「さて、始めようか」
俺はその言葉と共に、既にカードを構える。
それは隣にいるタケルも同じで、その手にはゴースト眼魂を起動させていた。
そのまま、腰に現れたゴーストドライバーに、装填する。
『アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!』
飛び出たのは、ゴーストパーカー。
それが空中に舞いながら、俺達の周囲を飛ぶ。
それと共に、俺達は。
「「変身」」『KAMENRIDE DECADE!』『カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!Go Go Go!』
その一言と共に、仮面ライダーに変身する。
変身を完了すると同時に、エクストリーマーは、その孔雀を思わせるようなマントを広げると共に、そこにびっしりとある目玉で、俺達に向けて、攻撃を放つ。
その攻撃に対して、俺達は、瞬時に手に持つ武器の銃口を向け、引き金を引く。
それだけでは、決して、相殺する事は出来ない。
しかし、時間を稼ぐには十分だ。
『カイガン! ダーウィン! 議論!結論!進化論!』
鳴り響く音声と共に、タケルは既に別の姿に変わっていた。
仮面ライダーゴーストの特徴の一つである英雄の力を借りて戦う。
その姿の一つであるダーウィン魂は、対象の構造を組み替える特殊なパルスを放ち、意のままに進化・退化させることもできる。
故に自身を未知の発光粒子生物に変化させ、爆発を起こした。
それによって、エクストリーマーの動きを封じると共に。
『FORMRIDE! SABER ELEMENTAL PRIMITIVE DRAGON バキッ!ボキッ!ボーン!メラ!メラ!バーン!シェイクハンズ!エレメンタルドラゴン!エレメントマシマシ! キズナカタメ!』
既に俺はセイバーへと変身すると共に、その身体を炎と変えて、一気に接近する。
手には火炎剣烈火を手に持ち、そのまま振るう。
エクストリーマーは、その攻撃に対して、片手で防ぐ。
しかし、その反対側には、既にゴーストが再度、実体化すると共に、ガンガンセイバーで振り下ろす。
二つの斬撃に挟まれる形になりながらも、エクストリーマーは、周囲に無作為に攻撃を行う。
「ぐっ」「はぁ!!」
それらの攻撃を全て。
身体を別の物に変える事で避ける。
同時に、攻撃を仕掛けるが。
「攻撃は効いているのか」
「分からないけれど、究極の眼魂を通して、この地の、いやそれだけじゃない。それよりももっと多くの恨みが彼の中に集まっている」
攻撃を行っている間にも、感じたのは、その力の根源である恨み。
おそらくは、それを根元からなんとかしなければ。
「ならば」『KAMEN RIDE WIZARDヒー!ヒー!ヒーヒーヒィー!!』
鳴り響く音声と共に、エクストリーマーに接近すると同時に、俺はすぐにウィザードに変身する。
それを察したように、ゴーストもまた。
『カイガン! ウィザード! 指輪の魔法!最後の希望!』
それと共に、俺は、瞬時に腰にあるケータッチを操作する。
『『エンゲージ!プリーズ』』
それと共に、俺達は、眼前にいるエクストリーマーの中へと入っていく。
常に恨みを吸収する最中、その根源を破壊する為に。