハッハッハッハッハッハ!』

 

『ラビット! ラビット! エボルラビット! フッハッハッハッハッハッハ!』

 

 二人の、エボルだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。