オウカside.
ザクヤ「流石だな。」
オウカ「当然だろ!」
どれだけファイトしてるんだと思ってんだよ。
ザクヤ「...フッ。」
するとザクヤがデッキから1枚のカードを引き抜いて俺に渡してくる...ってこのカード!?
「飢貪の七欲業神 ストラザファンガル・グラトス」。
オウカ「「ストラザファンガル」...!?何で!?」
ザクヤ「言っただろう。今度のシンヤは恐らく全ての「七欲神」を使ってくる。ならばこちらも持てる力を全て出し切るまでだ!」
オウカ「...!」
ザクヤ「お前に俺達の意志の全てを託す。」
ザクヤは俺に拳を向ける。
オウカ「あぁ!」
そして俺もザクヤの拳に自分の拳でタッチする。
ヨウラ「なら、最後の決戦に備えてデッキ調整をしないと。」
リョウカ「そうね。」
アリア「まだ時間はあるから、ゆっくり考えよう...。」
ケイスケ「だな。」
ジンタ「あぁ。」
エリナ「モチ!」
カナメside.
夜
中庭・大樹の前
シンヤ「...。」
中庭の大きな木の前でシンヤは坐禅を組んで精神統一をしてる。木の前に7枚の「皇帝」カードと5枚の「七欲神」カードが浮いていてそれぞれ円になってゆっくり回転している。すると7枚の「皇帝」カードからオーラが出てきて中心に集まっていくと1枚のカードが生成された。
シノブ「!カードが出てきたであります!」
ファタルマル「何かヤバそうな力を感じるニャ...!」
フセリツジ「どんなカードなんだろ〜?」
ナルティギア「パッと見だけれどスペルだった気がするわ...。」
スペルか...7枚の「皇帝」カードから作られたスペルってどんな効果を持ってるんだろう?そう考えてると5枚の「七欲神」カード同士に電撃が走り、円形上になるとその内側の空間が歪み、裂け目の先にエネミー・ワールドへと繋がる。その先に映る光景はエネミー・ワールドの立ち入り禁止区域である「欲望の大樹」だ。
イナ「あれって〜「欲望の大樹」だよね〜?」
チユリ「えぇ。」
シヤ「何するんでしょう?」
ゼクトロス『どう思う。』
アンドロトリクト「あいつがやる事だ。何か意味があるんじゃねぇか?」
ガレンジ『確かにその通り。』
ヘテリオン『見てれば分かるっしょ?』
すると「欲望の大樹」全体が徐々に光を放ち始めた。
ブラムドレウジ「ム?」
フォストウィシス「何だ?」
すると裂け目の先から数枚のカードがこっちの世界にやって来た。
ユクスベルマス「また新しいカードですね。」
カナメ「うん。」
出てきたカードがシンヤの前に並ぶと裂け目が消えて、シンヤは目を開いた。
シンヤ「決戦の時はいよいよ近い。」
シンヤはカードを纏めて手に取った。
アイカ「シンヤ。」
レイカ「そのカードは一体...?」
シンヤ「決戦で使うに相応しいカードだ。」
ヘルヴィルゼンム「決戦...。」
デュレイヴィオス「エネミー治安ポリスの者達との最後の勝負の事ですね。」
リオリ「成程。」
ミーシャ「その為の切り札って事ね。」
ヒヨ「何だか凄い力を感じますぅ...!」
アッコ「どんな効果か楽しみだね!」
アーシャ「少なくとも並大抵のカードではないだろう。」
確かにシンヤの使うカードって基本破格な力を持ってるからね。
シンヤ「...このカードは面白い効果を持っているな。」
ラヌ「面白い効果ですか...?」
シンヤが手に取ったのは...何かの樹木のカード?
シンヤ「(オウカ達...次の対決が最後だ。)」
するとシンヤは立ち上がって室内に向かって行った。
ラヌ「所でマスター。マスターの叶えたい願いとは一体?」
確かにそれは気になる、今までそんな気は無かったのに...。ラヌの疑問にシンヤは立ち止まって。
シンヤ「...今はまだ、な。」
そう言って足を進めた。