「なんで、エボルが3人も」
ゴーダは、眼前にいる3人のエボルに対して、疑問の声を出してしまう。
それに対して、エボルはまるで呆れたように首を振る。
「おいおい、何を言っているんだ。俺は元々、そこにいるお嬢ちゃんによって造り出された分身体だ」
「つまりは、お嬢さんが作ろうと思えば、幾らでも作り出す事が出来る」
「まぁ、普通はそんな事をしようと思ってもやるのは可笑しいがなぁ」
そうして、3人のエボルは。
「さて、ツカサがもぅ倒している可能性があるから、さっさと片付けて」
「へいへい、全く、人使い、いやブラッド族使いが荒いお嬢ちゃんだぜぇ」
そうしながら、3人のエボルは、腰にあるエボルドライバーのレバーを回転させる。
『READYGO!エボルテックフィニッシュ』
「っ」『ガブッゴックン♪プ・ト・ティラーノ・ヒッサ~ツ!!』
その危険性を感じたゴーダは、すぐにその手にあるメダガブリューの銃口をエボル達に向ける。
それに対して、ドラゴンフォームに変身しているエボルが前に出て、そのまま突っ込む。
ゴーダは、そんなエボルに対して、紫色の破壊光線が放たれる。
「ハハハハハァァァァ!」
笑いながら、そのままエボルは真っ直ぐと突っ込む。
それは、まさしく互いの存在を賭けた一撃であり。
ドラゴンフォームのエボルと、メダガブリューは、その瞬間、互いに爆発する。
「ぐっ」
爆発したメダガブリューを手放してしまう。
そして、そんなゴーダの懐に入ると。
「よぉ」「っ」
ラビットフォームに変身しているエボルが、そのまま蹴り上げた。
その勢いは凄まじく、瞬く間に天高くまで飛ばされる。
飛ばされてしまい、無防備になったゴーダ。
「後は任せたぜ、俺ぇ」「あぁ、任されたぜぇ」
その言葉と共に、目の前には、既にライダーキックを放とうとしたエボルがいた。
「そんなっこんな偽物に」「本物だろうと、偽物だろうと関係ないぜ。結局の所、それをどんな風に活かすかは、自分次第だぜ」
真っ直ぐと放ったライダーキックで、ゴーダを貫いた。
その一撃に、耐える事は出来ず。
ゴーダは、爆散する。
「チャオ」
それと共に、エボルは地面に着地する。
それは、ゴーダを倒すのを確認すると共に。
「じゃっお疲れ様」
「えぇ、もうちょっとのんび「仕事が終わったら戻る。最初から言った事」はいはい、分かりましたよ」
そうして、エボル達は、そのままエボルドライバーの中に戻した。
それを冷静に見ながら、イータは、元の光景に戻るのを待つ。
「ツカサは、どんな戦い方をするのか、少し楽しみ」
そう、ツカサの戦いを楽しみにしながら。