俺とタケルは、そのままエクストリーマーのアンダーワールドの中へと入っていく。
その、アンダーワールドの内部。
その周囲を見ると、そこにはエクストリーマーの力の根源だと思われる怨みが見える。
黒く染まっており、そのまま、まるで眼魔のような形になると、俺達に襲い掛かる。
その数は、凄まじい。
「負ける訳にはいかない。皆、力を貸して!」『ゼンカイガン!ケンゴウハッケンキョショウニオウサマサムライボウズニスナイパー!ダ~イ~へ~ンゲ~~!!』
鳴り響く音声と共に、タケルの姿は変わる。
そのタケルは、瞬時にグレイトフル魂へと変身する。
グレイトフル魂に変身を終えると共に、その腰にあるアイコンドライバーGから、次々と英雄達が現れる。
英雄達は、そのまま、迫る眼魔達を倒していく。
それらを倒していきながら、ゆっくりと晴れていく光景。
そこには。
「あれは」
見つめた先に、僅かに見えた光景。
それは、おそらくはエクストリーマーの過去だろう。
そして、彼の視点から見たゴーストのタケルの戦いでもあった。
兄であるアドニスが殺された時に無力感。
仇ではあるが、甥であるアデルを倒そうとした。
けれど、その圧倒的な力で、敗北する。
そして、敗北した後は、拘束された。
何時か、復讐をする為に。
けれど、それは、タケルによって、アデルは倒されてしまった。
『アデルが死んだ』
その言葉と共に、アデルはタケルに対して、どう思ったのか。
そして、自分が成し遂げなかった眼魔世界を平和に導いた同じ甥であるアランの姿。
それらを見ていた、彼の心は。
『俺は、何を』
そんな心の弱さに付け込まれたんだろう。
ハンドレッドが、彼に『究極の眼魂』を渡したのは。
そして、それが暴走する代物だとは知らずに。
「…」
怨みの影は、確かに消え去った。
しかし、最も大きな怨みの人型であるエクストリーマーがこちらに見つめていた。
「終わらせよう、タケル」
そう、その手にあるカードを、そのままネオディケイドライバーに装填する。
「ちょっと、くすぐったいぞ」『FINAL FORMRIDE GHO GHO GHO GHOST』
鳴り響く音声と共に、タケルの後ろに手を伸ばし、そのまま開く。
その一言と共に、タケルの姿が変わる。
その姿は、巨大な緑色のイグアナ。
その名も、イグアナゴーストライカー。
ゴーストの頼りになる戦力の一つであるが、今は、タケル自身が変形した姿となっている。
『この姿は、何度もやっているけど、かなり痛いよっ』「とにかく、頼みます」
それと共に、俺はそんなイグアナゴーストライカーに乗り込む。
それが向かう先は、エクストリーマーだから。